初心者向けセミナーです GMP省令改正を見据えたQAのためのCSVとデータインテグリティ実践セミナー

※会場が変更となりました。きゅりあん → ビジョンセンター浜松町 4F Kルーム

GMP省令改正が5月に迫っています!
FDAの査察指摘500件から読み取った具体的要件とその対応方法を解説
同監査を限られた時間内で行う方法についても紹介します!

【WEBセミナー:アーカイブ受講対応セミナー】

同省令でCSVはQA承認となると見込まれているCSV評価のポイントにも触れます


■GMP省令改正においては「文書および記録の完全性を確保するように手順書を作成すること」、
 つまりデータインテグリティ対応を手順書に落としこむことが求められる(図1参照)
【手順書】
第十一条  製造業者等は、製造所ごとに、次に掲げる手順に関する文書(以下「手順書」という)を作成し、これを保管しなければならない。
一 衛生管理に関する手順
二 製造工程、製造設備及び資材並びに製品等の管理に関する手順
三 試験検査設備及び検体等の管理、その他適切な試験検査の実施に関する手順
四 製品品質の照査に関する手順
五 安定性モニタリングに関する手順
六 原料等の供給者管理に関する手順
七 外部委託業者の管理に関する手順
八 製造所からの出荷の管理に関する手順
九 ~十七 <略>
2   製造業者等は、文書及び記録の完全性を確保するよう、第一項の手順書を作成すること。

出典:http://www.jpma.or.jp/information/quality/pdf/180925_1.pdf
 
図1 改正GMP省令 第十一条(手順書)の条文案

セミナー趣旨

FDA査察にけるデータインテグリティ指摘はQCラボに集中していたが、製造における指摘が目立ち始めてきた。また、年次品質レビューにおけるQAのスプレッドシートや供給者監査に対する指摘も散見されるようになってきた。
一方、GMP省令改正が予定されており、パブコメおよびWTO/TBT通報を経て順調にいけば5月に公布されるとのことである。GMP省令改正においては「文書および記録の完全性を確保するように手順書を作成すること」、つまりデータインテグリティ対応を手順書に落としこむことが求められる。
データインテグリティ対応の要素はALCOA+であると説明されているが、ALCOA+は従来からGMPに求められていたものと大差ない。そのためALCOA+を深掘りするだけでは現場の手順書に落とし込むべき具体的なデータインテグリティ要件を把握できない。当局査察における指摘から要件を学び取るのが一番確実である。
本講座では、米国情報公開法にもとづきFDAから入手したデータインテグリティ査察指摘500件から読み取った具体的要件とその対応方法を解説する。また、データインテグリティ監査を限られた時間内で行う方法についても解説する。
改正GMP省令においてCSVはQA承認となると見込まれているので、CSV評価のポイントも解説する。コンピュータに不慣れな方にも十分理解していただけるよう、ERES(電子記録・電子署名)およびCSVの基礎から説明する。

習得できる知識

• GMP省令改正とPIC/S
• データインテグリティの基礎
• CSVとERESの基礎
• PMDAのコンピュータ調査方法
• FDA査察指摘の紹介
• PMDAの指摘動向
• 各極ガイダンスのポイント紹介
• 実務対応の解説
• データインテグリティ監査のポイント

セミナープログラム

1.GMP省令改正とPIC/S
2.データインテグリティとは
3.ERESの基礎
4.CSVの基礎
5.コンピュータの運用管理
6.PMDAのコンピュータ適合性調査
7.データインテグリティ用語
8.FDAのデータインテグリティ査察指摘
 ・ラボにおける指摘
 ・製造における指摘
 ・QAにおける指摘
 ・スプレッドシートの指摘

9.PMDAのデータインテグリティ査察指摘
10.データインテグリティガイダンスの概況
11.データインテグリティ実務対応
 ・紙記録(ラボ、製造共通)
 ・コンピュータ化システム(ラボ主体)
 ・製造装置と検査装置
 ・スプレッドシート

12.業務委託管理のポイント
13.監査の目的と対象
14.データインテグリティ監査のポイント
15.DIポリシーと手順書の策定方針
16.良くある質問
17.主要なDIガイダンスの概要
18.MHRAのガイダンス
19.FDAのガイダンス
20.PIC/S査察官むけガイダンス

 □ 質疑応答・名刺交換 □

キーワード
データインテグリティ、FDA、査察、ウォーニングレター、483、PIC/S、MHRA、WHO、PMDA
■別冊付録
各極データインテグリティガイダンスの邦訳や解説資料を電子ファイルにてご提供する。500スライドを超える講演資料では説明しきれなかった詳細を習得していただける。
データインテグリティ入門                                     19ページ
HPLC試し打ち指摘とその対応                         3ページ
MHRAガイダンス(GMP) 意訳(対訳)             8ページ
WHOガイダンス・ドラフト 要旨訳                  11ページ
FDAガイダンス・ドラフト 意訳(対訳)           32ページ
FDAガイダンス・ドラフト 解説                     27ページ
PIC/Sガイダンス・ドラフト 要旨と解説            42ページ
データインテグリティの是正 FDA WLの常とう句    9ページ
WHOガイダンス Appendix 1 邦訳                     28ページ
MHRAガイダンス(GXP)対訳と補足
 ■付録CD
データインテグリティの詳細資料、Part 11、Annex 11、CSV関連の解説や邦訳など、200ファイル余を収載したCDをテキストと共にご提供する。

質疑応答
CSV、ERES、データインテグリティ、スプレッドシートなど日常の業務において困っていることや疑問などにお答えします。事前質問は大歓迎ですが、準備の都合上、可能であれば2週間前までにご提出いただけると助かります。

セミナー講師

合同会社エクスプロ・アソシエイツ 代表 望月 清 氏
■本テーマ関連学協会での活動
日本QA研究会 GLP-QAプロフェッショナル(GLP-QAP)
米国PDA認定コンピュータシステムオーディター
日本PDA製薬学会員
日本ISPE無菌COP リスクベース環境モニタリングWGリーダー
・Part 11/ERES/CSVに関する講演多数

セミナー受講料

55,000円( S&T会員受講料52,250円 )
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※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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開催日時


10:30

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【港区】ビジョンセンター浜松町

【JR・モノレール】浜松町駅 【地下鉄】大門駅・芝公園駅

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   DI/CSV(医薬品・医療機器等データマネジメント)

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医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   DI/CSV(医薬品・医療機器等データマネジメント)

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