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生産工場の作業改善の基礎から
革新的生産性向上に対応した自動化を学ぶ!
工場の生産性をどうやって上げれば良いのか?
生産ラインの自動化をどのように検討すれば良いのか?
IoTをどうやって活用すればよいのか?
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー趣旨
近年、我が国の製造分野における課題の一つに、労働者ひとりあたりの生産性が欧米諸国をはじめとした先進国と比較して低いことがあげられます.要因の一つに、生産工場においてロボットやITを活用した革新的に生産性を向上させる取り組みの遅れがあると考えられています。多くの企業においてロボットやIoTを活用した自動化が遅々として進んでおらず、生産現場における労働生産性が向上していないのが実情です。
過去には単一部品の加工において、大量生産に適したトランスファーマシンなどが導入された経緯がありますが、グローバル化によるユーザーニーズの多様化に伴い変種変量生産に適した汎用NC工作機械にシフトしています。同様に、生産ラインのフレキシブル化に対応して、一個流し生産が主流となり、工場のレイアウトにおいても工程間、ライン間の仕掛り在庫を削減し工場の整流化に取り組む企業が増えてきています。生産変動に対応できることは、工場の仕掛在庫の削減と生産リードタイムの短縮につながります。
工場の生産性は現有ラインの改善である程度の効率化の進展は期待できますが、さらに飛躍的に生産性を向上させるためには、設備や生産ラインの自動化は不可欠です。
コロナ禍のリスクに対処するためにサプライチェーンの見直しが進み、国も多額の予算を確保し国内回帰の投資を後押ししています。国内で生産するには生産性を高める自動化は必須です。既に、近年のセンシング技術の向上及びIoTの進展により、これらを活用することで設備やラインの自動化レベルを数段上げることが可能になってきました。
本講座では、まず、生産性を上げるための工場・設備・作業の改善の考え方、進め方について学びます。次に生産性を革新的に向上させるための自動化ラインやレイアウトについて、まず自動化のレベルを知っていただき、次にそれぞれの自動化の実施例について学び、自動化に何が必要かを学んでいただきます。工場の生産性をどうやって上げれば良いのか、生産ラインの自動化をどのように検討すれば良いのか、また、IoTをどうやって活用すればよいのか、などの数々の疑問を解決いたします。
工場の生産性向上に向けて対応されている製造や生産技術者の方々、自動化ラインを検討しておられる工程設計・設備設計者の方々、生産性の良い製品開発を検討されている開発設計の方々まで幅広く、多くの方の参加をお勧めします。
習得できる知識
1.生産性を上げるためのレイアウト改善など工場の改善について習得できる
2.工場の自動化に必要な品質信頼性や投資の適正化について習得できる
3.革新的に生産性を上げるためのIoTや自動化の取り組みについて習得する
セミナープログラム
1.生産方式の基本
1-1.2本の柱・・・製造現場のムダの排除ともうかる生産方式について
1-2.ジャストインタイム・・・必要なモノを、必要な時に、必要なだけ造る、運ぶが基本
1-3.自働化・・・自動化と自働化の違いとは。品質を工程で作り込む仕掛けがポイント
2.工場の改善
2-1.作業標準と作業改善・・・正味作業工数の低減、可動率向上が改善の着眼点
2-2.段取り改善・・・外段取り化、シングル段取り化、順次段取り化、段取り替えレス化
2-3.設備改善・・・着々化と自動払い出しが生産性の向上に不可欠
2-4.レイアウト改善・・・IO一致の原則とU字配置、一個流し生産、水すましのレイアウト
2-5.ムダの気づきと職場改善・・・品質・作業・能力・可動率から改善の気づき力を上げる
3.自動化と投資の適正化
3-1.IoTとインダストリー4.0・・・第4次産業革命とは。高度機械化社会が到来
3-2.加工ラインの自動化・・・ロボットによる自動化事例と重点ポイントについて
3-3.生産性向上と設備投資の適正化・・・生産性向上の施策と儲かる設備投資について
4.自動化に必要な品質信頼性
4-1.品質信頼性・・・製品品質の安定化と機械の信頼性・設備設計DRがポイント
4-2.計測器の種類・・・計測の重要性。計測機器の種類と用途を学ぶ
4-3.計測精度の注意点・・・測定システムの不安定要素とMSA&GRR手法でバラツキ評価
5.自動化生産ラインのカテゴリー
5-1.自動化レベルの考え方・・・生産ラインの自動化レベル・カテゴリーについて学ぶ
5-2.加工ラインの自動化レベル・・・加工ライン自動化レベル0~レベル5の分類と事例
5-3.組立ラインの自動化レベル・・・組立ライン自動化レベル0~レベル5の分類と事例
6.IoTを活用した革新的生産性向上
6-1.生産性向上の取り組み事例・・・超小型NC機の開発と一貫自動化ラインの構築に向けて
6-2.IoTを活用した先進的モノづくり・・・リモートモニタリング、個体管理、傾向管理
6-3.工場の生産性向上に向けて・・・革新的生産性向上に対応した計画-実行の10のステップ
