以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
医療分野で幅広く使われている画像処理、医薬品パッケージ、
事務業務の各分野のインクジェット技術と製品について解説!
6月4日『インクジェット4.0 エキスパートセミナー』とセットで受講が可能です
セミナー趣旨
インクジェット技術の医療分野との歴史は長く、バイオ医薬品の開発が盛んになり始めた1900年代後半までさかのぼります。バイオ医薬品の代表格としては糖尿病治療薬のインスリンが有りますが、現在の様な誰でも使える価格の大量生産可能な医薬品となるには、遺伝子組み換えDNA技術が活用されており、その裏方としてバイオインクジェットプリンターが活躍しています。
現在ではインクジェットによるプリンティング技術は、バイオ医薬品、バイオセンサー、人工臓器製造など医療関係の様々な分野で利用されています。また、3Dインクジェットプリンターを使ってサージカルマスク、人工呼吸器バルブなどを作る事によって新型コロナウイルスへの緊急対応などにも貢献しています。
更に、本講座では上述した様な最先端インクジェット技術はもとより、医療分野で幅広く使われている画像処理、医薬品パッケージ、事務業務の各分野においてインクジェット技術と製品についても解説いたします。
受講対象・レベル
受講対象者は、インクジェット技術、製品のメーカーや関連企業、医療分野(医薬品、医療機器、医療事務など)メーカーや関連企業の商品企画部門、開発部門の管理職から担当者まで、初心者から中堅以上まで幅広く対象としています。
必要な予備知識
・高校卒業レベルの物理、化学の基礎知識。
・事前に印刷用語集サイト(https://www.jfpi.or.jp/webyogo/、一般社団法人 日本印刷産業連合会運営)のデジタル印刷用語を一読されますと、予備知識として役立ちます。
習得できる知識
・インクジェット技術の基礎知識
・インクジェットプリンターの基本構造
・主要メーカー製品を時系列に理解出来る
・インクジェット技術と製品の今後の動向
・バイオテクノロジー全般に関する基礎知識
・インクジェットバイオプリンティング技術の基礎知識
・医療分野で使われているインクジェット技術と製品
セミナープログラム
1 インクジェット4.0時代の到来
1.インダストリー4.0について
2.インクジェット 過去、現在そして未来へ
3.インクジェット4.0とは?
4. 医療とインクジェット
5.インクジェットとデジタルトランスフォーメーション
2 インクジェット製品の方式別分類
1.インクジェット製品のしくみ
2.インクジェット製品のプリント方式別分類
3.インクジェット製品の給紙方式別分類パーソナルプリンター編
3 インクジェット製品の種類と動向
1.インクジェットプリンターの種類と動向
2.インクジェット製品のHypeサイクル
4 特許に見るインクジェットヘッドの歴史
1. ピエゾインクジェットヘッド
2.バブルジェット/サーマルジェットヘッド
3.連続噴射型インクジェットヘッド
5 インクジェットヘッド方式の分類
1. ピエゾ方式撓みモード型
2. ピエゾインクジェット縦モード型
3.シェアモード・サイドウォール型 XAAR 1001
4.サーマル方式
5.サーマル方式ラインヘッド
6.コンティニュアスインクジェット:写真
7.コンティニュアスインクジェット
6 インクジェットインクについて
1.インクジェットインクの分類
2.インクジェットインク比較
3.インクジェットインクを構成する原材料
7 コロナウイルス(COVID-19)と医療
1.感染管理
2.感染を阻止する薬剤
3.検査機材と方法
4.病原体検出マニュアル(国立感染症研究所)
5.治療
6.活躍しているインクジェット技術と製品
①HP:サージカルマスク
②STRATASYS:フェイスシールド
③Isinnova(イタリア):人工呼吸器バルブ
④Materialize:ドア・オープナー
8 医療とバイオテクノロジー
1.バイオ医薬品について
①バイオ医薬品とは何か?
②バイオ医薬品はどのように製造されるのか?
③バイオ医薬品にはなぜ高価なのか?
④バイオ医薬品の分類と適用例
2.バイオプリンティング技術
① バイオプリンター
②バイオ3Dプリンター
③バイオインク
3.バイオプリンティング製品事例
①手袋へのバイオセンサープリント
②診断テストストリップ印刷
③毒素検出バイオセンサー
④体内薬物送出ロケット
4.バイオプリンティング企業
① HP
②リコー
③富士フイルム
④ マイクロジェット
5.バイオプリンティング大学、研究所
① 慶応大学
② 佐賀大学
③ 富山大学
④ MIT
9 医療分野におけるインクジェットソリューション
1.医療画像処理分野
2. 医療事務業務分野
3. 薬剤/薬袋製造分野
■講演中のキーワード:
*インクジェット4.0
*インクジェットヘッド
*バイオテクノロジー
*バイオ医薬品
*バイオプリンター
*バイオ3Dプリンター
*医療画像処理
*医療事務業務
*薬剤/薬袋製造
セミナー講師
株式会社プリンテクノ 代表取締役 木村哲雄 先生
■略歴:
1969年:キヤノン株式会社入社
1988年~1990年:ノート型インクジェットプリンターBJ-10開発チーフ
1990年~1999年:インクジェット商品企画部長兼ソフト商品企画部長
2000年~2004年:キヤノンベトナム立上げプロジェクトCRM部門チーフ
2004年12月:キヤノン株式会社早期退職
2005年5月:株式会社プリンテクノ起業
2006年~2019年:公益社団法人日本印刷技術協会 客員研究員
2008年~2012年:インフォプリント・ソリューションズ(株 上席技術顧問
2014年~2015年:日印産連 印刷用語集デジタル用語編纂主査
2016年:drupa2016(独デュッセルドルフ)展示会現地ツアーコンダクター
2018年:IGAS2018 展示会ツアーコンダクター(インクジェット製品担当)
■専門および得意な分野・研究:
*生産技術関連:自動加工機/自動組立機、光学測定器、レーザー測長技術
*プリンター開発関連:インパクトプリンター、サーマル・熱転写プリンター
*インクジェット関連:新規事業開拓、商品企画、製品開発、保守管理
インクジェット技術と製品の歴史と将来予測の研究
*デジタル印刷関連:プロダクションプリンター運用エコシステム構築
*印刷業務ワークフロー関連:世界標準規格JDF/JMF及びAFP/IPDS他のデータベースの構築
■本テーマ関連学協会での活動:
*一般社団法人 日本印刷産業連合会 印刷用語集デジタル用語編纂主査
*公益社団法人 日本印刷技術協会 客員研究員 (2006年~2019年)
*フォーム工連 世界最大印刷機材展drupa2016の現地ツアーコンダクター
*一般社団法人 日本印刷産業機械工業会 IGAS2015&2018運営支援
(ディリーニュース、ツアーコンダクター、他)
セミナー受講料
『インクジェット4.0 医療(6月18日)』のみのお申込みの場合
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
『インクジェット4.0 エキスパート(6月4日)』と合わせてお申込みの場合
(同じ会社の違う方でも可。※二日目の参加者を備考欄に記載下さい。)
1名67,100円(税込(消費税10%)、資料・4日のみ昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき56,100円⇒割引は全ての受講者が両日参加の場合に限ります
※備考欄に「『インクジェット4.0 エキスパート(6月4日)』とセットで申し込み」とご記入ください
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
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