遮音・吸音材料の基礎と開発動向、性能評価、応用展開【Live配信・WEBセミナー】

静粛性向上と軽量化を可能にする遮音・吸音材について
第一線で活躍する専門家から解説予定!

自動車軽量化に向けた遮音性能向上を目的に開発された音響メタマテリアルとは?
騒音抑制の効果(質量効率)を大きくする遮音・吸音材の最新開発動向!

セミナープログラム

【11:00-12:10】

第1部 吸音・遮音の基礎とメカニズム、評価、自動車への適用可能性

講師:日本音響エンジニアリング(株) 中川 博 氏

【講演主旨】
 自動車業界の大きなパラダイムシフト (EV化、自動運転) に伴い、自動車の商品価値における音響性能 (静粛性) の重要性は以前にも増して高まっています。その流れの中で、新規参入を含めた多くの企業が防音材の開発に取り組んでいますが、防音材の高性能化には、その基本となる吸音・遮音のメカニズムを十分理解することが欠かせません。本講座では、吸音・遮音の基礎から不織布の吸音メカニズムを紹介いたしますので、その中から新製品開発につながるヒントをつかんでいただければ幸いです。

【プログラム】
1.吸音・遮音の基礎
 1-1 音について
 1-2 音の反射・吸収・透過
 1-3 有限厚材料における吸音特性
 1-4 各種吸音材料
2.不織布を用いた防音材の開発
 2-1 防音とは
 2-2 不織布の音響特性
  2-2-1 吸音特性
  2-2-2 遮音特性
  2-2-3 不織布防音材の高性能化
3.不織布防音材の自動車への適用
 3-1 自動車騒音について
 3-2 自動車騒音の今後の動向
 3-3 自動車防音材に求められる性能
【質疑応答】


【13:00-14:10】

第2部 新規熱可塑性ポリオレフィンの開発と振動・騒音制御材としての展開

講師:三井化学(株) 中島 友則 氏

【キーワード】
1.制振
2.遮音
3.粘弾性制御

【講演主旨】
近年の自動車業界では、「車体の軽量化」と「静粛性の向上」の両立が強く求められています。重量を最小限に留めた騒音対策として、防音技術(遮音・吸音・制振・防振)が必要となります。本講演では、防音技術の概要、特にエラストマー材料による振動制御について説明します。さらに、三井化学(株)の新規熱可塑性ポリオレフィンの特徴と振動・騒音制御材料としての展開について紹介します。

【プログラム】
1.防音技術の概要

 1-1 自動車の騒音
 1-2 防音技術 遮音・吸音・制振・防振
 1-3 自動車用防音材料
2.エラストマーによる振動制御
 2-1 制振と防振
 2-2 エラストマーの動的粘弾性
3.新規熱可塑性ポリオレフィンABSORTOMER®と振動・騒音制御
 3-1 ABSORTOMER®とは?
 3-2 ABSORTOMER®を用いた複合化による粘弾性制御
 3-3 ABSORTOMER®を活用した振動・騒音制御
 3-4 制振性および遮音性の制御・評価事例について
4.まとめ
【質疑応答】


【14:20-15:30】

第3部 自動車吸音材の特徴と吸音性能評価、応用例、今後の展開

講師:クラレクラフレックス(株) 新井田 康朗 氏

【キーワード】
1.自動車用吸音材
2.極細繊維
3.軽量化

【講演主旨】
自動車には内装材をはじめ様々な部位に吸音材が用いられていますが、近年は快適性重視の方向からその必要性が高まり、さらには電気自動車の普及による新たなニーズも具現化してきています。本講演では、こうした自動車用吸音材の基本的な素材構成から部位による個別の要求特性、さらに今後の技術方向について、弊社品を含む具体的な吸音材製品の事例を挙げながら解説します。

【プログラム】
1.不織布の分類と使用素材・製造方法
2.自動車における不織布の用途
 2-1 部位と使用目的
 2-2 技術進歩の動向
 2-3 自動車用不織布メーカー
3.音に関する基本事項~建築用途との比較を交え
4.自動車用吸音材の現状
 4-1 内装材
 4-2 エンジン周辺
 4-3 その他
5.音対策における不織布の課題と展望
 5-1 高性能化
 5-2 軽量化・省スペース化
 5-3  安全性・難燃性
 5-4 環境対応
6.まとめ
【質疑応答】


【15:40-16:50】

第4部 遮音性能向上を実現する音響メタマテリアルの開発と特性、用途例

講師:工学院大学 山本 崇史 氏

【プログラム近日公開】

セミナー講師

第1部:日本音響エンジニアリング(株) ソリューション事業部 技術部長 中川 博 氏

第2部:三井化学(株) 高分子材料研究所 主席研究員 中島 友則 氏

第3部:クラレクラフレックス(株) 社長付 新井田 康朗 氏

第4部:工学院大学 工学部 機械工学科 教授 山本 崇史 氏

セミナー受講料

【1名】55,000円(税込、資料代を含む)
※2名目以降は1名につき11,000円(税込、資料代を含む)


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


11:00

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

自動車技術   繊維技術   高分子・樹脂材料

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


11:00

受講料

55,000円(税込)/人

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全国

主催者

キーワード

自動車技術   繊維技術   高分子・樹脂材料

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