200℃程度以下の中低温排熱から
電気を得ることをできるバイナリー発電
その長所・短所、適用を検討する際の注意点やポイント、実践活用

セミナー趣旨

 国内の一次エネルギーの約2/3は未利用のまま廃棄されている。特に200℃程度以下の中低温排熱が利用されずに大気に放出されており、この傾向は20年近く変わっていないと言われている。最近、ようやく排熱の利用が注目されるようになったが、このような中低温度帯の排熱を利用する技術にはどのようなものがあるのか、また中低温排熱から電気を得ることをできるバイナリー発電はどのようなものか、長所・短所はどこにあるのか、適用を検討する際の注意点やポイントは何かなどを、実践に活用できるよう基礎から実際まで幅広く解説する

習得できる知識

国内の排熱の現状、排熱利用の実態、排熱利用技術の動向、バイナリー発電技術の基礎から詳細、排熱利用・バイナリー発電を検討する際のポイントなど

セミナープログラム

1.国内のエネルギー事情
2.国内の排熱の状況
3.排熱利用の方法の全容
4.排熱利用技術の種類と特徴、最新動向
 4.1 熱エネルギーとしての利用技術 
   ・熱交換器、ヒートパイプ、吸収式冷凍機、ヒートポンプ
 4.2 熱エネルギーから電気エネルギーへの変換技術
   ・蒸気タービン、バイナリー発電、スターリングエンジン、熱電素子
 4.3 熱および電気の高効率化技術
   ・コージェネレーション、燃料電池、コンバインドサイクル

5.バイナリー発電とは
6.バイナリー発電の原理、種類と特徴
7.バイナリー発電の各用途における実施例(地熱・温泉、工場、バイオマス)
 7.1 国内の実施例
 7.2 海外の実施例

8.バイナリー発電の構成機器、要素技術
9.バイナリー発電の導入検討
 9.1 経済性検討
 9.2 関連法規
 9.3 導入手順

10.排熱利用とバイナリー発電導入のポイント

  □質疑応答・名刺交換□

セミナー講師

森豊技術士事務所 代表、技術士(機械) 森 豊 氏【元・(株)荏原製作所】
【経歴・研究内容・活動】
早稲田大学理工学部機械工学科卒業、九州大学工学研究院機械工学専攻博士課程卒業
(株)荏原製作所にて、廃棄物発電および排熱回収発電にバイナリー発電を応用したシステムの開発、燃料電池コージェネシステムの商用化を担当。2018年森豊技術士事務所を開設。バイナリー発電、水素・燃料電池システムの技術支援を行う。

セミナー受講料

44,000円( S&T会員受講料41,800円 )
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※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
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※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

44,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

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【大田区】東京流通センター

【モノレール】流通センター駅

主催者

キーワード

省エネルギー   機械技術一般   電気・電子技術一般

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