【中止】金属積層造形(金属3Dプリンター)の開発動向と今後の展望【アーカイブ配信対応】

航空宇宙産業を中心に
海外で利用が始まっている金属3Dプリンター!
最新開発動向と各産業分野の今後の利用用途を展望


◇金属粉の製造方法(アトマイズ法・粉砕法・電解法・還元法)およびその評価と使い分け
◇積層造形の各手法:光造形法・バインダー噴射法・UV照射硬化法・FDM法・薄板積層法・
          粉末床溶融結合法・指向性エネルギー堆積法・切削併用法
◇利用分野とメリット・デメリット:医療分野、航空・宇宙機器部品、
 射出成形用金型(自由構造冷却水管)、自動車修理部品、ラティス構造軽量化部品、
 試作用(極小ロット部品も含む)


【Web受講(アーカイブ配信受講)】
 2020年9月7日(月)  ごろ配信予定(視聴可能期間:配信後約10日間)

セミナー趣旨

 金属積層造形技術はレーザー光線または電子ビームの高密度エネルギーにより必要な部分のみの金属粉末を溶解し、凝固させて金属部品を製作する技術です。複雑な形状や強度の高い金属などの難しい成形を可能にし、緻密な3D形状を造形することができます。
 海外では航空宇宙産業を中心に既に生産が始まっていますが、日本国内での普及は正直な話、これからで期待されています。
 今回、原材料の金属粉の製法の説明から、金属3Dプリンターの各種に関して説明し、メリットデメリットにも触れます。併せて、砂型造形にも触れて鋳造業界の取り組みも紹介します。

受講対象・レベル

 金属材料開発者、機械部品設計者、金属加工メーカー開発担当者、鋳造技術者

習得できる知識

 金属積層造形に関して、原材料の金属粉作成法に始まり、加工データの作成法、実際の造形方法まで、最新情報が得られます。さらに、鋳造業界での砂型作成は職人が不足する中、担い手が問題となっていますが、その解決法である3Dプリンターによる砂型造形に関しても説明します。

セミナープログラム

1.金属粉の製造方法
 1-1 アトマイズ法
  水アトマイズ法
  ガスアトマイズ法
  チタン粉アトマイズ法
  その他アトマイズ法
 1-2 粉砕法
 1-3 電解法
 1-4 還元法
 1-5 金属粉の検査方法
 1-6 金属積層造形に適する金属粉とは?
2. 金属積層造形の歴史
 2-1 黎明期(1981年、名古屋で産声をあげた技術)
 2-2 発展期(2013年、オバマ大統領の一般教書演説)
 2-3 呼び名の変遷(現在はAM法:Additive Manufacturing)
 2-4 日本でのTRAFAMの役割
3. 金属粉を原料とする他の製法
 3-1 粉末冶金(Powder Metallurgy)
 3-2 MIM(金属粉射出成形;Metal Injection Molding)
 3-3 従来技術と金属積層造形の違い
4. 積層造形の各手法
 4-1 光造形法(樹脂)
 4-2 バインダー噴射法(樹脂、セラミック、金属)
 4-3 UV照射硬化法(樹脂、セラミック)
 4-4 FDM法(熱溶融積層法:線材、ワイヤを溶融しながら造形:樹脂、金属)
 4-5 薄板積層法(樹脂、金属)
 4-6 粉末床溶融結合法(パウダーベッド法:樹脂、金属)
 4-7 指向性エネルギー堆積法(デポジション法:金属)
 4-8 +αとしての切削併用法
 4-9 金属3Dプリンタのメーカーの紹介
 4-10 積層プログラムの作成方法
5. 金属積層造形の利用分野
 5-1 メリットとデメリット
 5-2 医療分野
 5-3 航空・宇宙機器部品
 5-4 射出成形用金型(自由構造冷却水管)
 5-5 自動車修理部品
 5-6 ラティス構造軽量化部品
 5-7 試作用(極小ロット部品も含む)
6. 砂型造形への利用
 6-1 従来の砂型製法
 6-2 バインダー噴射法による鋳型製造方法
 6-3 粉末床溶融結合法(パウダーベッド法)による中子製造方法

 □質疑・応答□

セミナー講師

木藤技術士事務所 代表 技術士(金属部門) 木藤 茂 氏 略歴
1975年3月 京都大学工学部金属系工学科卒業
1977年3月 京都大学大学院工学研究科修士課程修了(冶金学)
1977年4月 福田金属箔粉工業株式会社入社 (京都市)
      同社にて電解銅箔及び金属粉の開発業務に従事
2013年1月 同社定年退職
2013年3月 技術士(金属部門:金属材料)取得(登録番号 80073号)
2013年4月 木藤技術士事務所開設 現在に至る
2016年4月~2018年3月 大阪電気通信大学 工学部 非常勤講師
資格
技術士(金属部門)
専門
金属粉製造、粉末冶金、金属積層造形、表面処理
業務内容
金属関連企業・電子材料関連企業への技術コンサルティング、各種講演 等
執筆
1. 「型技術」 (日刊工業新聞社発行)2016年4-9月号に各種金属材料の解説記事を掲載
2. 「型技術」 (日刊工業新聞社発行)2017年9月号-2018年2月号に金属粉の製法と利用方法に関して解説記事を掲載。2017年10月号は、「金属積層造形」を取り上げた。

セミナー受講料

44,000円( S&T会員受講料41,800円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 44,000円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額22,000円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( S&T会員受講料 33,440円 ) 
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※備考欄に【テレワーク応援キャンペーン】とご記入のうえお申込みください。
※他の割引は併用できません。

受講について

※申込の際、備考欄に「会場受講」「WEBセミナー」のいずれかをご記入ください。
※【WEBセミナー】の申込み受付の締切日も、会場受講のセミナー開催日までです。ご注意ください。​

【WEBセミナー】をご選択の場合、以下の流れ・受講内容となります。
※会場で受講の場合、このサービスは付与されませんのでご注意ください。
・当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
・受講期間・受講方法の詳細はメールにてご連絡申し上げます。
・S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
・視聴期間は10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
・セミナー資料は郵送または会員マイページでのPDFデータのダウンロードとなります。詳細は後日連絡いたします。
・このセミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先を掲載)


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※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

44,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

金属材料   機械加工・生産   3Dプリンタ

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