免疫チェックポイント阻害薬による 有害事象の基礎および因果関係判断のポイント

免疫チェックポイント阻害剤治療の考え方や
治療アウトカムについても解説!

セミナー趣旨

 様々な癌腫において免疫チェックポイント阻害剤が実臨床で使用できるようになり、治療効果のみならず、免疫関連有害事象(irAE)についての知識と経験が浸透しつつあるirAEに対して早期発見と早期治療介入が重要であることは言うまでもないが、その発症予測、発症時期の予測は難しい。各論では各irAEについて事例を挙げながら、有害事象を徴候ベースのみで考えるのではなく、常に病態ベースに置き換えて考えることによって、適切な治療方針がとれる点を強調したい。また、自己免疫疾患の既往を有する患者やハイリスク患者に対する免疫チェックポイント阻害剤治療の考え方や、irAE治療で用いられるステロイド・免疫抑制治療と治療アウトカムについても文献ベースで触れたい。さらに、irAEに関する国内外のガイドラインを参考に、多職種連携によってirAEに対して準備と対応をすることが可能であることを述べたい。本講座でirAEに関する基本的な知識の整理をする一助になればと思う。

セミナープログラム

1.免疫関連有害事象(irAE)の発症メカニズム
2.irAEの頻度と発症時期
3.irAEの治療総論
  3-1ステロイドの使い方
  3-2免疫抑制薬の使い方

4.irAE各論
  4-1 肺障害
  4-2 内分泌障害
   4-2-1下垂体障害
   4-2-2甲状腺機能障害
   4-2-3副腎不全
   4-2-4一型糖尿病
  4-3循環器障害
  4-4関節炎

5.irAEのリスクが高い患者に対する治療:自己免疫疾患の治療
6.irAEと治療アウトカム
  6-1ステロイドとの関連
  6-2免疫抑制治療との関連

7.irAE後の治療再開
8.irAEに関する国内外のガイドライン
  ASCO, ESMO, JSMOがん免疫療法ガイドライン

9.irAE対策と多職種連携

セミナー講師

静岡県立静岡がんセンター 消化器内科 横田 知哉 氏

《専門》
腫瘍内科、頭頸部癌、消化器癌、早期開発、癌治療に伴う支持療法
《活動》
Editorial Board Member, International Journal of Clinical Oncology
Editorial Board Member, Japanese Journal of Clinical Oncology
日本臨床腫瘍学会協議員
日本臨床腫瘍学会 頭頸部がん薬物療法ガイダンス作成委員
日本臨床腫瘍学会 がん免疫療法ガイドライン改訂版作成WG委員
日本臨床腫瘍学会 拡大学術企画委員会委員
JCOG頭頸部がんグループ グループ代表委員
JCOGプロトコール審査委員会委員
日本がん支持療法研究グループ メンター
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA) 専門委員
日本医療研究開発機構(AMED) 科学技術調査員

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
  備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
  消費税が10%になります。
※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【江東区】カメリアプラザ(商工情報センター・亀戸文化センター)

【JR・東武】亀戸駅

主催者

キーワード

医薬品技術

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

49,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【江東区】カメリアプラザ(商工情報センター・亀戸文化センター)

【JR・東武】亀戸駅

主催者

キーワード

医薬品技術

関連記事

もっと見る