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金属3Dプリンタ技術の最新動向とともに、
造形物の形状・表面精度や機械的性質、
後加工としての熱処理やHIPの影響を
実際のデータをもとに解説!
セミナー趣旨
これまで金属3次元プリンタによる製品製造は、医療や航空宇宙用の一部の部品に限られていたが、いよいよ一般部品への本格的な展開が始まりつつある。その背景としては、周辺も含めた金属3次元プリンタ関連技術の成熟とともに、使用可能な材料種の広がりが主な理由として挙げられる。今セミナーでは、金属3次元プリンタ技術の最新動向とともに、L-PBF(レーザ積層溶融法)を中心として、設計上重要となる造形物の形状・表面精度や機械的性質、そして後加工としての熱処理やHIPの影響について、実際のデータをもとに解説する。また、実機での造形実験を体験するため、簡単な3次元形状データの操作およびそのデータを基にした造形過程を体験することにより、金属3次元プリンタ技術への理解を深めていただく。
受講対象・レベル
部品等の製造プロセスに金属3Dプリンタ技術の採用を検討している技術者
金属3Dプリンタ用材料開発を検討している研究者・技術者など
習得できる知識
金属3Dプリンタ技術の世界的な動向
機械部品製造技術に金属3Dプリンタ技術を導入することのメリット・デメリット
金属3Dプリンタ技術の現状での技術的課題とその解決の見通しと方法など
セミナープログラム
※ 適宜休憩が入ります。
1.金属3次元プリンタ造形技術の最新動向
1-1.インダストリー4.0と3次元プリンタ
1-2.デジタル情報具現化のための3次元プリンタ
1-3.種類と原理
1-4.最近の技術動向
1-5.質疑応答
2.造形物の諸性質と特徴
2-1.形状精度
2-2.表面粗さ
2-3.密度
2-4.強度と異方性
2-5.熱処理やHIP処理の影響
2-6.造形可能な材料と造形例の紹介
2-7.質疑応答
3.L-PBF式金属3Dプリンタを用いた造形デモ
3-1.CADでの簡易3次元形状データの作成
3-2.CADファイルのSTLファイルへの変換と編集
3-3.金属3Dプリンタでの造形
3-4.造形物の観察および評価関連ファシリティーの見学など
4.質疑応答
セミナー講師
佐々木 信也 氏 東京理科大学 工学部 機械工学科 教授・工学博士
【講師経歴】
1986年 東京工業大学大学院 修士課程修了後、工業技術院 機械技術研究所 入所。高効率ガスタービン、トライボロジー、レー ザ応用表面改質技術などの研究開発に従事。
2007年 東京理科大学・工学部機械工学科・教授に就任。
2015年より金属3Dプリンタ装置を導入し、関連する技術開発に従事。
【活 動】
金属3Dプリンタ技術の向上と普及に貢献するため、標準材料以外の粉末材料の利用を拡大するため、造形条件の最適化や造形性および造形物の機械的特性評価に関する研究を行っている。
セミナー受講料
50,000円 + 税 ※ 資料・昼食付
* メルマガ登録者は 45,000円 + 税
* アカデミック価格は 24,000円 + 税
★ アカデミック価格
学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を
有する大学、大学院の教員、学生に限ります。申込みフォームに
所属大学・大学院を記入のうえ、備考欄に「アカデミック価格希望」と
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