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※都合により延期となりました。新規日程は決まり次第、このページに掲載いたします。
SDS・ラベル作成を担当するR&D担当者が間違いやすい
法規解釈、混合物の分類を分かりやすく解説します!
セミナー趣旨
事業者の方々が扱う化学物質は、法規制に準じた対応が必要となるが、その内容を充分に理解することは容易ではないと思われる。特に、SDSやGHSに関しては、不安や疑問を持ちながら従事されておられる方々も少なくないのではないかと考えられる。
そこで、本セミナーでは、JIS改正に対応したSDSやGHSに関する知識を体系的に基礎から学び、疑問や迷いを生じやすい混合物の和文SDS、ラベルの作成に焦点を当て、特に研究・開発を担当する皆様が留意すべき化学関係法規とSDS作成の知識が得られる講演を行います。JIS Z 7252:2019、JIS Z 7253:2019改正のポイントと作成例を紹介し、GHSと関連性のある国連危険物輸送勧告 (UNRTDG) についても解説します。
習得できる知識
・JIS Z 7252/7253:2019改正のポイントと旧JISとの相違点の理解
・改正JISに準拠したGHS分類の知識が得られます。
・改正JISに準拠したSDSやラベルの作成が出来るようになります。
・研究・開発担当の皆様が留意すべき化学関係法規とSDS作成知識の理解
セミナープログラム
1.SDSの基礎知識
1.1 SDSとは
1.2 SDSの目的
1.3 SDSの概要
2.GHSの基礎知識
2.1 GHSとは
2.2 物理化学的危険性
2.3 健康有害性
2.4 環境有害性
2.5 混合物の分類
2.6 国連文書とその改訂
2.7 改正JIS Z 7252:2019、JIS Z 7253:2019のポイント
2.8 改正JISに準拠した混合物のGHS分類
3.SDSに関連する法律 “SDS三法 (安衛法、化管法、毒劇法) ”の概要
3.1 労働安全衛生法 (安衛法)
3.2 化学物質排出把握管理促進法 (化管法)
3.3 毒物劇物取締法 (毒劇法)
3.4 化学法規の最新の動向など
4.改正JISに準拠したSDS、ラベル作成
4.1 改正JISに準拠したSDS、ラベル作成例
4.2 UNRTDG (国連危険物輸送勧告) のUN番号とGHS分類の関係性
5.研究・開発担当の皆様が留意すべき化学関係法規とSDS作成の知識
【質疑応答】
セミナー講師
SDS研究会 代表 吉川 治彦 氏
立教大学大学院 講師、東京工芸大学 講師
【経歴】
三菱化学(株)、(株)日立製作所、(一財)化学物質評価研究機構を経て、2018年にSDS研究会を設立。 GHS分類、SDS作成を含む化学物質の危険性・有害性の評価、暴露・リスクの評価及びその社会技術への応用展開を専門とする。
セミナー受講料
1名につき 50,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき45,000円〕
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