【中止】粉体の付着原理から評価法、効果的な粒子分散・付着粒子除去テクニック<Zoomを用いたオンラインセミナー>

粉体の付着に関わる力や現象の捉え方・評価法を解説!

分散技術、壁面に付着した粒子の除去技術など、実例を交えて解説!

わかりやすい、実務で使えるヒントが得られたと毎回大好評のセミナーをオンライン開催!
岡山大 後藤先生が贈る粉体の付着・凝集対策セミナー。

セミナー趣旨

 粉体を構成する粒子は、そのサイズが小さくなればなるほど付着・凝集しやすくなります。これを「付着性が高い」と表現されますが、粒子が小さいと付着力は小さくなります。「付着性が高いのに付着力は小さい」という一見すると矛盾して言うような、この「付着性」の考え方を整理して、付着性に関与する「力」と現象の捉え方を解説し、付着性の評価法と評価実例を紹介します。また、整理した考え方を基に粒子同士の付着である「凝集」の分離(=分散技術)と壁面に付着した粒子の除去技術について解説します。
 これら分散技術や分離技術に限らず、粒子の集合体である「粉体」をプロセス内で取り扱う操作を考えるには少しコツが必要です。例えば粒子径は同じ粉体を測っても測定原理により値が異なります。そこで、付着の話の前に、粉体の取り扱いの基礎についても説明します。
 なお、この粒子特性、粉体物性・特性を中心とした粉体工学の基礎については、前日のセミナーで詳細に説明します。

受講対象・レベル

粉に対する基礎的な考え方を知りたい方であればどなたでも受講可能ですが、特に、粉(こな)や固体粒子を扱っているが「粉体(ふんたい)」の講義などを聴いたことがない方で、「付着」で困っている方に参考にしていただける内容とします。

必要な予備知識

  • 粉体に関連する業務をしておられれば、特に予備知識は不要です。

習得できる知識

  • 粉体工学の基礎知識
  • 粉体の付着力と付着性の基礎知識
  • 粉体・粒子の付着にかかわるトラブル対処の考え方
  • 粉体特性評価の考え方 など

セミナープログラム

  1. はじめる前に(粉体を扱う上での基本的な注意の復習)
    1. 粉の特徴とプロセス中での挙動
    2. 粒子径とその分布の表し方-粉体を扱う上での基本的考え方
    3. 粉体特性の考え方
  1. はじめに
    1. 付着の実際
    2. 付着と凝集、沈着と再飛散
    3. 粒子挙動に着目したハンドリング技術の分類
  2. 粒子の付着力と付着性 ~付着性=付着力ではない~
    1. 付着力
      1. 種々の付着力
      2. 付着力の比較
      3. 付着力の測定法
    2. 付着力と付着性の違い
      「粒子が小さいと付着性は高い」は正しいか?
      「粒子が小さいと付着力は強い」は正しいか?
  3. 付着性の評価
    1. 付着力の測定法
    2. 付着特性の評価法と評価実例
    3. 付着性と流動性
  4. 粉体ハンドリングのための粉体特性の考え方
    1. 「粉体操作物性」について
    2. 粉体操作物性の評価実例
  5. 付着が関わる粉体ハンドリング技術の実例
    1. 凝集粒子の分散技術
      1. 分散操作の考え方
        • 凝集体の分離操作と操作凝集現象
        • 分散と分散安定化
      2. 種々の分散機
        • 気中分散機と液中分散機の違い
      3. 粒子分散の実際
        • 分散モデルの分散結果への適用事例
        • 乾燥ナノ粒子の液中分散法の検討
    2. 装置壁・製品に付着した粒子の除去技術
      1. 種々の除去法
      2. エアージェットによる除去
        • 固体壁上に付着した粒子に作用する
        • 気流により生じる分離力の支配因子
      3. 高効率除去法の検討事例
    3. 粉体の付着・流動性が影響する操作の考え方
      • 圧縮成形と供給操作を例にして操作中の粉体挙動を考える
  6. まとめ
    1. 粉体の特性と粒子物性、特性について考える
    2. 付着性が関与するハンドリング技術の考え方の総括

【質疑応答】


キーワード:

セミナー講師

岡山大学 大学院 自然科学研究科 応用化学専攻 教授 後藤 邦彰 先生

■経歴:
平成元年 広島大学 大学院工学研究 移動現象工学専攻 博士後期課程 中途退学
平成元年 京都大学 工学部・助手
平成8年 日本学術振興会「海外の中核的研究拠点への派遣研究者」としてFraunhofer Institute of Toxicology and Aerosol Reseachに滞在
平成9年 山口大学 工学部・助教授
平成15年 岡山大学 工学部・教授
平成17年 岡山大学 大学院自然科学研究科・教授(改組による)
現在に至る
■本テーマ関連学協会での活動:
・化学工学会
  岡山地区懇話会 幹事
・粉体工学会 副会長
・日本粉体工業技術協会
  産学技術交流推進部門マネージャー
  計装測定分科会 副コーディネータ

セミナー受講料

【オンライン受講・見逃し配信なし】

『4/13 粉体の付着原理のみ』の受講の場合
 1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

4/12 粉体工学超入門とセット』で受講の場合
 1名72,600円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき61,600円

【オンライン受講・見逃し配信あり】

『4/13 粉体の付着原理のみ』の受講の場合
 1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

4/12 粉体工学超入門とセット』で受講の場合
 1名83,600円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき72,600円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
*セット受講をご希望の方は、備考欄に【『4/12 粉体工学超入門とセット』で申込み】とご記入ください。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
    お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
    お申込みは4営業日前までを推奨します。
    それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
    テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

動画配信サイトVimeoを用いて同時ストリーミング配信でご視聴頂けます。
(尚、Zoomへアクセスできる方は、Zoomでの受講を推奨します。)

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

化学反応・プロセス   応用物理一般   生産工学

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