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安全/安心なAI搭載システム実現のための
設計・評価のポイントを学ぶ
本セミナーは、Zoomを使用して行います。
セミナー趣旨
近年、多様なセーフティクリティカルシステムでAIが活用され、サービスの変革が進行しています。代表例の1つである自動運転システムでは、人工知能(AI)の誤判断が原因で自動車の誤制御が働き、事故につながるケースが報告されています。そのため、AIを搭載したセーフティクリティカルシステムの安全性を示すことが技術課題となっています。これに対し当社では、AI搭載システムを機能安全規格適合するための研究事業を実施してまいりました。
本セミナーでは、研究事業で獲得した知見を踏まえ、機能安全の基礎や考え方、AI搭載システムの安全実現上の課題、AI搭載システムの機能安全適合方法などについて解説します。
受講対象は、・安全性を重視しなければならないシステムにAIを取り入れる設計者の方、・AI搭載システムの機能安全対応方法について関心をお持ちの方、・機能安全の基礎を学習したい方を想定し、・AI搭載システムを機能安全規格に適合するための設計・評価手法について学ぶこと、・機能安全開発のポイントについて基礎から学ぶこと、・従来システムとAI搭載システムの違いや、AI搭載システムを安全論証する際の技術課題について学ぶこと、・安全性を重視しなければならないシステムにAIを取り入れる際に、学習した技術を活用することを目指します。
セミナープログラム
1 AI搭載システムの特徴と安全面の課題
1.1 さまざまなAI搭載システム
1.2 さまざまなAIの種類
1.3 従来システムとAI搭載システムの違い
1.4 AI搭載システムの安全上の課題
2 機能安全の概要〜身近な危険事例から〜
2.1 機能安全誕生の背景
2.2 機能安全の概要
2.3 従来の安全設計
2.4 従来開発と機能安全開発の違い
3 機能安全で要求される安全設計のポイント
3.1 ハザード分析&リスク評価(H&R)と安全分析
3.2 ハードウェアに対する故障診断手法
3.3 ハードウェアメトリクス評価
3.4 ソフトウェアに対する故障診断手法
4 機能安全で要求される安全プロセスのポイント
4.1 機能安全で要求されるプロセスとは
4.2 トレーサビリティ管理とは
4.3 安全性論証に必要な文書化の方法
5 AI搭載システムの機能安全適合方法
5.1 AIは機能安全規格で非推奨
5.2 AI搭載システムの技術安全コンセプトパターン
5.3 AI搭載システムの技術安全コンセプトの比較
6 まとめ
セミナー講師
森川聡久(もりかわあきひさ) 氏
株式会社ヴィッツ 取締役 機能安全開発部 部長
<略歴>
入社以来、デジタル情報家電のソフトウェア開発と、車載向けソフトウェアプラットフォームの開発に従事。2006年より機能安全対応を率い、2010年4月に日本初のIEC 61508 SIL3プロセス認証取得、2012年3月に世界初のISO 26262 ASILDプロセス認証取得に成功。この経験を活かして、企業向けに機能安全開発支援を実施中。
近年、人工知能(AI)搭載システムを機能安全規格適合するための研究と、自動運転レベル4システムを安全論証するための研究を実施し、安全設計ガイドラインを作成。この知見を活かして、AIの機能安全規格策定活動に貢献中。
ISO/IEC JTC1 SC42 WG3委員。IoT住宅 規格作成WG委員会オブザーバー。MISRA-C研究会メンバ。システム開発文書品質研究会(ASDoQ)運営委員。組込みシステム開発技術研究会(CEST)幹事。
セミナー受講料
お1人様受講の場合 51,700円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
受講について
- 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
- インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
- 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
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