以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
~基本的考え方と性能向上のための要素・システム設計技術~
講師
公共投資ジャーナル社 論説主幹 トーカロ(株) 取締役 工学博士 吉葉 正行 氏
<ご活躍>
(1)厚生省/廃棄物研究財団「焼却処理施設におけるエネルギー転換推進研究委員会」委員 (平成3~6年度)
(2)通産省/NEDO「高効率廃棄物発電技術開発委員会」委員 (平成3~11年度)
(3)東京都清掃局「清掃工場高効率発電材料検討委員会」委員長代理 (平成7~10年度)
(4)経産省/発電技検「火力関係設備効率化技術調査委員会」委員 (平成18~22年度)
(5)環境省/日本環境衛生センター「廃棄物処理施設におけるストックマネージメント手法導入検討会」委員(平成21年度)
(6)防衛省防衛装備庁「安全保障技術研究推進委員会」委員(平成27年度~)
(7)東京都環境局「廃棄物処理施設の審査に係る専門委員会」副委員長(平成27年度~)
他、40件
受講料
R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名で申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
(まだR&D会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
習得できる知識
耐熱耐食コーティングシステムを含めた耐熱金属材料の高温酸化や高温腐食による材料損傷劣化問題と高温強度特性への環境効果に関する基本を理解するとともに,ガスタービン,ジェットエンジン,ボイラなど各種実機プラントやエンジンにおける損傷要因とその対策などに関して損傷解析事例に基づいてリスクベースの設計技術の指針を提供する.
趣旨
環境-エネルギー関連の課題を解決するうえで,各種プラントやエンジン等の高温高効率化が至上命題となっているが,これらの高温部材の設計に際しては,応力因子に着目した強度特性に基づいて材料選択や運転条件が決定される.しかし,実稼働における部材の耐用寿命や安定操業性に対しては,高温酸化や高温腐食などに対する耐環境特性が重大な影響因子であり,これらの損傷要因によって寿命が決定される場合も多く,高温強度特性劣化も著しく影響(劣化)を受ける.
本講では,高温酸化や高温腐食に関するこれまでの基本的知見や最新情報を紹介するとともに,複合的損傷劣化要因の考え方や克服法などを提示し,さらに今後の技術課題や施策面での展望などについても言及する.
プログラム
1.高温腐食環境の多様性
1-1.背景 –環境-エネルギー問題の最新動向-
1-2.高温腐食環境の多様性
2.高温酸化・高温腐食の基礎と実際
2-1.保護性酸化皮膜の形成条件と適用限界
2-2.保護性酸化皮膜の破損要因と様式
2-3.高温腐食のメカニズム
2-4.高温腐食試験法(JIS & ISO)
3.耐環境特性に基づく実践的設計技術
3-1.設計・運転制御技術
3-2.材料技術
3-3.耐熱・耐食コーティング技術
4.腐食-応力同時作用効果問題
4-1.基本的考え方
4.2.材料学的対応策
5.耐環境特性に関する将来展望と課題
5-1.化石燃料発電プラントにおける高温高効率化技術と材料技術
5-2.廃棄物・バイオマス発電の高効率化技術と課題
6.総括
キーワード 高温酸化,高温腐食,プラント,コーティング,研修,講演,セミナー
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