初心者向けセミナーです 実務に即役立つ! 技術的に正しい振動解析のしかたと振動対策のしかた<Zoomセミナー>

技術的に正しい振動測定・解析・評価のポイントを押さえた
振動対策のしかたを要領よく効率的に習得!

実は、技術的に間違った振動の測定・分析を行っているにもかかわらずそれに気づいていない方が多い!
少なくても一度は振動のプロに教わらないと理解できません!


<現在、新型コロナ感染防止キャンペーンを展開しております。このキャンペーン期間中は、1名様の受講費で2名様まで受講できるようにしております! ぜひこの機会をご活用下さい!>

・この技術セミナーの副読本として、本セミナーの著者が去年執筆した下記の技術専門書を推薦致します。この技術専門書は、振動・騒音の実務エンジニア向けの内容で、従来から多く執筆されてきた大学や大学院での授業向けの内容ではありません。この書籍の半分以上の内容は、他書には記載されていないこの本オリジナルの内容です。

セミナー趣旨

 振動技術の分野では、FFT(高速フーリエ変換器)を周波数分析や固有振動数の測定などに使用しますが、実はこのFFTという測定器、使い方を間違えると技術的に正しい答えを出力してくれないんです。
技術的に間違ったデータを出力してしまうんです。技術敵間違ったデータを出力しても、何のアラームも出力してくれません。ということで、振動技術やFFT技術がよくわかっていないエンジニアがFFTを使用して振動解析をすると、間違ったデータを正しいデータと思い込んでしまうので、その後の振動対策が達成できないということになってしまいます。
本セミナーでは、このようなことにならないために、技術的に正しい振動解析技術について、振動加速度ピックアップの選定法から線形領域での振動データの測定方法に至るまで全てを初心者にもわかるように解説致します。

受講対象・レベル

1.振動加速度ピックアップの選定方法から始まり、振動測定のために必要になる測定器の選定方法をしりたいかた
2.知りたい内容に対応した各種測定方法にはどのようなものがあるのかを知りたいかた
3.振動測定技術を整理して勉強したことがないので、振動の実験サイドからの測定・解析技術全般の実務のやりかたを整理して1日で習得されたいかた
4.実務のやりかただけでなく、振動の測定・解析技術を理論面からも理解されたいかた
5.以前、振動の測定・対策をしたが振動問題を解決できなかったかた
6.技術的に正しい振動の測定・分析方法を習得されたい方、この方法は大学の先生が執筆された振動の技術専門書には解説されていません。

必要な予備知識

特に必要はありません。

習得できる知識

1.振動の測定・分析のために必要になる測定器の選定方法が理解できます。
2.知りたい内容に対応した各種測定方法を理解できます。
3.実務に必要になる技術だけでなく、振動の測定・分析技術を理論面からも理解でき納得できます。
4.振動問題を独力で解決できるようになりたいかた
5.技術敵に正しい振動の測定・分析技術を習得することができます。

セミナープログラム

1.今日のセミナーを理解するために必要になる振動技術の入門の入門を分かり易く解説!
  ー暗記するのではなく理解しよう! 理解すれば忘れない!ー
 1.1 周波数、周期、振幅、片振幅、両振幅を図上で理解しよう!
 1.2 振動で振幅というと片振幅のことか?それとも両振幅のことか?
 1.3 角速度って何?
 1.4 y=Asinwt とy=Asin(wt+Φ) について
 1.5 振動値を表すのに使用される実効値って何?
 1.6 減衰 (ダンピング) って何?何の役に立つのか?
 1.7 耐振 (耐震) 、制振 (制震) 、免震の違いについて
    -ビデオ解説付き-

2.固有振動数、共振振動数、卓越振動数の相違について
  ―ビデオ解説付き―

3.自由度とは? 振動モードとは?  
   自由度の数と固有振動数との対応関係とは?  

