グラフェンの物性・作製方法・各種評価法と透明アンテナへの展開【テレワーク対応・WEBセミナー】

グラフェンとは何か?
その特異な物性と作製方法、
光学的透過率と電気伝導特性の評価法などを解説!

透明アンテナ材料としてのグラフェンの魅力とは

グラフェンの低抵抗化技術、グラフェンのデバイス応用に関する今後の研究動向についても触れます!

セミナー趣旨

 わずか炭素原子1層の厚さを持つグラフェンを用いた透明アンテナ技術についてお話しします。グラフェンの特異な物性とその作製方法、グラフェンの光学的透過率と電気伝導特性の評価法などを解説した上で、透明アンテナ材料としてのグラフェンの魅力と既存の透明導電膜との比較について解説します。また、我々が世界で初めて作製と動作実証に成功したグラフェン透明アンテナについて、その作製方法と特性を紹介し、今後の研究開発動向についてお話しします。

セミナープログラム

1. グラフェンとは?
 1-2 グラフェンの構造
 1-2 グラフェンの特異な物性

2. グラフェンの作製方法
 2-1 スコッチテープ法、化学的剥離法など
 2-2 化学気相成長法(CVD)
 2-3 グラフェンの転写技術

3. グラフェンの透明導電膜としての特性とその評価方法
 3-1 光学的透過率の評価
 3-2 シート抵抗、キャリア密度、キャリア移動度の評価
 3-3 グラフェントランジスタの特性評価

4. IoT技術、5G技術において注目される透明アンテナ技術
 4-1 既存の透明アンテナ技術
 4-2 透明アンテナ材料としてのグラフェンの特徴
 4-3 グラフェンを用いた様々なマイクロ波帯デバイス

5. 単層CVDグラフェンを用いた透明アンテナ
 5-1 アンテナの作製方法
 5-2 アンテナの特性
 5-3 グラフェン透明アンテナを用いた電波送受信実験
 5-4 グラフェンの低抵抗化技術

6. まとめ:グラフェンのデバイス応用に関する今後の研究動向

セミナー講師

青山学院大学 理工学部 電気電子工学科 教授 黄 晋二 氏

2000年 東京大学大学院 工学系研究科 博士課程修了。博士(工学) 東京大学助手、東北大学助手、奈良先端科学技術大学院大学 准教授を経て2013年から青山学院大学理工学部准教授。2018年より現職

大学院生時代から一貫して半導体などの機能性材料の結晶成長とデバイス応用に関する研究に従事。MBEを用いた化合物半導体薄膜成長、導波路型波長変換デバイス、面発光半導体レーザに関する研究に取り組んだ。2013年に青山学院大学に着任した際に本格的にグラフェンの結晶成長とデバイス応用に関する研究をスタートさせ、現在、イリジウム上単結晶グラフェンのCVD成長、グラフェン透明アンテナ、グラフェンの電気化学デバイス等の研究開発に取り組んでいる。応用物理学会、電気化学会、ニューダイヤモンドフォーラム等の学会に所属。

セミナー受講料

【1名の場合】39,600円(税込、資料費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。

※ WEB受講は名簿をご提出いただきます。追加の際は、申し込まれる方が追加の方を取り纏めいただくか、申込時期が異なる場合は紹介者のお名前を備考欄にお書きくださいますよう、お願いいたします。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:30

受講料

39,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

炭素系素材   電子デバイス・部品

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