以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
超高速大容量通信、超高信頼低遅延通信、
多数同時接続の到来を把握!
5Gで何が出来るか、何が変わるか、技術の徹底把握
実現するための新しい無線通信物理層、システムアーキテクチャに関する技術とは!
ローカル5Gと競合する無線LANの技術、動向も解説いたします。
このセミナーは、【会場受講】の他に、
【Live配信】または【アーカイブ受講(撮影した動画)】の
3つのパターンのうち、いずれかの方法でご受講が可能です。
【会場受講・Live配信】
2020年9月28日(月) 10:30~16:30
【WEBセミナー(アーカイブ)受講】
2020年10月8日(木) ごろ配信開始予定(視聴可能期間:約10日間)
セミナー趣旨
5Gは、超高速大容量通信、超高信頼低遅延通信、多数同時接続(IoT)の異なる3種類のサービスを提供する公衆網である。ローカル5Gは、5Gの技術を用いて企業向けを中心に数百m四方の特定領域内で5Gが提供する3種類の サービスを利用できる自営網である。ローカル5Gは「公衆網のように輻輳しない」、「必要な場所・期間に 柔軟に構築できる」、「データがローカルに留まる」という特徴がある。
講演では、2020年に本格的なサービスが開始された5Gの技術を、2020年3月に規格化されたフル仕様も含め詳しく解説した後、ローカル5Gの利用イメージ、運用条件、費用、アプリケーション、適用する5G技術、競合する無線LAN等の最新動向についても詳しく述べる。
習得できる知識
5G、ローカル5Gを実現するための新しい無線通信物理層、システムアーキテクチャに関する技術。特に、超高速大容量通信、超高信頼低遅延通信、多数同時接続(IoT)のサービスを提供するための個々の実現技術。5G、ローカル5Gを利用した時のアプリケーション。ローカル5Gと競合する無線LANの最新技術、動向。
セミナープログラム
1.携帯電話網の標準化機関と動向
1.1 3GPPとITU/ITU-R
1.2 携帯電話網の変遷
2.3GPPとITUの組織構成と活動
2.1 3GPP
2.2 ITU-RとITU-T
3.5G携帯電話網
3.1 5Gに向けた3GPPの活動
3.2 5Gの利用シナリオ、要求条件、
3.3 3種類のサービス: eMBB(超高速通信)、URLLC(超高信頼・低遅延)、mMTC(多数同時接続、IoT/LPWA対応)
3.4 IoT向けのLPWAとmMTC
(1) LPWAとIoTシステム
(2) 独自仕様のLPWAとLTE版LPWA
(3) 4GのLTE版LPWAから5GのmMTCへ
3.5 5Gの技術概要
(1) 物理層Ⅰ: 全体概要
① 周波数利用率向上
*MUST符号化方式とNOMA、Filtered-OFDM、Massive MIMO
② 周波数帯域の拡大
③ 高密度ネットワーク
*デュアルコネクティビティ、高度化C-RAN、C/U分離、スモールセル
(2) 物理層Ⅱ: リリース15(2018.6に完了)の5G基本仕様
① 5Gアクセス網(NR)の主要諸元
② 5Gアクセス網標準仕様 - 高速化大容量化
*広い周波数レンジへの対応、広帯域への対応、Scalable numerology/Short TTI、
新チャネル符号化(誤り訂正符号(LDPC/Polar符号)、
Massive MIMO/アクティブアンテナ・ビームフォーミング
③ 5Gアクセス網標準仕様 – 低遅延化
*Short TTI、高速再送制御Fast HARQ-ACK
(3) 使用周波数(ITU-R WRC、国内における検討詳細)
(4) ネットワーク概要
① 4Gと5Gのネットワークアーキテクチャ比較
② RAN-CNアーキテクチャ(NSA(4Gと5Gのハイブリッド)とSA(5Gのみのスタンドアロン))
③ コアネットワーク
④ 5Gネットワークの進展推移
(5) システムアーキテクチャの技術要素
① ネットワーク仮想化(SDN/NFV、MANO、ネットワークスライシング)
② MEC
③ SON(自己組織化ネットワーク)
(6) 車に関するV2X(C-V2X vs. DSRC)と自動運転支援
(7) 3種類のサービス(eMBB, URLLC, mMTC)の実現技術まとめ
(8) リリース16(2020.3に発行した5Gフル仕様)
① 時刻同期による産業用TSN(Time Sensitive Networking)との連携
② 低遅延化のためのコアネットワークCP(Control Plane)を通過しないLAN環境
③ NRによる高精度測位
④ ローカル5Gのサポート
⑤ IAB(Integrated Access and Backhaul。NRを時分割でバックホールまで用いる)
⑥ 車車間D2Dのサイドリンク
⑦ 固定アクセスと無線アクセスの両方をコアネットワークに収容
(9) 5Gのチップとモジュール
(10) 5Gのまとめ
(11) 2017-2020年の国内実証実験
3.6 3GPP、ITU以外の機関の動き - ETSI、5G PPP、oneM2M、OMA、NGMN、5GMF(国内)
4.6G携帯電話網の展望、課題
5.ローカル5G
5.1 ローカル5Gとは
5.2 ローカル5Gの利用イメージの詳細
5.3 ローカル5Gのコスト面での実現性
5.4 ローカル5Gの運用方法
(1) ローカル5Gの利用イメージ
(2) ローカル5Gの免許申請条件
5.5 ローカル5Gで実用化が期待されるアプリケーション
5.6 ローカル5Gのアプリケーションに適用される5G技術
5.7 ローカル5GとIoT/LPWA
5.8 ローカル5G vs. 無線LAN
(1) 5G/ローカル5G対無線LANの背景
(2) ローカル5Gと無線LANの競合
(3) IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6)の特徴
(4) 無線LANの今後の展開
