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培養肉の作り方、技術的課題、社会実装、
関連業界の見通し、未来ビジョンなどを詳解!
よりコンパクトな資源循環を実現する食料生産・消費・再資源化システムとは?
セミナー趣旨
生物は細胞で構成されています。これまで私達人類は、生物を育てることで食料を生産するという農業活動を行ってきました。細胞農業では、生物を構成する細胞を直接増やすことで農業生産活動を行う考え方です。
現在、世界の農業は大規模化が進み、生産地と消費地が遠く離れ、資源の移動が起こることで資源の不均一化が起きつつあります。それを解決するためには、よりコンパクトに資源が循環する食料生産・消費・再資源化のシステムが必要です。細胞農業による食料の工業的生産が実現すれば、よりコンパクトかつ持続可能な食料生産を行う社会となると考えられます。
習得できる知識
・現在の農業生産が直面している課題が理解できる
・細胞農業がどのように行われるのかが理解できる
・細胞農業が関連する業界分野が見えてくる
・細胞農業が実現するにあたる課題がわかる
セミナープログラム
・世界の食料生産事情
・代替タンパク質による食料供給の可能性
・細胞農業とは
・培養肉の一般的な作り方
・エネルギー効率から見る細胞農業のメリット
・世界の細胞農業ベンチャーの紹介
・培養肉開発の歴史的経緯
・培養肉開発における技術的課題
・細胞農業の経済的意義
・細胞農業が消費する資源を現行農業と比較
・国内における細胞農業関連企業と社会実装の見通し
・関連する業界分野の見通し
・世界各国の法整備の現状と培養肉が社会実装されるために解決すべき課題
・ベジタリアンやヴィーガンに対する培養肉の印象
・生命倫理から見た培養細胞の捉え方
・一般市民に対する説明を行うことの意義
・消費者需要を確立するために必要と考えている認識
・細胞農業が社会実装されることで実現しうる未来のビジョン
<質疑応答>
■講演中のキーワード
・細胞農業
・培養肉
・細胞培養
・純肉
・フォアグラ
セミナー講師
非営利活動法人日本細胞農業協会
代表理事 博士(農学)
五十嵐圭介 先生
■経歴
2015年 Shojinmeat Projectに参入
2017年 東北大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻 博士課程 修了
2017年 株式会社リバネス 入社
2019年 株式会社リバネス 退社
2019年 インテグリカルチャー株式会社 入社
2019年 非営利活動法人日本細胞農業協会 設立
■専門および得意な分野・研究
博士号取得時の専門は植物分子遺伝学。イネの大量生産を目指し、ハイブリッドライス作出基盤の基礎研究を行った。食料生産の資源循環の効率化・コンパクト化がこれからの社会には必要であると感じ、細胞農業の研究の中でも中心となる培養肉の研究開発を行っている。
■本テーマ関連学協会での活動
2018年 株式会社リバネスにて小中学生向け細胞農業実験教室の講師を担当
第2回細胞農業会議(2019年3月開催)の運営
2019年 第3回アグリプラットフォームコンソーシアムミーティングにて講演
サイエンスアゴラ2019 シンポジウムのパネルディスカッション登壇
セミナー受講料
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
*本講座は、Zoom を使用したオンラインセミナーです。
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・当日、可能な範囲で質疑応答、個別質問も対応致します。メールベースを中心に後日の質問等も可能です。(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
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