★ カーボン系導電材料の均一分散を実現するには?


★ 電池特性に影響を及ぼす粉体特性とその制御手法とは?


受講料


1名につき55,000円(消費税抜き・昼食・資料付き) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円(税抜)〕


< 10:30〜12:00>


1.カーボン系導電助剤の開発と分散性の制御


旭カーボン(株) 青木 崇行 氏、有満 望 氏 


【講演ポイント】
 カーボンブラックは古くから使用される基礎的な炭素材料であるが,詳細はあまり知られていないのが実情である.
今回,カーボンブラックの基礎から最新の導電用途向け開発まで,図表,写真を中心に分かり易く解説する.
見た目にはただの黒い粉にしか見えないカーボンブラックの「違い」を,是非とも感じていただきたい.

1.カーボンブラックとは
 1.1 カーボンブラックの炭素材料における位置付け
 1.2 カーボンブラックの物理化学特性と評価法
 1.3 カーボンブラックの表面性状
 1.4 特殊なカーボンブラック


2.カーボンブラックの製法と用途
 2.1 オイルファーネス法
 2.2 その他の製法
 2.3 各用途におけるカーボンブラックの役割


3.LiB向け導電開発
 3.1 リチウムイオン電池に要求される材料特性
 3.2 LiB向けカーボンブラック
 3.3 電極導電助剤へのカーボンブラック利用
 3.4 活物質/C複合体へのカーボンブラック利用
 3.5 カーボンブラック中の金属不純物の影響


4.まとめ
 【質疑応答・名刺交換】


<12:50〜14:30>


2.カーボンナノファイバー系リチウムイオン電池用導電助剤の開発とその特徴 


昭和電工(株) 石井 伸晃 氏 


【講演ポイント】
  リチウムイオン電池の高性能化に導電助剤も一役を担っている。本講演では、カーボンナノファイバー(気相法炭素繊維)VGCF®ついて、構造と物性、分散方法と分散性評価手法のポイント、分散電極特性と電池性能の向上効果について、メカニズムや市場のトレンドを絡めて解説いたします。カーボンブラックやカーボンナノチューブ等の他導電助剤の物性に基づく導電助剤としての役割の違い、併用効果についても解説します。

1.リチウムイオン電池・導電助剤の市場動向
 1.1 リチウムイオン電池・導電助剤の市場動向
 1.2 リチウムイオン電池の用途別使用環境と要求特性
 1.3 導電助剤の種類と物性、役割分担


2.気相法炭素繊維VGCF®の特徴
 2.1 気相法炭素繊維VGCF®の製法
 2.2 VGCF®の物性、特徴


3.電極スラリー中への分散
 3.1 電極スラリーへのVGCF®を含む導電助剤の分散方法
 3.2 分散性の評価手法


4.リチウムイオン電池へのVGCF®を含む導電助剤の添加効果とメカニズム
 4.1 電極特性の改善
 4.2 低抵抗化、高速充放電特性の改善
 4.3 充放電サイクル寿命の改善
 4.4 低温及び高温特性の改善
 4.5 高電圧耐性
 4.6 Si系負極材での電極膨張の低減と寿命改善


5.纏め
【質疑応答・名刺交換】


<14:40〜16:20>


3.リチウムイオン二次電池の電極作製プロセスを事例にしたアセチレンブラックの分散技術


デンカ(株) 永井 達也 氏 


【講演ポイント】
 本講座では、導電性炭素材料の中でもアセチレンブラックの特徴や用途展開につい
て解説する。また、近年のリチウムイオン二次電池で要求されている高エネルギー密度
化に向けたアセチレンブラックの分散技術について電極作製プロセスを事例に紹介す
るとともにリチウムイオン二次電池の高性能化に向けた次世代アセチレンブラックの開発
について研究事例を交えて紹介する。


1.導電性炭素材料
 1.1 材料の多様性と用途
 1.2 カーボンブラックとは
 1.3 リチウムイオン二次電池用炭素導電剤の役割


2.リチウムイオン二次電池用炭素導電剤としてのアセチレンブラック
 2.1 アセチレンブラックの特徴
 2.2 アセチレンブラックの粉体特性が分散性に及ぼす影響
 2.3 アセチレンブラックの分散性が電池性能に及ぼす影響


3.リチウムイオン二次電池の電極作製プロセスとアセチレンブラックの分散技術
 3.1 アセチレンブラックの分散性向上技術のご紹介
 3.2 次世代アセチレンブラックとリチウムイオン二次電池の高性能化


4.まとめと今後の展望
【質疑応答・名刺交換】


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

東京都

主催者

キーワード

化学技術   電気・電子技術

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