初心者向けセミナーです 分析法バリデーションにおける統計解析Excel実習とバリデーション結果の読み取り方(初中級)

分析法バリデーションの統計解析を解きほぐす
具体的な実験データを使い、
データ解析の考え方、方法、解釈について解説!


分析法バリデーションの統計手法は、数式で理解するよりもその概念をイメージすることが大事!

【ここがポイント ~こんなことが学べます】
 ●分析法バリデーションに必要な統計の基礎
 ●併行精度、真度、室内再現性、直線性の評価方法と考察のポイント
 ●併行精度、真度、室内再現性を組み合わせた実験計画
 ●分析誤差の許容範囲、規格値の妥当性に関する考え方


このセミナーは【会場での受講】の他に、【WEBセミナー(アーカイブ:撮影した動画)】でのご受講が可能です。
※WEBセミナーは、セミナー終了10日後を目途に、10日間・動画をご視聴いただけます。

セミナー趣旨

 分析法バリデーションは統計手法の理解なしに適切に計画、実施、評価ができるものではありません。統計は数式で理解するよりも、その概念をイメージすることが大切であり、イメージが理解できれば余程の専門家でない限り数式の理解は重要ではありません。そこで、具体的な実験データを使って、データ解析の考え方、方法、解釈について、質疑応答を加えて議論をしていきたいと思います。

セミナープログラム

1・統計の基礎
  ・ばらつきの数値化(正規分布と標準偏差)
  ・平均値の信頼区間
  ・ばらつき(標準偏差)の信頼区間
  ・分散分析の考え方
  ・相関係数が関連の強さを示す理由
  ・直線性の評価方法と結果の解釈(回帰分析)

2.分析法バリデーションへの応用
 2.1 併行精度
  ・併行精度とは「ばらつき」のことである
  ・併行精度を求める実験の注意点
  ・併行精度を評価する方法
  ・標準偏差の信頼区間を記載せよと言うけれど、具体的な計算方法は?
  ・併行精度はついでに求めた方が良い(頑健性が高くなる)
 2.2 真度
  ・真度とは「かたより」のことである
  ・真度を求める実験の注意点
  ・真度を評価する方法
  ・真度の信頼区間とは
  ・真度を複数の濃度で評価したときの結果のまとめ方(濃度間で不整合があるか?)
 2.3 室内再現精度
  ・室内再現精度とは「ばらつき」のことである
  ・室内再現精度を求める実験の注意点
  ・室内再現精度を評価する典型的な方法(一元配置分散分析)
  ・分散分析表から併行精度を(信頼区間も!)求める
  ・分散分析表から室内再現精度を(信頼区間も!)求める
 2.4 直線性
  ・相関とは「関連の強さ」である
  ・相関係数の落とし穴
  ・直線性の評価は回帰分析で
  ・直線性を求める実験の注意点
  ・直線性の評価は回帰直線だけで十分か・・・回帰診断とは
  ・変数変換について
 2.5 その他
  ・検出限界(3.3σ/Sの意味合い)
  ・定量限界
  ・頑健性
  ・統計と固有技術の関係

  □質疑応答・名刺交換□

セミナー講師

スタット・イメージング・ラボ 代表 福田 晃久 氏 

【略歴】
1979年 上智大学理工学部 化学科卒(工業物理化学研究室)
1979年 日本グラクソ株式会社(現GSK)入社、今市工場品質管理部配属
1987年 日本科学技術連盟 品質管理ベーシックコースを主席で修了
1988年 日本規格協会 実験計画法セミナー(品質工学)を次席で修了
1991年 日本グラクソ株式会社(現GSK)開発本部 メディカルデータサイエンス部 課長
2001年 グラクソスミスクライン株式会社 製剤研究センター 課長
2003年 ノボ ノルディスクファーマ株式会社 郡山工場 品質管理部/品質保証部 部長
2013年 共和薬品工業株式会社 信頼性保証室 品質保証部/三田品質保証部/品質保証推進部 部長
2019年 スタット・イメージング・ラボ 代表
【主な研究・業務】

・物理化学
・統計的品質管理
・医薬品の品質管理、品質保証(特にGMP分野)
【業界での関連活動】
・品質強化のためのGQP・GMPセミナー(2008年 日科技連)
・分析法バリデーション統計解析(サイエンス&テクノロジー 2017, 2018年)

セミナー受講料

55,000円( S&T会員受講料52,250円 )
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※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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※他の割引は併用できません。

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1名申込みの場合:35,200円 ( S&T会員受講料 33,440円 ) 
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※備考欄に【テレワーク応援キャンペーン】とご記入のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。


<特典>
【受講者限定】 分析法バリデーション統計実習用Excelデータを配布します 
 ※本Excelデータはあくまでも演習用です。
 ※受講後も本Excelデータを用いて統計処理の演習計算が行えます。

<会場受講の方へ:パソコン持参のお願い(必須ではありません)>
本セミナーの講演中にExcel実習を行う箇所がございます。
参加される際にPCをご持参いただけるとより理解度が深まります。なお、演習は講師のデモも同時進行で行いますので、PCを持参されなくても支障ありません
PC持参の場合は、Excelにアドインツールである「分析ツール」を組み込んできて​下さるようお願い申しあげます。

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※【WEBセミナー】の申込み受付の締切日も、会場受講のセミナー開催日までです。ご注意ください。​

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・当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・後日(開催終了後から10日以内を目途)に、メールにてご連絡申し上げます。
・S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
・視聴期間は10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
・セミナー資料は印刷・郵送いたします。
・このセミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先を掲載)


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開催日時


10:30

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55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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東京都

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【大田区】東京流通センター

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主催者

キーワード

SQC一般   医薬品技術   医薬品・医療機器等規制

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