以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
ゴム・プラスチック材料の破損・破壊に
影響を与える因子を解析するための
各種分析法について解説!
破面観察を対策につなげるための解析法とは?
セミナー趣旨
ゴム・プラスチック材料の破損・破壊に影響を与えるに因子を個別に解説し、なぜ破壊が起こるかを説明する。そして、破損・破壊に影響を与える因子を解析するための各種分析法について、解説する。同時に破面観察から得られた情報を基にその原因を解析する手法を事例交えて紹介する。
受講対象・レベル
ゴム・プラスチック材料の技術者、開発者
ゴム・プラスチック材料を用いた製品を扱う技術者、開発者、品質管理担当者
初級者、高校の化学レベル
習得できる知識
破壊のモードとメカニズム、破損・破壊の解析法、材料分析法
セミナープログラム
1.破壊の種類とそのメカニズム
1.1 強度に係わる因子
劣化、形状、材料、異物、ボイド
1.2 破壊力学における応力集中
1.3 各種破壊現象概論
1.3.1 脆性破壊とその特徴
1.3.2 延性破壊とその特徴
1.3.3 疲労破壊とその特徴
1.3.4 環境応力亀裂、溶剤亀裂とその特徴
1.3.5 オゾンクラックとその特徴
2.破壊・破損の解析法
2.1 解析アプローチ
2.2 外観観察 形状、ウェルドラインなど
2.3 破面解析法と得られる情報
2.4 化学分析における前処理法
2.5 劣化分析法
FT-IR、DSCによる酸化開始温度、GPC、TG、ESR、NMR、XPS、EPMA
2.6 材料分析法
元素分析、分離分析、化学構造解析、形態観察、組成分析(熱分析)
2.7 分子量及び分子量分布分析法
2.8 架橋密度の分析・評価法
2.9 不均一性の分析
2.9.1 残留ひずみ
2.9.2 分散
3.各種ポリマーの弱点
4.破壊・破損解析及び対策事例
4.1 加硫ゴムの破壊・破損
4.1.1 加硫ゴムのオゾン劣化
4.1.2 NBRの加硫不足による裂け
4.1.3 NRの加硫時の水分が寿命に与える影響
4.2 プラスチックの破壊・破損
4.2.1 ポリアミド6の酸化チタンによる光劣化
4.2.2 ポリカーボネートの溶剤亀裂
4.2.3 ポリ塩化ビニルの疲労劣化
4.2.4 分散状態に起因した破壊
4.2.5 ポリアセタールギアのオーバーヒーティングによる劣化破損 など
キーワード
材料,ゴム,プラスチック,劣化,寿命,樹脂,破面,講習会,研修
セミナー講師
(一財)化学物質評価研究機構 東京事業所
高分子技術部 課長 博士 (工学) 仲山 和海 氏
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
シリカとプラスチック、アンチブロッキング剤とシリカ
【記事要約】 今回、プラスチックと合成シリカの関係について、フィルムのアンチブロッキング剤への使用を例にについて解説します。合成シリ... -
シリカの構造、次世代のシリカ材料、希少価値の高いシリカとは
【記事要約】 SiO2の結晶構造には、低温型石英、高温型石英、 低温型トリディマイト、高温型トリディマイト、低温型クリストバライト、... -
シリカとクラーク数、なぜクラーク数は意味が無い数値といわれているのか
【目次】 1. 元素の存在割合 シリカ(英:silica)の組成式は、SiO2で表すことができ、二酸化ケイ素(Si... -
ポアソン比とはどういう意味?求め方やヤング率との関係、活用例を解説
機械装置や構造物などの設計で、構造計算や材料の強度計算をする際に登場する数値のひとつに「ポアソン比」があります。よく使う数値で言葉には馴染みがあり、意...