以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
5G・Beyond5Gに向け、候補となる高周波対応材料の
利点・欠点についてわかり易く解説!
材料へ求められるPerformanceについて考察
※ 本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
セミナー趣旨
高速・大容量通信を可能とする5G関連技術の開発が加速化する中、従来に比べ伝送損失の低い材料への関心が高まっている。より高い周波数帯を使用する5G・ミリ波通信においては、低誘電率かつ低誘電正接材料が好ましく、これを実現する高周波材料については古くから検討がなされているが、依然それぞれ課題を抱えており、用途と目的に合致した最適化技術開発が精力的に進められている。材料特性に加え、信頼性・実装性・回路設計・製造コスト・環境適合性などを含め絞り込みが進んでいる。
本セミナーでは、候補材料の現時点における利点・欠点についてわかり易く解説し、それを踏まえ、今後のIoT社会&自動運転の基盤となる次世代通信インフラ実現のため、材料へ求められるPerformanceについて考察する。また、高周波基板材料と導体との密着性向上技術、および、透明導電膜技術を用いた透明アンテナの最新技術動向についても述べる。
セミナープログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.高速・大容量通信技術の動向
IoT社会を支える基盤技術と5G
2.高周波基板材料の特徴と技術動向
2-1 伝送損失の原因
誘電損失と導体損失
2-2 候補材料の特徴と課題
FR-4・ポリイミド・フッ素樹脂・液晶ポリマー
2-3 5G通信用基板材料への要求特性
3. 導体/絶縁体基板界面の密着性
3-1 接着・接合の基本原理
3-2 Cu/高周波基板材料界面の制御技術
4.透明アンテナ
4-1 透明導電膜の基本原理
4-2 透明導電膜技術を用いた透明アンテナ技術
5. まとめ
セミナー講師
竹田 諭司 氏 MirasoLab 代表 工学博士
【講師経歴】
1992年 旭硝子㈱ 入社.中央研究所にて複数の新商品・新技術開発および製品・製造トラブル対応に従事.
2002年より米国イリノイ 大学留学,新材料&プロセス開発に従事.
2007年よりエレクトロニクス事業部の新事業プロジェクトリーダー, 複数の新規事業の企画・立上げ・事業化推進に従事.
2017年9月 旭硝子を退職.同年10月 MirasoLab 代表就任.
【活 動】
社団法人 日本セラミックス協会 ガラス部会 役員 2004-2007、国際ガラス委員会技術委員 2000-2007 (International Commission on Glass, Technical Committee 19)
【著 書】
高周波基板材料としてのフッ素樹脂, フィルムの機能性向上と成型加工・評価Ⅲ, AndTech, 第5章, 4 節, 2019年, 分担執筆
有機EL関連技術 ガラスシール技術/光取出し技術, 工業材料 59, 39 (2011)
ガラス接着・接合技術による電子・エネルギー関連デバイス&部材の高信頼性化, 月刊ディスプレイ, 2013, 3月号
ガラスの辞典, 朝倉書店, 第20章, 2007年, 分担執筆.
セミナー受講料
44,000円 * 税込、資料付
*メルマガ登録者 39,600 円
*アカデミック価格 26,400 円
★メルマガ会員特典
2名以上同時申込で申込者全員メルマガ会員登録をしていただいた場合、
2人目は無料(1名価格で2名まで参加可能)、3名目以降はメルマガ価格の半額です。
メルマガ会員割引の適用を希望する場合は、必ず備考欄に【会員割引希望】と記載してください。
★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、
大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに所属大学・大学院を記入のうえ、
備考欄に「アカデミック価格希望」と記入してください。
受講について
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
お申し込み前に、下記リンクから視聴環境をご確認ください。
→ https://zoom.us/test - 当日はリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- お手元のPC等にカメラ、マイク等がなくてもご視聴いただけます。この場合、音声での質問はできませんが、チャット機能、Q&A機能はご利用いただけます。
- ただし、セミナー中の質問形式や講師との個別のやり取りは講師の判断によります。ご了承ください。
- 「Zoom」についてはこちらをご参照ください。
■お申し込み後の流れ
- 開催前日までに、ウェビナー事前登録用のメールをお送りいたします。お手数ですがお名前とメールアドレスのご登録をお願いいたします。
- 事前登録完了後、ウェビナー参加用URLをお送りいたします。
- セミナー開催日時に、参加用URLよりログインいただき、ご視聴ください。
- 講師に了解を得た場合には資料をPDFで配布いたしますが、参加者のみのご利用に限定いたします。他の方への転送、WEBへの掲載などは固く禁じます。
- 資料を冊子で配布する場合は、事前にご登録のご住所に発送いたします。開催日時に間に合わない場合には、後日お送りするなどの方法で対応いたします。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
振動発電デバイスの特徴と原理、各方式の利点・制約、用途を解説
振動発電デバイスには、圧電方式、静電方式、電磁方式、磁歪方式という4つの主要な方式があります。これらの方式は、振動エネルギーを電気エネ... -
-
リチウム空気電池とは?リチウムイオン電池との違いや長所を解説
【目次】 リチウム空気電池とは リチウム空気電池は、その名の通り、リチウムと空気中の酸素を使用して電力を生成する次世代型の電池です... -
MEMS技術の新規事業応用:小型化、高感度、低消費電力の鍵要素
【目次】 圧電MEMS(Micro-Electro-Mechanical Systems)は、微細な電子機械システムの一種で、圧電効...