各種材料の「耐候性試験」、「耐腐食性試験」の進め方、その応用

試験機の使い方 / 光源選定や試料前処理などのポイント
/ 長期暴露試験と促進試験とのデータ整合性
プラスチック、フィルム、金属、ガラス、自動車部材、
電池部材、建材… 対象に応じた試験の進め方のコツ

セミナープログラム

【10:00~14:10 】
第1部 材料の耐候性試験 -その考え方、装置選定、実験の進め方と応用-
クレスール(株) 木嶋 芳雄 氏

講座の趣旨
プラスチック、塗料など有機物からなる人造物は経過時間により変化する。これらの変化を抑える技術の開発や耐久性予測のための耐候性試験は、ますます重要になってきている。 
・「耐候性」とはなにか? 
・変化させる要因はなにか? 
・どのような規格があるのか? 
試験するにあたってのポイントや注意点など解説する。 講師は、メタルハライドランプ方式の耐候性試験機を20年間にわたり開発・製作・販売した経験をもとに解説したものである。

【セミナープログラム】
第1部 10:00~11:40(100分)

(1)耐候性とは何か? 
   有機材料は経時変化により、性能が変わる人造物は変化する、
   耐久性とは何か? 耐候性を表現するキーワードは?

(2)有機材料の劣化要因は?
   太陽光、熱、水、人的要因など

(3)耐候性は、なぜ必要か?

(4)耐候性の評価項目は? 

(5)耐候性試験機の種類と方法

(6)耐候性試験規格について 

(7)試験を行うにあたっての注意点

第2部 12:40~14:10(90分)

(8)試験精度の向上へのポイント

(9)耐候性試験の経済性

(10)試験機の劣化要因を変動させたらどうなるか?
   光、熱、水などの負荷条件を変更した実験例の紹介

(11)新たな劣化状態の評価方法の紹介

【質疑応答】



【14:30~17:00 ※途中休憩を挟みます】
第2部 耐腐食性試験の進め方、課題と新たな試験方法
 板橋理化工業(株)  設楽 正弘 氏

講座の趣旨
インフラをはじめ、屋外構築物は経年で劣化する。それらの補修を怠ると多大な経費と時間を必要とする。一方、自動車のEV化へ伴い、軽量化に各種金属が使われ、それらの耐久性(中でも腐食性能など)を検討するのが重要なポイントと思われる。 一方、腐食試験は長時間費やす試験であり、時間の短縮化がユーザーにとって利点であり、これらに関して解説する。

【セミナープログラム】
(1)耐腐食性とは何か? 
  金属材料は経時変化により、性能が変わる

(2)腐食に影響する因子は? 腐食の形態は色々ある

(3)腐食試験のなぜ?
  いつ頃規格化されたか、なぜ5%塩水濃度を利用するのか
  複合腐食試験は、なぜ必要か

(4)耐腐食性の試験方法に関して
  試験を行うにあたっての注意点
  各国の試験規格の紹介:JIS、ISOなど

(5)自動車の耐腐食性能試験の現状
  GMW、ルノー、VW、アウデー、FORD・・・

【10分休憩】

(6)実車環境腐食試験機の紹介

(7)コンクリート、電気自動車試験(EV)についての腐食試験規格に関して

(8)新たな試験方法の紹介(促進化に向けて)

(9)他の要因と組み合わせたらどうなるか?
  (光と塩水噴霧の組み合わせなど)

【総合質疑、個別相談、名刺交換など (16:20~17:00を予定) 】

セミナー講師

【第1部】クレスール(株) 取締役 木嶋 芳雄 氏
【第2部】板橋理化工業(株) 代表取締役 設楽 正弘 氏

セミナー受講料

1名につき50,000円(消費税抜,昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき45,000円〕


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

55,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、会場での支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】技術情報協会セミナールーム

【JR・地下鉄】五反田駅 【東急】大崎広小路駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料   金属材料   機械材料

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55,000円(税込)/人

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