吸音・遮音2日間セミナー 吸音・遮音【基礎理論コース】 + 吸音・遮音【材料コース】

[1日目]
 吸音・遮音・防振の基礎理論と
 その測定・評価を正しく理解する講座


[2日目]
 遮音・吸音材料の特性発現メカニズムと
 選定・材料設計のポイント


★ 騒音対策・制御に求められる、遮音・吸音技術。
  基礎理論から材料設計へのポイントまで!


1日目のみのお申込みは https://www.monodukuri.com/seminars/detail/1402 から
2日目のみのお申込みは https://www.monodukuri.com/seminars/detail/1354 から


開催日時


[1日目] 2017年8月25日(金)  10:30~16:30
[2日目] 2017年8月28日(月)  13:00~16:30


講師


[1日目] 8月25日(金) 10:30~16:30
 吸音・遮音・防振の基礎理論とその測定・評価を正しく理解する講座
 京都大学 名誉教授 高橋 大弐 氏


[2日目] 8月28日(月) 13:00~16:30
 遮音・吸音材料の特性発現メカニズムと選定・材料設計のポイント
 
エム・ワイ・アクーステク 代表 山口 道征 氏 【元・(株)ブリヂストン】


受講料


64,800円 ( S&T会員受講料 61,560円 )


(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン(1名あたり定価半額 の32,400円)】
※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。


プログラム


[1日目] 8月25日(金) 10:30~16:30
吸音・遮音・防振の基礎理論とその測定・評価を正しく理解する講座

~対策を考えるうえで重要な基礎理論を徹底学習~​

<趣旨>
 騒音・振動問題に関しては吸音と遮音及び防振は必須項目であり、関連の基礎理論を理解することが対策を考えるうえで重要となります。
 当講座では「なぜ吸音するのか」「遮音のメカニズムは何か」といった物理現象としての本質に主眼に置いて解説します。また、音の測定に関しパソコンでのデジタル処理の基礎について概説します。

<得られる知識、技術>
 関連の基礎理論を理解することが対策を考えるうえで最も重要であり、この理解があって初めて有効な吸音・遮音構造体の選択、あるいは新たな吸音・遮音材料を創り出すことも可能となります。
 当講座では、吸音・遮音・防振に関係する問題においてどのような対策ができるかの幅広い選択が可能となるような知識・技術が得られることを目指します。

<プログラム>
1.音と振動の基礎事項
 1.1 音の物理と心理的効果
 1.2 音って何?
  1.2.1 音の大きさ
  1.2.2 音の高さ
  1.2.3 音色
 1.3 音の反射・吸収・透過

2.吸音の基礎理論
 2.1 吸音とインピーダンス
 2.2 吸音のメカニズム
  2.2.1 多孔質型吸音
     ・なぜ吸音する?
     ・吸音を表現するモデル
  2.2.2 板・膜振動型吸音
     ・なぜ吸音する?
     ・吸音を表現するモデル
     ・通気性の影響
  2.2.3 共鳴器型吸音
     ・なぜ吸音する?
     ・応用例
 2.3 微細穿孔板(MPP)の吸音
  2.3.1 吸音を表現するモデル
  2.3.2 板振動の影響
  2.3.3 MPPの応用
 2.4 吸音率の測定
 2.5 吸音による減音効果
  2.5.1 残響理論
  2.5.2 残響理論に基づく吸音の減音効果

3.遮音の基礎理論
 3.1 振動と音の伝搬
 3.2 遮音のメカニズム:隙間のない壁体をなぜ音が透過する?
 3.3 空気音の遮音
  3.3.1 一重板の遮音理論
     ・音の透過を表現するモデル
     ・どうしたら遮音性能を上げられるか
  3.3.2二重板の遮音理論
     ・音の透過を表現するモデル
     ・空気層があることによる新たな問題
     ・どうしたら遮音性能を上げられるか
  3.3.3 空気音の遮音性能測定と評価
 3.4 個体音の遮音
  3.4.1 個体音とは?
  3.4.2 個体音の実態と対策
 3.5 床衝撃音
  3.5.1 床衝撃音の実態と対策
  3.5.2 床衝撃音の測定と評価

4.防振の基礎理論
 4.1 振動伝達の簡易モデル
 4.2 防振の考え方
 4.3 ダンピングの測定と応用

5.音の測定と信号処理の基礎
 5.1 音響測定一般
 5.2 信号処理の基礎
 5.3 デモンストレーション

 □質疑応答・名刺交換□
 
[2日目] 8月28日(月) 13:00~16:30
遮音・吸音材料の特性発現メカニズムと選定・材料設計のポイント

~騒音・振動現象と材料からの対策・アプローチ~
 
<趣旨>
 騒音を防ぐ技術としての遮音・吸音のメカニズムについて平易に解説いたします。騒音制御に関連する音・振動の基礎、遮音材料、吸音材料の特性の発現メカニズム、材料の適用方法の留意点、材料設計のポイントなどについて解説いたします。
 昨今の省力化、軽量化の要求から多孔質吸音材料を遮音材料として適用する事例が多々あり、そのメカニズム、適用方法などにつても解説いたします。

<得られる知識・技術>
 騒音制御の基礎知識。

<プログラム>
1.騒音・振動現象の物理
 1.1 騒音・振動と媒質
 1.2 媒質中の波動現象
 1.3 波動現象のエネルギ表現
 1.4 騒音と心理

2.騒音対策の基礎
 2.1 対策の形態
 2.2 音の反射、吸収、透過
 2.3 遮音材料(単板の遮音、積層構造の遮音)
 2.4 吸音材料(多孔質材料)

3.騒音対策の適用
 3.1 遮音材料
  3.1.1 遮音と制振
  3.1.2 遮音と材料物性について
  3.1.3 遮音欠損について
 3.2 多孔質吸音材料
  3.2.1 材料に関わる音波の振る舞い
  3.2.2 音響管による特性評価
  3.2.3 繊維系および軟質発泡系材料について
  3.2.4 吸音率の意味
  3.2.5 吸音理論について

 □質疑応答・名刺交換□


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

64,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

機械技術   環境マネジメント

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

64,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

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機械技術   環境マネジメント

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