初心者向けセミナーです 【中止】スプレードライヤの基本原理とトラブル対応・スケールアップ指針

スプレードライヤの特色や基本原理に重点を置いて解説!


スプレードライヤの基本的原理・仕組みからその構成機器に関する
知識、運転トラブルに対する考え方、対処方法。
更にはスケールアップの考え方、指針まで。

セミナー趣旨

 スプレードライヤの特色や基本原理に重点を置いて解説します。希望する製品を生産するためにはスプレードライヤについて理解を深めることが重要です。特に微粒化方式(各種ノズル、各種ディスク)についてはそれぞれ特色があり、対象物による最適な装置や方法について概説します。さらにスプレードライヤの基本原理を元に、スケールアップの考え方について実例を交えて解説します。


▽過去の同講師セミナー受講者の声(アンケートより)

「希少で貴重なご講演、ありがとうございます」(熱関連研究開発)
「実務に有益な情報が多く非常に有益でした。ありがとうございました」(触媒の製造・探索)
「トラブル対策が特に勉強になりました」(品質と製造の管理)
「特にスケールアップに興味を惹かれました。有益でした。ありがとうございました」(研究開発)

受講対象・レベル

・スプレードライヤをお使いの方
・スプレードライヤについての理解を深めたい方

習得できる知識

・スプレードライヤの基本的原理、仕組み
・スプレードライヤの構成機器に関する知識
・運転トラブルに対する考え方、対処方法
・スケールアップの考え方、指針

セミナープログラム

1.噴霧乾燥の基本原理
 1-1. スプレードライヤの概要
  ・スプレードライヤの適用分野
  ・乾燥と造粒のメカニズム
  ・スプレードライの工程
  ・スプレードライヤの特長
  ・スプレードライヤを用いた粉体製造のメリット
 1-2. スプレードライヤの製品
  ・各種製品例:セラミックス、化成品、漢方薬、粉末調味料
  ・各種粉体の顕微鏡写真
 1-3. 微粒化の重要性と利点
 1-4. スプレードライヤの乾燥原理
 1-5. スプレードライ粒子の乾燥過程
  ・恒率乾燥と減率乾燥

2.スプレードライヤの微粒化機器
 2-1. 微粒化機器の特長と選定方法
  ・微粒化装置(アトマイザ)の各種方式とその比較
  ・各種微粒化装置の処理量VS粒子径
 2-2. 回転円盤の基本的な仕組み
  ・各種噴霧微粒化ディスクの特長
 2-3. 圧力ノズルの基本的な仕組み
  ・圧力ノズルの微粒化機構
 2-4. 二流体ノズルの基本的な仕組み
  ・二流体ノズルの構造、特長・留意点
 2-5. その他の微粒化機器
  2-5-1. 加圧二流体ノズル
    ・加圧二流体ノズルのねらい
    ・加圧二流体ノズルの噴霧特性の例
  2-5-2. RJノズル、TJノズル
    ・ツインジェットノズルの特長
    ・ツインジェットノズルの構造、微粒化機構

3.スプレードライヤの設計計画
 3-1. スプレードライヤの熱収支及び物質収支計算
 3-2. スプレードライヤ本体・付帯設備の検討
  ・乾燥室形状、大きさの決め方についての基本的な考え方
  ・並流式
  ・ノズル式:向流型
  ・ノズル式:並向流(混合流)型
  ・各種製品物性と熱風接触・噴霧方式の関係
  ・安定的に製品を回収するための付帯設備
 3-3. 乾燥テストとその評価
  ・乾燥テストとその評価方法の基本的な考え方
  ・最適条件の選定、選択ポイント、留意点
  ・それぞれの監視項目について

4.スプレードライヤの運転操作と製品の作り込み
 ・乾燥条件と製品に与える影響 ―入口、出口温度と風の流れ―
 ・噴霧乾燥による液滴の形状変化
 ・一般的な粉体の性状について
 4-1. 製品粒子径のコントロール
  4-1-1. 回転円盤の場合
    ・製品粒子径のコントロール指針と留意点
  4-1-2. 加圧ノズルの場合
    ・製品粒子径のコントロール指針と留意点
  4-1-3. 二流体ノズルの場合
    ・製品粒子径のコントロール指針と留意点
 4-2. 製品水分のコントロール
   ・製品水分のコントロール指針と留意点
 4-3. 製品の嵩密度のコントロール
   ・製品嵩密度のコントロール指針と留意点
   ・(補足)原液処理量のコントロール指針と留意点
 4-4. スプレードライヤによる造粒のメカニズム
   ・微粒化装置の違いによるセラミックス粒子への影響
 4-5. トラブル対策
   ・様々なトラブルの推定原因
   ・乾燥が難しいサンプルについての対処例
 4-6. 装置運転・製品評価についての注意点
   ・サイクロンの回収率について
   ・製品の評価方法について
   ・噴霧乾燥可能かどうかの簡易的な判断方法

5.スプレードライヤのスケールアップ
 5-1. スプレードライヤにおけるスケールアップの考え方
 5-2. 回転円盤方式におけるスケールアップ、留意点
   ・乾燥室のサイジング
 5-3. 噴霧ノズル方式におけるスケールアップ、留意点

6.スプレードライヤにおける最近の話題
 6-1. 流動造粒スプレードライヤ :その原理と活用例
 6-2. クローズドシステムスプレードライヤ :その原理と活用例
 6-3. スプレーバッグドライヤ :その原理と活用例
 6-4. マイクロカプセルの作製方法と製品例

<質疑応答・名刺交換>

セミナー講師

大川原化工機(株) 開発部 部長  根本 源太郎 先生

セミナー受講料

1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

※新型コロナウイルスの感染防止の一環として昼食の配布は中止させて頂きます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

46,200円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

東京都

MAP

【大田区】大田区産業プラザ(PiO)

【京急】京急蒲田駅

主催者

キーワード

化学反応・プロセス   機械設計   生産工学

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10:30

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46,200円(税込)/人

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