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DEMによる粉体プロセスの高効率化・最適化を
行うために知っておきたい基礎知識
離散要素法(Discrete Element Method: DEM)とは何か?何ができるのか?どう使うのか?
DEMの基礎知識と実際の粉体プロセスへの最新活用事例について解説!
受講料
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
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※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
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※他の割引は併用できません。
講師
大阪府立大学 大学院工学研究科 化学工学分野 准教授 仲村 英也 氏
【受賞】
・第22回 粉体工学研究奨励賞 受賞 (2014年)
・Asian Particle Technology Symposium 2012 (APT2012) Best Poster Award 受賞 (2012年)
・化学工学会 粒子・流体プロセス部会 第17回流動化・粒子プロセッシングシンポジウム
シンポジウム賞 研究部門 受賞 (2011年)
趣旨
離散要素法(Discrete Element Method: DEM)は、粉体の挙動を計算するシミュレーション手法であり、粉体プロセスの設計や最適化への活用が進んでいます。そこで、本セミナーでは、DEMの基礎知識について解説するとともに、実際の粉体プロセスへの最新活用事例について概説します。
具体的には、はじめに、DEMとはどんな計算手法なのか?についてなるべく数式を使わずに分かりやすく説明した後に、流動層や空気輸送のような固気混相流れのシミュレーションに用いられる、DEMとCFD(数値流体力学: Computational Fluid Dynamics)のカップリング法について紹介。さらに、造粒プロセスを取り上げ、DEMを用いた造粒プロセスの解析・設計・最適化の研究事例について概説します。最後に、現状のDEMでできることとできないことについてまとめるとともに、最新の研究動向についてもお話する予定です。
プログラム
1.離散要素法(DEM)の基礎
1.1 DEMとはどういう計算方法か?その全体像の概説
1.2 粒子運動挙動の計算方法
1.3 粒子間接触力の計算方法
1.4 モデルパラメータの物理的な意味
2.数値流体力学(CFD)の基礎と、DEM-CFDカップリング計算の基礎
2.1 CFDとはどういう計算方法か?その全体像の概説
2.2 DEMとCFDを組み合わせた計算手法:DEM-CFDカップリングモデル
3.DEMを用いた造粒プロセスの設計・最適化
3.1 造粒プロセスの概説
3.2 DEMを用いた造粒プロセスの解析・設計・最適化の研究事例
3.3 DEMを活用した撹拌型造粒機のスケールアップ
3.4 まとめ:現状のDEMでできること・できないこと
3.5 造粒現象の予測に向けた最新研究動向の紹介
□ 質疑応答 □
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