初心者向けセミナーです 空中ディスプレイの基礎から技術面のポイント、最新動向・展望まで<Zoomによるオンラインセミナー>

コロナ禍の非接触・タッチレス技術としても注目を集める
空中ディスプレイのセミナー!

方式ごとのメリット・デメリット交えた空中ディスプレイの原理から、
視覚・触覚に訴える空中ディスプレイの応用、最新研究までを詳解!

①Zoomでの受講が難しい方へ;Zoomを介さず視聴できるライブ配信形式での受講も可能です。
 本形式を希望の方は申込フォーム備考欄に【ライブ配信希望】とご記入ください。
 Zoomとの同時受講はできません。

※備考欄にご記入のない場合は【Zoom】となります。

セミナー趣旨

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、非接触・タッチレス技術が注目を集めています。空中ディスプレイは物理的な接触なしにパネル操作を可能にする新しい常態下でのインターフェースになると期待されています。スクリーンや霧などを使うことなしに、なぜ空中に映像を形成できるのでしょうか?人間の奥行き知覚の原理から空中ディスプレイ技術を解説します。
 つぎに、LEDの空中結像や熱の空中結像に適した反射型光学素子(CMA)について紹介します。空中に映像だけでなく、熱を集める空中ヒーターが可能になります。
 さらに、ATMの空中ボタンなどへの応用が進められている、再帰反射による空中結像(AIRR)について詳しく説明します。
 最後に、空中ディスプレイの社会実装に向けた取り組みについて、講演者がプロジェクトリーダーとして進めているIEC(国際電気標準会議)におけるAerial Displayの国際標準化に向けた動きなども含めて解説します。


【後日Zoomを用いた個別相談会を実施します!】

※希望者のみ/先着5名様までで、以下の通り実施します。
 参加希望の方はお申込みフォームの備考欄に「個別相談会希望」とご記入ください。

○日程:2020年11月12日(木) 10:00~11:30の時間内で1人10分
○料金:2,200円(税込)
○形式:山本先生と受講者の方、1対1でのミーティング形式
○その他:
 ・写真、動画、実機、データ等の打合せに関する情報の事前送付および当日それらをお見せしながらの打合せも可
 ・上記日程での参加が難しい方は、備考欄にその旨ご記入ください。

受講対象・レベル

・操作パネルの非接触化に興味をお持ちの方
・ディスプレイ部材・技術リソースを空中ディスプレイに応用されたい方
・空中ディスプレイの産業化に興味のある方

必要な予備知識

特に必要な予備知識を必要としません。

習得できる知識

・空中ディスプレイ技術の基礎知識
・各種ある空中ディスプレイ方式のメリットとデメリット
・タッチレス空中インターフェースの実用化のポイント
など

セミナープログラム

1.ディスプレイとは何か?
 1)世界最古のディスプレイ
 2)近未来のディスプレイ
 3)夢のディスプレイ

2.3Dディスプレイの基礎
 1)視覚による奥行き知覚のメカニズム
 2)滑らかな運動視差の重要性
 3)空中ディスプレイ誕生の背景

3.反射型の素子による空中結像
 1)LEDサインの空中結像であれば、地方大学の設備でも作れる。
 2)空中に熱を収束できれば目の不自由な方むけのサインにもなり得る。
 3)CMAは、光、熱、だけでなく、音も収束できる。

4.空中ディスプレイ技術をオープンカーの暖房に応用できるだろうか?
 1)空調機エンジニアとの出会い
 2)手作りで低コストで作れる空中ヒーター素子:SPA
 3)より温かい空中ヒーターを可能にする素子:WARM

5.再帰反射による空中結像(AIRR)
 1)再帰反射素子は、もっとも大量に生産がなされている光学素子の一つ
 2)空中結像の原理
 3)高校生から80歳の方までを対象に「b-AIRR」の工作授業を実施

6.最新の空中ディスプレイの研究と開発
 1)空中スクリーンのポップアップ感をわかりやすくする「R2D2」
 2)3D映像の空中表示
 3)触ると温かい空中映像の形成
 4)空中プロンプター表示
 5)テレビ会議での視線一致を可能にするシースルー空中表示

7.空中ディスプレイ産業の発展に向けて
 1)AIRRが東京モーターショーでデビュー
 2)空中ディスプレイの利用が期待される分野
 3)国際標準化の動向

<質疑応答>

■ご講演中のキーワード:

空中ディスプレイ、AIRR(再帰反射による空中結像)、CMA(直交ミラーアレイ)、WARM(2層矩形ミラーアレイ)、空中ヒーター、非接触インターフェース

セミナー講師

宇都宮大学 工学部 基盤工学科 教授 山本 裕紹 先生

■ご略歴:
1994年 東京大学工学部計数工学科卒。
1996年 東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程修了。
1996年 徳島大学工学部光応用工学科助手。
2008年 東京大学大学院情報理工学研究科より学位授与。博士(情報理工学)。
2009年 徳島大学大学院ソシオテクノサイエンス研究部講師。
2014年 宇都宮大学オプティクス教育研究センター准教授。
2014年 徳島大学客員准教授。
2019年 宇都宮大学工学部基盤工学科 教授。
現在に至る。
■ご専門および得意な分野・研究:
空中ディスプレイ、3Dディスプレイ、セキュアディスプレイなどの情報フォトニクス分野を専門とする。
■本テーマ関連学協会でのご活動:
・日本光学会:機関誌「光学」副編集委員長
・応用物理学会:講演会企画運営委員、大分類3(光・フォトニクス)代表
・IDW(International Display Workshops):Workshop on FMC: Committee Chair
・LDC2021: Program Committee Vice Co-Chair
・IEC/TC110/WG6/PWI Aerial Display: Project Leader
・(一社)電子情報技術産業協会 DD標準化委員会 WG6対応プロジェクト 客員
・(一財)光産業技術振興協会 ロードマップ策定委員会 委員

セミナー受講料

1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
  *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
    お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
    お申込みは4営業日前までを推奨します。
    それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
    テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

※Zoomでの受講が難しい方へ;セミナー動画のライブ配信
(ライブエンコーダーを用いた同時ストリーミング配信)です。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

電子デバイス・部品   光学技術   VR(仮想現実)/AR(拡張現実)

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

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全国

主催者

キーワード

電子デバイス・部品   光学技術   VR(仮想現実)/AR(拡張現実)

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