【中止】透明ポリイミドの分子設計・合成・開発とワニスとしての応用展開【会場】

LCD(液晶ディスプレイ)やOLED(有機ELダイオード)などの
フラットパネルディスプレイ用途に使用拡大!
透明ポリイミドについて、どのように開発して行くかを
分子設計、合成、特性と最近の開発状況の観点から解説!


ポリイミドとしての特徴と透明性をどの様に両立させてきたか、その設計とは?

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セミナープログラム

【12:30-14:00】
第1講 透明ポリイミドの分子設計、合成と開発状況
講師: FAM テクノリサーチ 山田 保治 氏

【講演主旨】
 ポリイミドは耐熱性や機械特性に優れた高機能樹脂として電気・電子材料分野を中心に幅広く使用され重要な工業材料となっています。また近年、ナノテクノロジーやオプトエレクトロニクスの著しい進展に伴って、さまざまな機能を有する高性能なポリイミドがその要求に応じて開発されています。
本講演では、LCD(液晶ディスプレイ)やOLED(有機ELダイオード)などのフラットパネルディスプレイ用途に使用が拡大している透明ポリイミドについて、どのように開発して行くかを分子設計、合成、特性と最近の開発状況の観点から説明する。

【講演キーワード】
1.分子設計
2.着色機構
3.モノマー反応性
4.イミド化
5.フラットパネルディスプレイ

【プログラム】
1.ポリイミドの基礎(合成、構造、特性)
 1.1 ポリイミド開発の歴史
 1.2 原料(モノマー)
 1.3 モノマーの反応性
 1.4 ポリイミドの合成法
 1.5 イミド化法(熱イミド化、溶液イミド化、化学イミド化)
 1.6 代表的なポリイミド
 1.7 ポリイミドの分類と用途 
 1.8 加工・成形法
2 透明ポリイミドの開発
 2.1 ポリイミドの着色機構
 2.2 透明ポリイミドの分子設計(ポリイミドの透明化)
 2.3 代表的な透明ポリイミド
 2.4 透明ポリイミド用脂環族モノマー
 2.5 透明ポリイミドの合成法
 2.6 透明ポリイミド合成の問題点
 2.7 脂環族モノマーの反応性
 2.8 透明ポリイミドの開発状況
3.参考図書

【質疑応答 名刺交換】


【14:15-15:30】
第2講 透明ポリイミド用ワニスの開発と応用
講師: 三井化学(株) 浦上 達宣 氏

【講演趣旨】
 透明ポリイミドを開発するにあたり、ポリイミドとしての特徴と透明性をどの様に両立させてきたか、また工業的に有用な材料とするために何を考えてきたのか、ご紹介します。

【プログラム】
1.三井化学のポリイミド開発とポリイミドの基礎
 1-1 ポリイミド概要
 1-2 ポリイミドの歴史
 1-3 三井化学のポリイミド開発
2.ポリイミドの透明化検討
 2-1 三井化学における初期の検討
 2-2 三井化学における透明ポリイミド開発の方向性
 2-3 ポリイミドの透明化における理論的アプローチ
 2-4 透明ポリイミドプロトタイプの開発
3.透明ポリイミドの物性制御
 3-1 CTE(熱線膨張係数)の制御1
 3-2 CTE(熱線膨張係数)の制御2
4.透明ポリイミド用ワニス
 4-1 基本銘柄
 4-2 ワニスから得られるポリイミドフィルムの特徴
5.透明ポリイミド用ワニスの展開と応用

【質疑応答 名刺交換】


【15:45-17:00】
第3講 耐熱性高透明樹脂の設計
講師:岩手大学 芝崎 祐二 氏

【講演主旨】
 ガラス代替材料として、有機ガラスは古くから様々な分野に使用されてきました。最近、ガラスに匹敵する透明性、熱安定性、屈折率を示す数々の材料が開発されています。特に高温で使用可能な高透明樹脂の開発の需要は年々高まっています。本講演では、樹脂の透明性、耐熱性との二律背反性、高耐熱でいかに透明性を確保するのかについて紹介いたします。

【プログラム】
1.透明樹脂

 1-1 樹脂の光吸収
 1-2 透明樹脂の設計
 1-3 透明樹脂の物性
2.高耐熱性と透明性
 2-1 耐熱性樹脂とは
 2-2 耐熱性と透明性の関係
 2-3 耐熱性高透明樹脂の設計
 2-4 開発されている主な透明樹脂

【質疑応答 名刺交換】

セミナー講師

第1部:FAM テクノリサーチ 代表 博士(工学) 山田 保治 氏

■経歴
1971年 名古屋工業大学 工学部 工業化学科卒業
1973年 京都大学大学院 工学研究科 石油化学専攻修了
1973年 住友化学工業株式会社 中央研究所
1982年 新日鐵化学株式会社 技術研究所
2000年 名古屋工業大学教授
2007年 京都工芸繊維大学教授
2012年 京都工芸繊維大学特任教授
2013年 神奈川大学客員教授、岩手大学客員教授、名古屋産業科学研究所研究員、
     中部TLO技術アドバイザー、日本工学アカデミー会員
2014年 高分子学会フェロー
2018年 FAM テクノリサーチ 代表
■専門
高分子合成、機能性高分子材料、複合材料(ナノハイブリッド材料)、気体分離膜、電子材料
■研究内容(業務)
Ziegler-Natta系重合触媒、ポリオレフィン(PE、PP)、生体適合性材料、高機能高分子材料(ポリイミドなど)、複合材料(ナノハイブリッド)、バイオベースポリマー(ポリ乳酸)、気体分離膜などの研究開発に従事


第2部:三井化学(株) 合成化学品研究所 機能性コート・接着グループ 浦上 達宣 氏


第3部:岩手大学 理工学部 准教授 博士(工学) 芝崎 祐二 氏

セミナー受講料

【1名の場合】44,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

44,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【中央区】京華スクエア 中央区立ハイテクセンター

【JR・地下鉄】八丁堀駅 【地下鉄】宝町駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料   高分子・樹脂加工/成形   電子デバイス・部品

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12:30

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44,000円(税込)/人

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