以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
『品質トラブル・事故ゼロの実現』
~再発防止だけでは不十分、リスクの気付きで未然防止~
セミナー趣旨
私たちの周りでは、さまざまなトラブルや事故が起こっています。そのたびに再発防止が叫ばれていますが、再発は一向に止まりません。それは、「未然防止」ができていないからです。本セミナーでは、トラブル・事故発生時の緊急対応、再発防止での根本原因の究明、そして未然防止におけるリスクの気付きを通して、トラブル・事故ゼロの実現方法についてお伝えします。
<目的>
☑ トラブルを起こさないコミュニケーションが身に付きます。
☑ トラブルの根本原因を追究する手法が学べます。
☑ 問題を解決する人材を育成できます。
☑ トラブル処理がなくなり、残業削減で働き方改革が実現します。
☑ トラブルのない組織を構築できます。
受講対象・レベル
製造業における全部門が対象で実務を管理されている方。
(対象:部長、課長、リーダー、主任クラス)
セミナープログラム
- 業務上のトラブル・不祥事・事故の現状
- 業務上のトラブルとは
- 事故の現状
- なぜ、すべてのトラブル・事故の未然防止が可能か
- なぜトラブル・事故が起こるか 原因は人間のミス(ヒューマンエラー)
- ミスを誘発する人間の習性と脳のクセ
- ミスの4つのパターン
- ミスする人間の行動心理
- ミスはなくせるか
- 未然防止の概要
- 未然防止3ステップ対策
- 第1ステップ:緊急対応
- 第2ステップ:再発防止
- 第3ステップ:未然防止
- 未然防止の留意点
- 現場の無理を見逃すな
- リスクに気づく習慣は日ごろの訓練から
- 4M/3H 変化点管理
- 業務マニュアルの作成方法
- 失敗学を活用した将来リスクに気づくワザ
- コミュニケーションミスによるトラブル防止
- 「結果良ければすべてよし」の間違い
- 鳥の目、蟻の目、第3者の目
- 未然防止のPDCAサイクルの回し方
- 未然防止の目標設定とプロセス評価
- 未然防止で働き方改革(生産性向上と残業削減)
- 失敗事例と成功事例からの学び方
- グループ討議による事前演習(未然防止3ステップの体験)
※当日のセミナー内容が、上記と一部異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
■受講者の声
<3ステップを体系的に学ぶことができました>
これまで社で再発防止を実行してきたものの、類似のトラブルが絶えませんでした。今回のセミナーで、3ステップ(緊急対応、再発防止、未然防止)を体系的に学ぶことができました。特に「再発防止と未然防止は別物」だということはなるほどと思いました。今、3ステップをチームで実践していますが、手応えを感じています。(文具メーカー 品質保証部長)
<未然防止の意味を理解できました>
当社で実施いただいた研修を受講しました。理論だけでなく、講師の体験に基づく事例が多くあり、未然防止の意味を理解できました。特に、人の気持ちを大切にすること、日常の上司・部下とのコミュニケーションなど、目からウロコの連続でした。今度はコンサルを受けたいと思っています。(電子部品メーカー 製造課長)
<過去の失敗事例を「一般化」して、現行のプロジェクトのリスクを洗い出すことを学びました>
当社はプロジェクトごとに扱う製品が異なるので、過去の失敗事例を活かし切れていませんでした。指導を受けて、過去の失敗事例を「一般化」して、現行のプロジェクトのリスクを洗い出すことを学びました。現在デザインレビュー時に実行していますが、視点を変えたリスクに気付くようになりました。(エンジニアリング会社 設計部長)
<Know How(業務手順)だけでなく、Know Why(なぜその業務が必要なのか)も大事>
当部門は事務職が中心ですが、うっかりミスによるトラブルが多く、対策のたびにマニュアルが厚くなっていました。お話をお聞きして、特に効果的だったのは、マニュアルにはKnow How(業務手順)だけでなく、Know Why(なぜその業務が必要なのか)も明記する、という点です。おかげでマニュアル人間から脱し、社員が考える習慣を身につけるようになりました。(化学メーカー 管理部門長)
セミナー講師
林原 昭 (はやしばら あきら)氏
ワクコンサルティング㈱ ディレクターコンサルタント
(未然防止研究所 代表)
■経歴
1973年慶應義塾大学工学部計測工学科卒業後、日産自動車入社。IE(Industrial Engineering)を習得し、製造現場の生産性向上および生産管理の実務を通して、業務改革・改善に取組み、現場の大切さを知る。
1990年千代田化工建設に移り、プロジェクトマネジメント手法を駆使して、自動車工場建設プロジェクトを遂行。2000年以降、自動車業界中心に,品質保証業務を通して、「未然防止」活動を実践。 直近、三菱重工の関連会社で、品質保証を担当し、プロジェクトの未然防止に取り組み、損失コスト削減で成果を上げる。これまでの製造ビジネスを通して、日本・世界30か国以上で改善業務を実践し、コスト削減や品質改善及び安全対策で多くの実績を残す。
2017年、書籍出版をきっかけに、「未然防止」の普及活動に取り組み、企業研修・講演・セミナーおよびコンサルを実践。現在、企業不祥事をテーマにした2冊目の出版に取り組んでいる。
■コンサルティング分野
業務上のトラブル・不祥事・事故の未然防止、品質向上、コスト削減、サプライチェーンマネジメントの改善、海外工場立ち上げとその運営支援
■講師講演、企業研修の実績(順不同)
企業:村田製作所、三菱重工関連会社、中堅自動車部品会社、東京電力関連会社、東レエンジニアリング、住友化学、大手工事会社、東洋エンジニアリング関連会社、JR東日本、パナソニック労働組合、他
団体:日本能率協会、豊島区倫理法人会、日本規格協会、情報機構、日本文具協会、大阪府工業協会、地方銀行関連団体、人材会社、テクノ経営総合研究所、他
■著書
なぜあなたはいつもトラブル処理に追われるのか
~再発防止だけでは不十分、リスクの気付きで未然防止~
著者:林原 昭 発売日:2017年8月4日 出版社:合同フォレスト
セミナー受講料
受講料:60,500円(税込)
※研修終了後、請求書を送付いたします。
申込締切日:9/14
<特典>
本研修をお申込みいただいた方で、先着5名様にオンラインでの無料相談会にご参加いただけます。
詳細はお問い合わせください。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
-
話しやすい職場の雰囲気が、ヒヤリハットの内容をシッカリと周囲に伝える
今回は「ヒヤリハットを活かすためには」についておはなしします。ヒヤリハット情報が増えると、労働災害が減少傾向に傾きます。ミスや失敗を話... -
-
人間とは「エラーする生き物」 ヒューマンエラー対策の考え方
製品の生産や使用の過程での事故・不具合などトラブルの多くは、さまざまなヒューマンエラーが原因となって発生しています。今回は、ものづくりに携わる中でヒューマ...