【延期】ゴムローラ搬送における摩擦機構と最適設計,評価技術

※都合により延期となりました。新規日程は決まり次第、このページに掲載いたします。

ゴムローラ搬送のメカニズムを理解し、最適な設計を目指す!


搬送時の不具合の原因・対策案について学問的な立場からアプローチして、不具合の未然防止に役立てます!

セミナープログラム

【10:00-13:45】(途中 昼食休憩を含みます)
1.ウェブのローラ搬送に関わる力学的性質とトライボロジー特性
東海大学 砂見 雄太 氏

【講座趣旨】 
フィルム、紙、不織布などのウェブを製造する過程において、搬送時には折れしわやスリップ、巻取り時には巻き締り、スリップ、ゲージバンドなどの予期せぬ不具合が生じることが多々あると思います。これを防止する手法としては、経験と勘を基に製造条件を試行錯誤的に検討していると耳にすることが多くあります。これらの不具合は製品の品質と直結することであり、不具合防止は極めて重要な課題です。
本セミナーでは、上記不具合の原因・対策案について学問的な立場からアプローチして、不具合の未然の防止を図る知識を養うことを目的としています。本セミナーを受講したからといって全ての問題を解決することができるとは限りませんが、解決の糸口を見つけることができるでしょう。

【プログラム】
1.ウェブの力学的性質
 1.1 ウェブに作用する力とその変形
 1.2 フックの法則
 1.3 ウェブ素材の構造と弾性の関係
 1.4 液体の構造と粘性
 1.5 粘弾性体とその力学的モデル
 1.6 ウェブの曲げ
 1.7 ウェブの座屈
 1.8 ウェブの折れしわ
2.ウェブハンドリングのトライボロジー
 2.1 ウェブ搬送とトライボロジー
 2.2 摩擦力と摩擦係数
 2.3 摩擦係数の測定
 2.4 オイラーのベルト公式
 2.5 固体の接触と摩擦
 2.6 摩擦のメカニズム
 2.7 摩擦係数のコントロール
 2.8 マクロスリップの発生条件と抑止方法

【質疑応答】


【14:00-17:00】
2.2.ゴムローラによる紙搬送特性と設計
東京工業大学 山浦 弘 氏
【趣旨】
ゴムローラによる紙搬送機構の設計において、他の分野の知識を応用すると、誤った設計になることが多く、注意が必要であるため、搬送の原理を十分に理解して設計に生かしていただきたい。
【習得できる知識】
ゴムローラと鋼ローラによる紙搬送の原理と、押し付け力、用紙負荷力、ゴム硬さ、摩擦係数などが用紙搬送速度に与える影響が理解できるようになる。長軸のローラにクラウンを付ける意味やその設計法を習得できる。ゴムローラによる用紙繰 り出し搬送における紙搬送の原理についても学べる。

【プログラム】
1.短軸ゴム挟持ローラの基本特性解析
 1.1 ゴムローラ変形の基礎理論
 1.2 ゴムローラ接触解析とアルゴリズム
 1.3 解析結果と物理的意味
 1.4 短軸ゴムローラによる紙搬送解析

2.長軸ゴム挟持ローラによる紙搬送解析
 2.1 解析の仮定と手法
 2.2 長軸ゴム挟持ローラの摩擦駆動特性
 2.3 偏荷重に対する紙のスキュー解析と設計
 2.4 ニップ部の圧力分布解析とクラウンローラの設計
 2.5 長軸ローラによる紙搬送における横ずれの実験解析

3.短軸ゴムローラを用いた繰り出し機構の搬送特性解析
 3.1解析の仮定と手法
 3.2 解析の結果と物理的意味
 3.3 実験による確認と考察
 3.4 高速繰り出し実験結果と考察  

【質疑応答】

セミナー講師

1.東海大学 工学部機械工学科 マイクロ・ナノ研究開発センター 専任講師 砂見 雄太 氏
2.東京工業大学 工学院 機械系 教授 博士(工学) 山浦 弘 氏

セミナー受講料

1名につき55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

60,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】技術情報協会セミナールーム

【JR・地下鉄】五反田駅 【東急】大崎広小路駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂加工/成形   繊維技術   生産工学

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

60,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】技術情報協会セミナールーム

【JR・地下鉄】五反田駅 【東急】大崎広小路駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂加工/成形   繊維技術   生産工学

関連記事

もっと見る