4.技術的に正しい振動の測定のための加速度ピックアップの特性と使用のしかたについての技術ノウハウ
 4-1 加速度ピックアップとは? その構造とは?
 4-2 振動していないのに振動しているとして出力が出てしまう! ーその原因1ー
 4-3 振動していないのに振動しているとして出力が出てしまう! ーその原因2ー
 4-4 どのタイプの加速度ピックアップを購入すればよいのか?
 4-5 加速度ピックアップの質量の値でわかることとは?
 4-6 加速度ピックアップのための多くの固定方法とそれによる影響とは?
 4-7 接触共振周波数とは?
 4-8 加速度ピックアップのケーブルを踏んではいけない! 踏むとどうなるのか?
 4-9 加速度ピックアップにカッティングオイルなどがかかるとどうなるのか?
 4-10 加速度ピックアップのケーブルをブラブラさせるとどうなるのか?
 4-11 グラウンド・ループとは?
 4-12 加速度ピックアップに異常がある場合の判定方法は?

5.FFT(高速フーリエ変換器)による周波数分析のしかた
 5-1 時間軸データに等しい周波数データとは?
   -数式を使用しないで図を使用してフーリエ変換の本質を解説ー
 5-2 フーリエスペクトルとパワースペクトル
   -通常、周波数分析データというとどちらのことか?-
 5-3 固有振動数測定のための周波数応答関数とコヒーレンス関数とは?
   -人がインパルスハンマーを使用して加振する場合、毎回
    加振力の大きさとそれにより発生する応答としての振動が
    変わってしまう。この方法は理論的に問題が無いのか?ー
   -コヒーレンス関数の値が低い周波数応答関数(FRF)を使用した
    使用した実験データを有限要素法による解析結果と比較
    (MAC:モード信頼性評価基準など)してよいのか?-
   -コヒーレンス関数の値を低くしてしまう2大原因とその対策方法とはー?

6.振動低減(振動問題解決)のための振動のモデル化のしかたなど
 6-1 全ての物体(機械、設備・装置・建物)に共通して使用できるモデル化のしかた
   -何自由度でモデル化すればよいのか?-
 6-2 共振させないようにするには?
 6-3 意外に多いコイルばねの設計・選定にける失敗!
   実務にて失敗しないために! 実務におけるサージングしない
   コイルばねの設計のしかたと設計計算例題!
   -コイルばねのサージングとは? これを知らないエンジニアが意外に多い!-

7.実務にすぐに使用できるいろいろな振動低減方法(振動問題解決方法、当社実績より抜粋)
  -振動問題を解決するための発想を豊かにする方法とは?-
 7-1 高密度実装されたプリント基板からの振動・騒音の場合、簡単に振動・騒音源を
    探す方法と騒音の最大低減量の数値を求める方法とは?
 7-2 ダイナミック・ダンパー(動吸振器)を設計して取り付ける前に
    簡単に振動低減効果を確認する方法とは?
 7-3 振動加速度を1/7にしたダンピング機能付きシャフトに使用した動吸振器とは?
 7-4 回転体に取り付けると振動を大幅に低減(電力を半減)できるオートバランス装置とは?

8.LabVIEW (仮想計測器作成ソフト) の活用によるメリット
  -パソコン上にカスタマイズした測定器(市販されている通常の測定器、特注測定器)などいろいろな測定器を作成できます-
  -労力をかけず短時間で測定器を作成する(成果を出す)方法を解説-

