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ノイズ対策の基礎と実践を、数式を極力使わずに解説!
難解な方程式、行き届かない対策本が壁になっている方へ
セミナー趣旨
電子機器の開発の中で、商品化直前に行われるEMC(電磁両立性)試験は、設計段階から対応策を考えておかないと、後戻りが大きく、適合が難しい試験の1つです。試験規格も、年々複雑に、また、厳しくなっており「相手を知って対策を練ること」は商品をスムーズに導入するための必須のプロセスになっています。
一方、職場では、ノイズに詳しいベテランが退職した後に、若手が技術を伝承されずに困るケースも多く発生しています。ノイズ技術は、書物からだけでは実体験がないと伝承が難しく、開発サイクルも短い現在では、失敗を繰返しながら成長する、昔のような効果は期待できません。
本セミナーは、そのような方々を対象に、数式を極力使わず、「なぜそういう対策を取るのか」を学べるようにしました。そして、設計段階ではノイズに対処した設計が独力ででき、電波暗室では現物を前にして、どこをどう攻めれば良いかが分かる、実践的な内容としました。
セミナープログラム
- ノイズの基礎とEMC
- 電子機器とノイズ
- 電子機器と電磁エネルギー
- ノイズの定義
- 電子機器の干渉とEMC
- エネルギーの出入りとEMC
- ノイズの時間的特性
- ノイズの伝達経路
- 3つの観点
- 具体的ノイズ源とその特性
- ノイズの物理
- ノイズと電磁気学
- 交流の基礎知識
- 交流とスペクトル
- 見えないLとC
- 共振現象とノイズ
- 電磁波の発生
- 電磁波とアンテナ
- コモンモードとノーマルモード
- ノイズの計測・評価
- ノイズ計測とデシベル
- 高速波形の測定
- スペクトル測定の要点
- 電波暗室とレシーバ
- 電子機器とノイズ
- 共通EMC規格とその意味
- EMC規格試験の目的
- エミッション試験
- 雑音端子電圧
- 雑音電界強度
- 電源高調波
- フリッカ
- イミュニティ試験
- 静電気放電
- 放射イミュニティ
- ファーストトランジェント・バースト
- 雷サージ
- 伝導イミュニティ
- 電源周波数磁界
- 電源電圧ディップ・瞬停
- ノイズ対策の基礎と実践
- ノイズ問題の特質と解決法
- 素早く本質を掴む実験
- 再現性を確保する手法
- 効率の良い試行錯誤とは
- ノイズの発生源を抑える
- 伝達経路を断つ
- ノイズ耐性を上げる
- 設計時の対策技術
- 回路・基板
- 機内・機外ケーブル
- フレーム・筐体
- 既製品・外部設計品
- 設計後の対策技術
- フェライトコア類
- フィルタ
- シールド・GND強化部材
- 電磁波吸収体
- ノイズ問題の特質と解決法
セミナー講師
倉西技術士事務所 所長 倉西 英明(くらにし ひであき) 氏
セミナー受講料
お1人様受講の場合 51,700円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
受講について
- 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
- インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
- 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
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