5.9 ローカル5Gの導入シナリオ
□質疑応答・名刺交換□
(※ 会場受講者・・・質疑応答&名刺交換が可能です。講師メールに質問可能です。)
(※ Live受講者・・・チャット機能で質疑応答が可能です。講師メールに質問可能です。)
(※ アーカイブ受講者・・・講師メールに質問可能です。)
セミナー講師
千葉大学 名誉教授、工学博士 阪田 史郎 氏
【経歴】
1974年 早大理工電子通信修士卒
1974年 NEC入社(中央研究所)
1996年 パーソナルC&C研究所所長
1997-1999年(兼)奈良先端科学技術大学院大学客員教授
2000年 インターネットシステム研究所所長
2004年 千葉大学大学院教授
2019年 千葉大学名誉教授
【専門】
情報通信ネットワーク。現在は主に5G. ローカル5G、IoT、LPWA
【主たる単著書】
・マルチメディアとネットワークによるグループウェア実現技術、SRC(1992年)
・M2M無線ネットワーク技術と設計法、科学情報出版(2013年)
・無線通信の話、電気書院(2016年)
【学会活動】
1991年 電子情報通信学会 企画幹事
1997-1999年 情報処理学会 理事
2004年 電子情報通信学会 理事
2003-2004年 情報通信学会 監事
2006年 電子情報通信学会 評議員
2009年 電子情報通信学会 評議員
【受賞歴】
2001年 情報処理学会フェロー
2007年 電子情報通信学会フェロー
2007年 IEEE Fellow
2009年 総務省関東総合通信局長賞
2010年 電子情報通信学会顕彰功労賞
2017年 情報処理学会功績賞
セミナー受講料
49,500円( S&T会員受講料46,970円 ) ※資料・会場受講は昼食付
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( S&T会員受講料 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※備考欄に【テレワーク応援キャンペーン】とご記入のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。
配布資料
【会場受講】製本テキスト(当日会場にてお渡し)、PDFテキスト(印刷可)
【Live配信受講・アーカイブ受講】PDFテキスト(印刷可)のみ。
※PDFテキストは、セミナー開催日の2日前を目安にマイページからダウンロード可能になります。
※お申し込みの際、備考欄に【会場受講】または【Live配信】または【WEBセミナー】のいずれかをご記入ください。
※【Live配信】【WEBセミナー】の申込み受付の締切日も、会場受講のセミナー開催日までです。ご注意ください。
受講について
【Live配信セミナー】をご選択の場合、以下の流れ・受講内容となります。
※会場で受講の場合、このサービスは付与されませんのでご注意ください。
・当日のセミナーを、リアルタイムでお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・開催当日、S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
・セミナー資料はマイページからPDFダウンロードできます(印刷可)。
・開催日時にリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
【WEBセミナー】をご選択の場合、以下の流れ・受講内容となります。
※会場で受講の場合、このサービスは付与されませんのでご注意ください。
・当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・後日(開催終了後から10日以内を目途)に、ID,PWをメールにてご連絡申し上げます。
・視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・視聴期間は10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
・セミナー資料はマイページからPDFダウンロードできます(印刷可)。
・このセミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先を掲載)
【Live配信セミナー】または【WEBセミナー】をご希望の方は、下記受講条件をご確認ください。
(1)S&T会員登録が必須になります(マイページ機能を利用するため)
映像視聴、各種データのダウンロードなどにS&T会員マイページ機能(無料)を利用します。
(2)動画視聴・インターネット環境をご確認ください
セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
必ず、以下の視聴テストおよび視聴環境を事前にご確認いただいたうえで、お申し込みください。
≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】 ≫ 視聴環境
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
振動発電デバイスの特徴と原理、各方式の利点・制約、用途を解説
振動発電デバイスには、圧電方式、静電方式、電磁方式、磁歪方式という4つの主要な方式があります。これらの方式は、振動エネルギーを電気エネ... -
-
リチウム空気電池とは?リチウムイオン電池との違いや長所を解説
【目次】 リチウム空気電池とは リチウム空気電池は、その名の通り、リチウムと空気中の酸素を使用して電力を生成する次世代型の電池です... -
MEMS技術の新規事業応用:小型化、高感度、低消費電力の鍵要素
【目次】 圧電MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)は、微細な電子機械システムの一種で、圧電効...