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PVCの樹脂設計の基礎・応用、市場動向、
汎用PVCと特殊PVCの技術動向、用途例など解説!
セミナープログラム
【13:00-14:30】
第1部 塩ビ系樹脂のモルフォロジー的な樹脂設計の基礎と応用
(株)AndTech 一色 実 氏
【キーワード】
1. モロフォロジー
2. グローバル市場変化
3. PVC競争力
【講演趣旨】
PVCは生活基盤材料として、多様な用途と製品群を備えている。その特性を発現する配合・加工で最も重要な視点がモロフォロジー的な樹脂設計である。その基礎と応用面での知見をこれまでの経験を交えて紹介する。また、新型コロナ感染の影響で変貌する世界的な市場で、PVCの持っている競争力の源泉を再認識し、新たな挑戦に臨んで欲しい。
【プログラム】
1.PVCの国内外での歴史と現状
1-1 国内外の市場動向
1-2 汎用PVCと特殊PVC
1-3 他素材との比較によるPVCの特徴
2.汎用PVC
2-1 PVC重合プロセスと処方
2-2 モロフォロジー的な視点での樹脂設計
2-3 配合・加工でのモロフォロジー的挙動
2-4 製品特性へのPVC・配合の影響
3.特殊PVC
3-1 特殊PVCの製品群と用途、市場
3-2 モロフォロジー的視点での樹脂設計
3-3 国内の特殊PVCの競争力
4.市場環境の変化
4-1 グローバル市場の変化予想
4-2 PVCと他の汎用プラスチックとの位置づけ
4-3 SDGs、REACH,RoHSの影響
4-4 日本のPVC関連企業の競争力
5.まとめ
【質疑応答】
【14:40-16:10】
第2部 PVCの機能性と成形加工性、物性評価、今後の展開
大洋塩ビ(株) 榎本 真久 氏
【キーワード】
1.PVC
2.可塑剤
【講演趣旨】
懸濁重合で得られるPVCの構造は階層的粒子構造からなり、又、特異な結晶構造を有することから、他の汎用樹脂と異なる物性発現、成形加工性の特異性を有する。PVCの特異的な構造の特徴を紹介すると共に、それに伴う物性発現、加工性への影響を説明し、主要用途である建材用途や自動車用途等で求められる強靱化・高耐久化技術を紹介する。
【プログラム】
1.懸濁重合で得られるPVCの構造の特徴
1-1 分子構造及び結晶構造
1-2 粒子構造
2.PVCの成形加工性の特徴
2-1 ゲル化とは?
2-2 混練条件による高次構造及び成形加工性への影響
2-3 可塑剤によるPVCの可塑化機構
3.PVCの物性発現の特徴
3-1 硬質製品における高靱性化
3-2 軟質製品における高耐久化
4.応用例
4-1 建材
4-1-1 樹脂サッシ
4-1-2 雨どい
4-1-3 床材
4-1-4 内装・外装用各種化粧フィルム
4-2 自動車用部品
4-2-1 ワイヤーハーネス
4-2-2 内装材(インスルメントパネル、ドアトリム等)
4-2-3 座席シートレザー
5.まとめ
【質疑応答】
セミナー講師
第1部 (株)AndTech 顧問 一色 実 氏
(元(株)カネカ 化成事業部 研究グループリーダー、元塩ビ工業・環境協会環境・広報部長)
第2部 大洋塩ビ(株) 技術研究センター センター長 榎本 真久 氏
セミナー受講料
【1名の場合】41,800円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
41,800円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形
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開催日時
13:00 ~
受講料
41,800円(税込)/人
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※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形関連セミナー
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