9.質疑応答

セミナー講師

(社)日本騒音制御工学会認定技士 (社)日本音響学会技術開発賞受賞
有限会社アイトップ 技術コンサルタント 通訳・翻訳

工学博士 小林 英男 氏

【略歴】
 東京電機大学工学部機械工学科卒業後、東京農工大学大学院工学研究科にて特別研究員
 大学生時代にESSに所属し、カリフォルニア大学バークレイ校に語学研修、および毎日新聞社後援英語弁論大会で3位入賞。企業からの派遣で東京農工大学大学院工学研究科にて5年間特別研究員(産学協同研究、文部省認定)。東京電機大学第53代ESS部長。英語の勉強にも集中したのは卒業後に世界で活躍できるエンジニアになるため。
 大学卒業後、リオン㈱に入社し、騒音・振動の測定・分析・対策、および海外事業部でセールスエンジニアとして従事。   ㈱アマダに勤務し、工場で組立・製造・検査、海外事業部で技術サービスおよび技術コンサルタント、システム事業部で板金加工自動化ライン(FMS)の開発・設計、技術研究所でアマダ製品の低騒音・低振動化および快適音化などの研究開発に携わり大ヒット商品を世に送り出した。上記のように、製造、サービス、設計、開発、研究(製造~研究まで)の一連の実務経験を積んだ。
  その後、技術コンサルタントとして独立して25年が経過した。1部上場企業の研究、開発、設計部署を中心に、多くの企業に対し技術指導およびコンサルティングを実施。この間に先進国を中心に25ヶ国以上に出張し、エンジニアとして英語で仕事をするだけでなく、通訳・翻訳なども行う。
 セミナーの講師歴は25年間。日刊工業新聞社など主催の多くの技術セミナー・英語セミナー・工業数学セミナーの講師を行ってきている。この間に専門学校や大学で非常勤講師も行ってきた。
 特に、日刊工業新聞社主催のセミナー講師歴は長く10年以上。機械学習・深層学習・AIを加速化させる技術指導にも力を入れてきた。
 また、幾多の難局を乗り越えて技術指導を成功させてきた。本セミナーでは、その時々の実際の実務経験もまじえながら分かりやすく解説致します。
【所属学会】
・日本機械学会
・自動車技術会
・日本ロボット学会
・日本騒音制御学会、etc.

セミナー受講料

¥49,500/人(テキスト代、消費税含む)

新型コロナ感染防止キャンペーンとしまして、1社から同時に受講お申し込みをして頂きますと、お一人様の受講料でお二人様にご受講して頂くことができます。この場合は、受講お申込みフォームの備考欄に「二人同時受講」とご記入し、お二人目様の氏名、所属、連絡先電話番号、メールアドレスをご記入ください。セミナー受講料のご請求書は、代表お申込者(お一人目の受講者様)に郵送いたします。


<テキストについて>
テキストは、原則としてセミナー開催日の3営業日までに受講者様に届くように郵送致します。場合によっては、当社の独自の判断によりテキストをPDFファイル化しメールに添付してお送りすることもあります。

受講について

 Zoomを使用したWebinarになります。このZoomセミナー開催日の前日の午前中までに、Zoomセミナーへご参加頂くためのURLとセミナーIDをメールにてご連絡させて頂きます。セミナー当日は、5分前までにはご入場下さい。

 ご参加時にお名前がわかるようにして頂く様お願い申し上げます。これは、入場できずにいる方などを見つけるためのものですのでご協力くださいますようお願い申し上げます。

 社内からZoomセミナーに参加できない場合は、テレワークの一環としてご自宅などからご自分のパソコンなどでご受講頂くこともできます。

 受講開始時にはマイクはオフに設定下さい。ビデオもオフに設定して頂くことができます。この場合は受講者様の映像は、セミナー主催者およびセミナー講師には届きません。また、ビデオ設定をオンにしても背景画像をご選定頂ければ受講者様の背後映像はセミナー主催者およびセミナー講師には届きません。

 セミナー受講中にご質問がある場合は、チャット欄にご記入頂く様お願い申し上げます。ご質問へのご解答は原則としてセミナー受講時間中に完了するように致します。

 目安ですが、講習時間約60分に対し約10分間を休憩時間と致します。

 昼食時間は、11:45~12:45です。

 また、セミナーテキスト内に記載されていることへのご質問は、セミナー受講後(例えば1ヶ月後とか半年後)でも無料で本セミナーの講師がZoomソフトやメール・電話を使用してご解答致します。

【お申込の前のお願い】
ご使用のPC・通信回線にセキュリティなどの制限がある場合、Zoomを利用できない場合があります。事前に下記のサイトにて、Zoomの接続・利用についてご確認ください。
・テスト画面: 『Zoomをテストする』


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,500円/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

機械技術一般   計測工学   機械設計

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