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抗体品質を向上させるCHO細胞株構築は可能か?
培養プロセスにおける凝集形成については、
そのメカニズムも含めて基礎的な知見を含めた研究開発の実例が少ない、、、
CHO細胞培養プロセスにおける凝集抗体形成とその抑制法、
さらに凝集を抑えるための細胞株構築を解説
【ここがポイント ~こんな事が学べます】
◎CHO細胞培養プロセスの抗体凝集の概観
◎培養プロセスにおける凝集抗体の発生メカニズム
◎難発現性抗体の凝集抗体形成
◎抗体品質向上のための細胞構築
セミナー趣旨
抗体医薬品生産プロセスにおいて、生産培養、抗体精製、製剤化の各過程において凝集抗体が形成されることが報告されている。なかでも培養プロセスにおける凝集形成については、そのメカニズムも含めて基礎的な知見を含めた研究開発の実例が少ない。本講演では抗体生産CHO細胞の培養プロセスにおける凝集抗体の形成とその抑制法、さらに凝集を抑えるための細胞株構築などに関するアカデミア研究のシーズ技術開発を紹介する。
セミナープログラム
1.はじめに
●バイオプロセスにおける抗体凝集
●細胞培養中の抗体凝集に関する研究報告例
2.細胞培養プロセスにおける凝集抗体形成機構
●ケミカルシャペロン添加による難発現性抗体の凝集抑制の試み
●抗体生産CHO細胞からの凝集抗体分泌とその構造的特徴
3.抗体品質を向上させるCHO細胞株構築は可能か?
●細胞工学、培養工学の観点からの抗体品質向上アプローチ
●合理的細胞設計へ向けて
□質疑応答□
セミナー講師
徳島大学 社会産業理工学研究部 助教 理学博士 鬼塚 正義 氏
[主な研究・業務]
細胞工学・培養工学・蛋白質科学に基づいた抗体医薬品生産に関する基礎研究を行っています。
[1]難発現性抗体/非天然型抗体の発現株構築(CHO細胞、大腸菌)と品質分析(抗体安定性/凝集性、糖鎖構造解析)
[2]高品質化のための培養工学(CHO細胞:10Lスケール、大腸菌:3Lスケール)、メタボローム解析、抗凝集培地の開発
[3]高生産・高品質化を目指した宿主細胞の改良
[業界での関連活動]
次世代バイオ医薬品製造技術研究組合(AMED 国際基準に適合した次世代抗体医薬等の製造技術)
セミナー受講料
22,000円( S&T会員受講料20,900円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
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受講について
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配布資料
- 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送)
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