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生体適合性向上のための表面処理技術を詳解!
生体材料のタンパク質吸着性や細胞接着性も解説
セミナー趣旨
生体適合性向上のための表面処理技術(主としてウェットプロセス)について、セラミックス、ポリマーの表面処理技術も交えて解説する。さらに生体材料としてのin vitroならびにin vivo評価法(硬組織適合性、軟組織適合性、抗炎症性、抗菌性)についても実験結果を基に概説する。さらに最新の研究結果に基づいて、従来の表面処理法や評価法を振り返り、発想の転換により、金属、セラミックス、ポリマーという材質にとらわれない、これからの新しい生体材料開発の進むべき方向について解説する。上記内容に関連して、生体材料のタンパク質吸着性や細胞接着性についても説明する。この分野においては、いかに思い込みや迷信、拡大解釈が多いかを実感していただきたい。さらに、材料の工業的展開において、その表面の親水性・疎水性制御がその後の処理にどれだけ大きな影響をおよぼしているか、そして多くの人がそれに気づいていないかを認識していただきたい。
習得できる知識
・金属系生体材料の表面処理技術
・セラミックス、ポリマーの表面処理技術
・湿式表面処理の前処理
・各種材料の親水性・疎水性の制御方法と生体材料・工業材料への展開
・生体材料の生体適合性評価法(in vitro、in vivo、硬組織適合性、軟組織適合性)
・生体材料のタンパク質吸着性や細胞接着性評価の結果の考え方
セミナープログラム
1 イントロダクション
1.1 コーティング技術と皮膜特性
1.2 生体材料としての評価(in vitro、in vivo)
1.3 その評価法で正しく生体適合性を評価できているか?
2 TiO2コーティング(ドライ、ウェット)
2.1 コーティング技術と皮膜特性
2.2 生体適合性に影響をおよぼす因子(in vivo)
(皮膜製造プロセス、表面粗さ、皮膜中含有イオン)
2.3 生体適合性物質は存在するのか?
2.4 生体適合性材料の表面はどうあるべきか?
3 化学的材料表面特性と生体適合性(金属、セラミックス、ポリマー)
3.1 表面にコーティング層を形成せずとも親水化・疎水化が可能か?
3.2 材料表面の親水性、疎水性は何で決まるか?
3.3 金属、セラミックス、ポリマー表面の親水化・疎水化
3.4 表面親水性は維持できるか?
3.5 親水性・疎水性表面インプラントの生体適合性
(硬組織適合性、軟組織適合性、抗炎症性、抗菌性)
3.6 親水性表面の工業的展開
4 材料の生体適合性とタンパク質吸着性、細胞接着性
4.1 親水性表面・疎水性表面とタンパク質吸着性、細胞接着性
4.2 細胞接着性タンパク質と細胞非接着性タンパク質
(細胞接着に必要なタンパク質は何だろう)
4.3 タンパク質吸着インプラント製造プロセスと生体適合性
<質疑応答>
セミナー講師
名古屋大学 未来社会創造機構 マテリアルイノベーション研究所 特任教授 博士(工学) 黒田 健介 先生
セミナー受講料
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
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配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
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開催日時
10:30 ~
受講料
47,300円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
医療機器・医療材料技術 金属材料 無機材料
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