技術関連契約(知財・ライセンス・共同研究)における交渉のコツ・ノウハウ〜成功例・失敗例から学ぶ〜<Zoomによるオンラインセミナー>

秘密保持契約、MTA、ライセンス契約、共同研究契約など
契約の基礎から応用知識、契約書の作成・修正時のポイント、
トラブル防止・解決策など実務に生かせる契約交渉のノウハウが満載!

セミナー趣旨

製薬企業・知財部門で20数年、異業種との連携も含め、共同研究、ライセンス、DD、M&A、係争訴訟等で、契約交渉を多数担当した後、大学に移りアカデミア発の研究成果の企業への導出を支援してきました。実体験を踏まえ、研究開発から事業化における連携、契約交渉において、難局を如何に乗り越えるか等、成功事例・失敗例を多数交えて解説します。「どうチェックすべきか分からない」との契約書に対する苦手意識を克服し、実際に活用できる幅広い知識とスキルを1日で習得いただくことにフォーカスし、契約書のチェックポイントや交渉のコツ・ノウハウ等を紹介します。モデルケースでの演習課題も使い、ライセンサー・ライセンシーそれぞれの立場で、どう主張・交渉すべきか論理的・戦略的に考えられる力を体得いただきます。
企業、大学、特許・法律事務所等において共同研究やライセンス実務に携わる方々だけでなく、研究開発、戦略企画、事業開発など、幅広い部門の皆様の業務に活用戴ける契約のエッセンスを解説します。

受講対象・レベル

・ライセンスや契約等の業務に携わる方/今後携わる予定の方(知財・法務・事業開発・経営企画など)
・契約に関するポイントをマスターしたい方、苦手意識をなくしたい方(研究者/技術者も含む)
・契約交渉・契約書のチェック等で悩んでおられる方、契約で損をしたくない/負けたくない方

習得できる知識

・秘密保持契約、MTA、ライセンス契約、共同研究契約等、契約の基礎から応用知識
・契約書の作成・修正時のチェックポイント、トラブル防止策・解決策
・契約交渉のコツ、ノウハウ、実践的なスキル

セミナープログラム

1.ライセンス・共同研究における様々な契約
(1)秘密保持契約(CDA/NDA)〜皆が気付かない落とし穴、対策
(2)サンプル提供契約、有体物移転契約(MTA)
(3)フィージビリティ・スタディー(FS)契約
(4)オプション契約〜どう活用するか?
(5)ライセンス契約
(6)共同出願契約
(7)共同研究(開発)契約
(8)覚書、タームシート(Term Sheet)、LOI(Letter of Intent)

2.産学連携を上手く進めるために 〜 アカデミア‐企業間の契約における留意点
(1)産と学の共同研究で遭遇する諸問題(不実施補償、学生/院生の参加、外部発表etc.)
(2)アカデミアとの共同研究を進める際の留意点、対応策

3.デュー・デリジェンス(Due Diligence: DD)〜技術・製品の導入、M&Aを成功させる
(1)DDプロセス全体の流れ
(2)費用を必要最小限に抑える方法
(3)代理人事務所選び(弁護士選び)が 勝負
(4)情報リークを防ぐ手段、受領した秘密情報の管理
(5)DDにおける具体的な作業、どの部門が何を評価するか
(6)M&Aに際し、ライセンス契約に関連して生じるリスク、対応策
(7)Change of Control 条項に注意

4.契約交渉のポイントあれこれ
(1)トラブル事例から学ぶ 〜対策、対処法
  事例1: 秘密保持契約なしで情報開示してしまった例
  (⇒ 契約締結が間に合わず後回しになりそうな場合の対処方法)
  事例2: 契約更新時期を忘れていて空白期間が生じてしまった例
  事例3: 自社単独発明として特許出願したら「共有にすべき」と相手からクレームが来た例
  事例4: 他者特許を見つけてしまった⇒ Watching?、どのタイミングで、どのようにアプローチする?
  事例5: 契約締結後、不利な契約条件に偶然気づいた例 ⇒ どのように対応するか?
  事例6: ライセンス条件を厳しく設定 vs 緩やかに設定
(2)Firewall という手段の活用法
(3)中国企業相手のライセンス契約は要注意! 〜特許保証条項の危険性
(4)異業種との共同研究etc.する際に遭遇する問題
(5)実務家が教える 交渉のコツ、ノウハウ あれこれ

5.契約書は、ここを このようにチェックする 〜 具体例で考え方・交渉術を身に付ける
演習課題1.「秘密保持契約書(CDA)」
演習課題2.「特許ライセンス契約書」
演習課題3.「共同研究契約書」

セミナー講師

国立循環器病研究センター 産学連携本部長 浅野 滋啓 先生

○これまでのご経歴
1988年3月 京都大学大学院・農学研究科農芸化学専攻 博士後期課程中退
1988年4月 武田薬品工業株式会社 生産技術研究所・バイオ技術センター、研究員
1994年1月 武田薬品工業株式会社 特許部・特許出願グループ、課長代理
2000年10月 武田薬品工業株式会社 知的財産部・知財情報グループ、主席部員(係争訴訟担当)
2002年9月 Takeda Europe R&D Center (ロンドン駐在、3年間)
2005年10月 武田薬品工業株式会社 知的財産部、シニアマネージャー(技術提携)
2015年1月 武田薬品工業株式会社 Strategy & Operations, IP & Alliance Director
2017年11月 九州大学・先端融合医療創成センター 特任准教授
2019年10月 藤田医科大学産学連携推進センター 教授
2020年5月より現職
対外活動:
日本ライセンス協会 ・理事、教育委員会副委員長、関西研修委員会副委員長
○過去関連テーマでのご講演など
・「ライセンス実務講座〜医薬・バイオ分野のライセンス」(日本ライセンス協会 2018、2019)
・「医療分野の成果導出に向けた研修セミナー(契約交渉・実践コース)」(日本医療研究開発機構 2018、2020)
・「事業化を目指す研究者のための特許と契約」(都市活力研究所  2017、2019)

セミナー受講料

1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
    お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
    お申込みは4営業日前までを推奨します。
    それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
    テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

47,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

知的財産マネジメント   企業法務   海外事業進出

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10:30

受講料

47,300円(税込)/人

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全国

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キーワード

知的財産マネジメント   企業法務   海外事業進出

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