スケジュール
10:00~11:45 講義
11:45~12:30 昼休憩
12:30~14:00 講義
14:00~14:10 休憩
14:10~15:30 講義
15:30~15:40 休憩
15:40~17:00 講義
※進行状況により多少変更します。
キーワード
工場、作業、自動化、IoT、生産、製造、改善、品質、ライン、zoom
セミナー講師
TSF自動化研究所 代表 村山 省己 氏 <東海大学工学部機械工学科非常勤教員(元教授)>
<ご専門>
設計工学・機械工学・ロボット工学・自動化システム・設備投資計画
<学協会>
日本設計工業会・日本機械学会・精密工学会・自動車技術協会・東京都中小企業振興公社
<ご略歴>
(株)日立製作所 工機部長、日立オートモティブシステムズ(株)投資計画部長を歴任し、2016年より現職。NC工作機械・自動車部品生産設備の設計開発に従事し、数々の設備設計に携わる。国家技能検定試験「機械・プラント製図」の検定委員に長年携わり、首席検定委員を経験。また、国内・海外向け自動化ライン等、投資の最適化について幅広い生産技術の知見を有する。自動車技術会、日本設計工学会、日本機械学会、精密工学会に所属する他、日立総合技術研修所の講師並びに大手メーカーや商社等の中堅技術者教育のコーディネータ・講師としても活躍している。2016年~2019年東海大学教授。2019年TSF自動化研究所創設。2019年7月~東京都中小企業振興公社ロボット導入活用支援事業相談員・診断員。
<出版物>
「グローバルライン自動化ラインの基礎知識」 2018.1月発刊(日刊工業新聞社)
「NCプログラムの基礎知識 上巻/下巻(DVD)」2019.3月発刊(日刊工業新聞社)
「はじめてのロボット活用~ロボット導入の正しい考え方とポイント」工場管理1月号2019.1月号(日刊工業新聞社)
「そのロボット導入、本当に必要ですか?~導入前に絶対に必要な現場のカイゼン~」工場管理12月号2019.12月号(日刊工業新聞社)
「産業ロボット導入を検討する前に確認すべきポイントとその方法」
プレス技術12月号2019.12月号(日刊工業新聞社)
「金属加工現場で効果的なロボット・自動化システムをするための
ポイント」機械技術12月号2019.12月号(日刊工業新聞社)
「東海大学における機械設計製図教育の事例(基礎製図から創造設計 まで)」設計工学5月号2020年5月号(日本設計工学会)
「小型マシニングセンタ導入のメリットと課題」機械技術2020.6月号(日刊工業新聞社)
「自動化の最新提案 展望と課題 ~中小も生産技術力を~」生産財マーケティング2020.7月号(ニュースダイジェスト社)
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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受講について
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- 「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、ZOOM をダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。
- お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますがLIVE配信のみのセミナーです。 - お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。
- 後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
- セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までには、お送りいたします。
ご自宅への送付を希望の方は備考欄にご住所などをご記入ください。 - ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。 - タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- 講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの権利者の許可なく複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:00 ~
受講料
55,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
IE IoT メカトロ・ロボティクス
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55,000円(税込)/人
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キーワード
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