初心者向けセミナーです 【Live配信】実務に使えるスモールデータ解析~特徴選択・不均衡データ解析・異常検知~

スモールなデータからいかに知識を抽出するのか?
スモールデータの解析の実態とその方法論、
データ収集の考え方を解説!


不特定多数の多量のデータでではなく、
特定の専門データである「スモールデータ」の活用で生産現場などの実務・現実問題を解決!

本セミナーは、【Live配信】のみの開催に変更になりました。(2020/4/7)
※会場開催はございません。

セミナー趣旨

 生産現場の操業データや医療データにおいては、測定されている変数の数と比較して統計モデリングに使用可能なデータ量が限られることが多い。通常のモデリングでは正例・負例双方のサンプルが必要となるが、装置故障など稀な事象のデータはなかなか収集が困難であり、医療データにおいては、倫理的な問題から多くの患者から臨床データを収集するのは大きな壁が存在する。このように実世界ではしばしば必要なデータが十分に収集できず、スモールなデータからいかに知識を抽出するのかが重要となる。
 本セミナーでは、実例を通じ、スモールデータの解析の実態と、その方法論、データ収集の考え方を講義する。

受講対象・レベル

現実のデータの解析に興味のある技術者・研究者(線形代数・微積.統計などの初歩の知識を前提とする)

習得できる知識

スモールデータ解析に必要な技術、変数選択法、不均衡データの解析手法、異常検知

セミナープログラム

1.スモールデータとは
 1.1 スモールデータの特徴
 1.2 スモールデータ解析の現状

2.スモールデータ解析の方法論:次元削減と回帰分析
 2.1 主成分分析(PCA)
  2.1.1 PCAとは
  2.1.2 直交展開
  2.1.3 PCAの導出
  2.1.4 PCAと特異値分解
 2.2 最小二乗法
  2.2.1 回帰分析とは
  2.2.2 相関係数の意味
  2.2.3 最小二乗法の導出
  2.2.4 最小二乗法の幾何学的意味
  2.2.5 多重共線性の問題
 2.3 部分的最小二乗法(PLS)
  2.3.1 PLSとは
  2.3.2 潜在変数モデル
  2.3.3 PLSモデルの導出
  2.3.4 NIPALSアルゴリズム
  2.3.5 PLSから重回帰モデルへの変換
  2.3.6 クロスバリデーションによるパラメータチューニング

3.スモールデータ解析の方法論:入力変数選択
 3.1 入力変数選択とは
 3.2 スパースモデリング
  3.2.1 スパースとは
  3.2.2 リッジ回帰
  3.2.3 Lasso回帰
  3.2.4 エラスティックネットモデル
  3.2.5 Group Lasso
 3.3 変数クラスタリングによる入力変数選択
  3.3.1 スペクトラルクラスタリング
  3.3.2 NC法のコンセプト
  3.3.3 NCSCアルゴリズムの導出
  3.3.4 NCSCを用いた変数クラスタリングと入力変数選択
  3.3.5 製薬プロセスへの応用例

4.スモールデータ解析の方法論:不均衡データ解析
 4.1 サンプリング手法
  4.1.1 サンプリング手法とは
  4.1.2 アンダーサンプリングとオーバーサンプリング
 4.2 ブースティング
  4.2.1 ブースティングとは
  4.2.2 AdaBoost
  4.2.3 RandomForest
 4.3 ブースティングとサンプリング手法を組み合わせた不均衡データ解析
  4.3.1 何故,ブースティングとサンプリング手法を組み合わせるか
  4.3.2 RUSBoost
  4.3.3 HUSDOS-Boost
 4.4 不均衡データ解析の大規模検診データへの適用例

5.スモールデータ解析の方法論:異常検出
 5.1 異常検出とは
 5.2 多変量統計的プロセス管理(MSPC)
  5.2.1 MPSCとは
  5.2.2 T2統計量とQ統計量の幾何学的意味
 5.3 自己符号化器(オートエンコーダー)
 5.4 異常検出問題の医療データ解析への応用例

6.スモールデータの収集・解析の考え方
 6.1 必要となるデータの質の問題
 6.2 データ収集の際の留意点
 6.3 スモールデータ解析の手法選択

  □質疑応答□


キーワード:スモールデータ解析、機械学習、不均衡データ解析、異常検出

セミナー講師

名古屋大学 工学研究科 物質プロセス工学専攻 准教授  博士(工学)
藤原 幸一 氏

【専門】
機械学習・プロセスシステム工学・医療データ解析
【略歴】
2004年 京都大学 工学部 工業化学科卒業
2009年 京都大学 博士(工学)取得
2009年 豪Curtin 大学 客員研究員
2010年 NTT持ち株会社 コミュニケーション科学基礎研究所 研究所
2012年 京都大学大学院 情報学研究科 システム科学専攻 助教
2018年 JSTさきがけ研究員
2018年 名古屋大学大学院 工学研究科 物質プロセス工学専攻 准教授

セミナー受講料

49,500円( S&T会員受講料46,970円 )
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詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
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※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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1名申込みの場合:35,200円 ( S&T会員受講料 33,440円 ) 
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・主催者よりお申込み受理の連絡メールに、接続テスト用のURLを記載しております。
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・開催日時にリアルタイムで講師へのご質問も可能です。
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※セミナー資料は印刷物を開催日までに発送させていただく予定です。
※開催日直前にお申し込みいただいた場合は、テキストの到着がセミナー開始日時に間に合わない恐れがあります。
 Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
 印刷物は後日お手元に届くことになります。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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全国

主催者

キーワード

主成分分析   回帰分析   サンプリング手法

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