【Webセミナー(アーカイブ)対応】【中級編】グローバル申請を念頭においた試験法の設定方法と分析法バリデーションの実施例

規制当局にデータを提示し、
試験法の妥当性を説明するポイントとは

規制当局の視点を踏まえたCTDへの記載方法を解説!


試験方法は、医薬品の原薬や製剤の品質を担保するため、どのような試験項目を設定するか、過不足なく設定しておきたいものです。特にグローバル試験を意識した場合、また海外での試験を先に実施する場合も含めて、試験方法は開発の初期段階で設定するもので、確たる計画性を持って実施することが望まれます。
また、設定した試験方法を実施するに当たり、適切な分析方法は重要で、そのバリデーションは欠かせません。さらには出てきたデータは、統計解析を行い、許容される精度も設定しておく必要があります。
本セミナーでは、「試験法の設定方法」と「分析法バリデーション」について実例(失敗例や成功例)を踏まえて実践的に学べます。また基準を満たせなかった場合も多く、実際にどのように対応するのか、といった現場での困った問題や疑問にも、お答えするセミナーとして企画しました。ぜひ現場でお役立てください。

セミナー趣旨

グローバル申請を念頭においた試験方法は、原薬又は製剤の品質を保証・確認するために不可欠となる試験項目について設定することになる。
また、それらの試験方法を使用する際に個々の分析システムが適切に運用できるかどうかを確認する目的で行うシステム適合性試験を試験方法に盛り込む必要がある。
更に、分析法バリデーションは製品の品質試験を行う試験検査室の精度管理を保証する目的として、製造承認申請する規制当局にデータを提示し、合わせて設定された規格の妥当性を説明することになる。この「規格及び試験方法」と「分析法バリデーション」について、規制当局の視点を踏まえたCTDへの記載方法を解説する。

◆講習会のねらい◆
・CTDに提示する試験方法とSOPとの違いは?
・システム適合性試験の重要性とは?
・規格設定に必要とされる精度管理とは?
・試験法が相応しいとは?
・必要とする精度管理と分析法バリデーションの判定基準の差は?
・判定基準の設定はどの様にするか?
・判定基準を満たせなかった場合、試験法の見直しは行えるのか?
・局方試験法の妥当性確保の必要性?

セミナープログラム

1.試験法の設定要件
   ・試験法設定の考え方
     申請書記載の試験方法と標準作業手順書との差異
     日局収載品(バイオ製品を含む)の試験方法の要点解説
   ・規格設定と分析法バルデーションとの関係
   ・システム適合性
     試験法における必要性と分析法バリデーションの関係
 
2.分析法バリデーション
   ・バリデーションの目的
   ・精度管理と分析法バリデーションの計画
   ・試験法による分析法バリデーションの実施方法
     判定基準の考え方
   ・提示するパラメータの取得方法とまとめ方
     - 当局審査を踏まえた検討手順のポイントと種々の実施例
     - 統計解析手法と許容基準
       ・特異性:定量(HPLC,UV),確認試験(IR,ペプチドマップ,など)
       ・直線性:範囲と検量線のy切片の考察
       ・検出限界と定量限界:SN比による設定,検量線に基づく設定
           確実に検出又は定量できる濃度を確認する方法とは
       ・真度:検討内容と評価基準(回収率と母平均の区間推定)
       ・精度:バラツキの要因と変動要因の考え方と評価手順

       □質疑応答・名刺交換□

セミナー講師

大杉バイオファーマ・コンサルティング(株) CMC開発コンサルタント 伊東 雅夫 氏
[元 中外製薬(株) 品質保証部  副部長]

グローバル開発型製薬会社にて約25年を医薬品開発(CMCのchemicalとcontrolを主に)に携わり、低分子の新医薬品製造承認申請に関する構造決定・物理化学的性質検討・規格及び試験方法の設定、安定性試験を担当し、申請資料の作成・当局対応を経験し、数品目の自社開発新医薬品の製造販売承認取得に貢献しました。
また、他社でグローバル開発された検体との共同開発にも参画し、CMC関連のドキュメント整備、当局対応を行い、数品目の製造販売承認取得に貢献しました。
更に、二つのバイオ医薬の無血清培養製法への変更申請に参画し、製剤の処方変更を含むCMC関連の申請関連資料の作成(欧州申請を含む)を担当しました。
また、約15年を品質保証部門で主に治験薬の品質保証に携わり、治験薬の品質保証責任者(逸脱対応、変更管理、出荷判定)あるいは抗体医薬品の欧米申請プロジェクト、投与経路・用法変更に伴うグローバルな剤型追加変更申請プロジェクトに参画するとともに、グローバル開発検体の原薬・製剤のCMO(海外を含む)のGMP適格性確認(監査、バッチレビュー)を担当しました。

セミナー受講料

55,000円( S&T会員受講料52,250円 ) 資料・昼食(会場受講の場合)付
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 55,000円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( S&T会員受講料 33,440円 ) 
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
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受講について

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※【WEBセミナー】の申込み受付の締切日も、会場受講のセミナー開催日までです。ご注意ください。​

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・後日(開催終了後から10日以内を目途)に、メールにてご連絡申し上げます。
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※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

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【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器等規制

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