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化学物質管理の現状とSDSに関して包括的に理解いただけます! 混合物を作成事例にわかりやすく解説!
講師
大西安全衛生技術士事務所 代表 大西 修三 先生
受講料
1名46,440円(税込(消費税8%)、資料・昼食付) *1社2名以上同時申込の場合 、1名につき35,640円 *学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
安全データシートの作成が必要な製品は各関係法令で義務づけられていますが、作成が義務づけられている製品だけでなく、ユーザーからの提供要求があれば積極的に作成配布することが必要な時代です。安全データシートはJISに従って作成することが求められています。JISを独力で読み解くには、化学物質に関する高度な知識が必要ですが、安全データシート作成のための具体的な作成方法について混合物の作成事例を提示してわかりやすく講習します。作成しなければならない化学物質はなにか、どのような製品に作成が義務づけられているのかについても説明します。安全データシート作成が必要な労働安全衛生法、化管法、毒物劇物取締法の関連、製品含有化学物質の情報伝達ツール「chemSHERPA」の講習も合わせて行います。リスクアセスメントの義務化によりSDSの提供要請が増加していますが、労働安全衛生法による安全データシートの利用についても説明いたします。
■この講座を受講して習得できること:
1.化学物質管理の現状を理解することができます。
2.GHS・JISの内容を理解できます。
3.安全データシート作成を求められた時の対応ができます。
4. 安全データシート作成が必要な化学物質、製品についての対応ができます。
5.労働安全衛生法における化学物質管理の対応ができます。
6.事業場内に求められている化学物質管理の現状が理解できます。
7.化学物質関連の法規制について理解ができます。
8.情報伝達スキームの「chemSHERPA」について理解できます。
9.化学物質取扱いに求められるリスクアセスメントの対応ができます。
セミナー内容
1 安全データシート(SDS)と関係法令
1.1 GHSとは
1.2 SDSの法的な位置づけ
1.3 SDS作成を必要とする関係法令について
2 JISz7253への適合
2.1 JIS適合へのステップ
2.2 JISZ7253の目次とその内容
2.3 ラベルによる伝達方法
2.4 作業場内への伝達方法
3 安全データシート(SDS)構成項目
3.1 安全データシート(SDS)全体構成
3.2 構成項目(16項目)の具体的説明
4 危険有害性の分類
4.1 JISZ7252の目次
4.2 適用される範囲
4.3 化学物質の分類手順について
4.4 利用可能なデータ
4.5 つなぎの原則
4.6 分類
4.7 物理化学的危険性
5 化学物質に関係する法令について
6 混合物のSDS作成事例
7 MSDSplusからchemSHERPAへ
8 化学物質管理(リスクアセスメント)への利用について
8.1 有機溶剤・特定化学物質等について
8.2 リスクアセスメントの実際
(1)リスクアセスメントへの利用
(2)リスクアセスメントの実施事例
<質疑応答>
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