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東京都47,3002024-05-29
食品期限設定の進め方を、清涼飲料水を例に解説します!
Excelを用いた加速試験データ解析の実習付!
官能評価パネルの選抜と育成/試験データの評価/官能評価と機器の相関
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーに変更となりました。 10/20更新
セミナー趣旨
食品期限設定の進め方について、清涼飲料水での事例を使ってお話します。特に「官能評価法」と「加速試験法(アレニウスの式)」の2つは詳しくお話します。
まずは官能評価についてです。期限設定のための代表的な試験に理化学試験、微生物試験、官能評価(官能検査)があります。このうち、曖昧で、ほんとうに正しいデータが得られるのかと思われているのが官能評価だと思います。官能評価は、特段の勉強をしなくとも、誰でも簡単にできると思われがちですが、信頼性あるデータを出すためには、それなりの知識が必要ですので、体系的にお話します。
続いて加速試験法についてです。高温・高湿などの条件での保存試験データから、常温など任意の温度での賞味期限を求める方法として、アレニウス式を使った解析方法をExcelで実習します。それに必要な記述統計の基礎についても、Excelで関数の使いなどを実習します。
習得できる知識
- 食品期限設定(賞味期限)の方法
- アレニウス式による加速試験データの解析方法(Excel使用)
- 食品の官能評価の体系的知識
セミナープログラム
1.はじめに
2.賞味期限設定の基本
2-1 食品の期限表示(消費期限、賞味期限)の概要
2-2 食品期限表示の設定のためのガイドラインの概要
2-3 清涼飲料水の期限表示に関するガイドラインの概要
2-4 一般的な期限設定の方法
2-5 賞味期限設定での加速試験の考え方
2-6 賞味期限設定事例
3.官能評価の基本
3-1 官能評価
3-2 分析型官能評価と嗜好型官能評価
3-3 分析型官能評価の進め方
3-4 分析型官能評価パネルの選抜
3-5 分析型官能評価パネルの育成
3-6 分析型官能評価での注意点
3-7 官能評価に及ぼす心理理的影響
3-8 分析型官能評価の手法
3-9 官能評価の環境
4.清涼飲料水での賞味期限設定の事例
4-1 清涼飲料水の定義と分類
4-2 試験データの評価方法の実際
・官能検査(官能評価)
・色調・物性検査
・栄養成分含量検査
・理化学検査
・容器検査
・微生物検査
4-3 試験データからの賞味期限の判定方法の実際
5.アレニウス式を用いた賞味期限設定の事例
5-1 アレニウス式を用いた賞味期限設定の事例紹介
5-2 官能評価と機器分析データの相関解析の事例紹介
6.【一部実習】 Excelを用いたデータ解析
6-1 Excelの「分析ツール」の設定方法
6-2 統計解析ソフト
6-3 統計解析の基礎
6-4 散布図・相関分析
6-5 単回帰分析
6-6 重回帰分析
6-7 推測統計
7.【実習】 アレニウス式の使い方
7-1 Excelを用いた実習
8.おわりに
【質疑応答・名刺交換】
キーワード
賞味期限設定,食品期限,官能評価,加速試験,アレニウス,食品開発,研修,セミナー,講習会
セミナー講師
跡部技術士事務所 代表 跡部 昌彦 氏
≪専門≫
食品の商品開発・技術開発
≪経歴≫
1959年 : ポッカレモン(株)に入社 (その後、(株)ポッカコーポレーションと社名変更)
以降、清涼飲料水や粉末・乾燥食品、レトルト食品、健康食品などの商品開発、食品素材開発、食品加工技術、食品機能研究、おいしさ評価のほか、研究開発マネジメント業務を担当
2009年 : 味の科学研究所 所長
2013年 : 会社統合で、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)となり、引き続き、味の科学研究所 所長
2015年 : 研究開発本部 シニアマネージャー
2016年 : 定年退職、引き続き嘱託社員(技術顧問)として勤務
2017年 : 跡部技術士事務所(食品開発コンサルタント)を開業
2018年 : ポッカサッポロフード&ビバレッジ(株)を雇用期間満了で退職
【現在】
跡部技術士事務所(食品開発コンサルタント) 代表
技術士(農業部門、総合技術監理部門)
公益社団法人日本技術士会 登録グループ 食品技術士センター 副会長
大同大学 工学部 建築学科 かおりデザイン専攻 客員教授
一般社団法人おいしさの科学研究所 特別顧問
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
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