初心者向けセミナーです フロー・マイクロ合成技術の医薬品及び原薬製造プロセスへの導入・方法論~連続生産への試み・スケールアップ・医薬化学の活用事例・日米欧の最新動向など~【Zoomによるオンラインセミナー】

フロー・マイクロ合成の原理、考え方、活用方法、技術導入まで

連続生産への試み、日米欧の最新情報、医薬・化学分野での活用事例など
その方法論を詳しく解説していきます!

セミナー趣旨

 フロー・マイクロ合成技術の医薬品研究の活用および原薬製造の連続化に関する最新事例を紹介する。医薬品合成研究者、CMC製薬研究者、医薬品中間体の受託企業の研究員等を対象に、フロー・マイクロ合成の原理から活用のポイントを、初心者にもわかりやすく説明する。特に事例紹介だけではなく、弊社のケースを振り返って、実際に導入を考えている企業のフロー・マイクロ合成技術の導入までの方法論にも言及したい。最後に、医薬品研究の将来への展望を述べるとともに、世界で活発に行われている国家プロジェクト、コンソーシアムに関しても紹介する。

受講対象・レベル

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・危険物取扱法
・GMP

習得できる知識

・フロー・マイクロ合成の基礎知識
・医薬品合成研究におけるフロー・マイクロ合成技術の使いどころ
・原薬製造におけるフロー・マイクロ合成技術の活用法
・フロー・マイクロ合成技術の医薬品研究における活用の方向性

セミナープログラム

1. フロー・マイクロ合成技術の概要
 1.1 マイクロリアクターとは
 1.2 バッチとフローの定義
 1.3 フローの特徴
 1.4 メリット、デメリット

2. 医薬品,原薬製造プロセスへの展開
 2.1 連続生産(フロー合成含む)に対するPMDAの考え方
   2.1.1 連続生産とは
   2.1.2 国内又は医薬品業界における検討状況
   2.1.3 連続生産で有益な管理戦略
     (ロットサイズの考え方、バリデーション、安定性試験、海外での考察)
 2.2 原薬連続生産の方法論
   2.2.1 ユニット化と完全フロー化(考え方を含む)
   2.2.2 マルチパーパスのフロー反応装置
   2.2.3 生産設備としてのフローリアクター
   2.2.4 完全フロー合成による連続化
 2.3 医薬品生産現場でのフロー合成技術の活用
   2.3.1 コストに対するインパクトの考察(製薬企業の連続生産を活用したLCM戦略)
   2.3.2 危険反応、特殊反応に対するインパクト〜品質向上・コスト低減・安全性向上〜
   2.3.3 CDMOの事例
   2.3.4 CROのフロー合成・連続生産の活用の可能性

3. 医薬化学研究での活用事例
 3.1 化合物の自動ライブラリー合成
 3.2 中員環ライブラリーの合成
 3.3 光化学・電極反応への活用
 3.4 創薬研究の自動化へのチェレンジ
 3.5 合成ルート・反応条件の自動検索へのチェレンジ
 3.6 合成受託企業のメリット

4. フロー合成を取り巻く最新動向
 4.1 日米欧における連続生産の動向(コンソーシアム関係も含む)
 4.2 反応集積化が導く中分子戦略

5. 社内への技術導入の流れと弊社の事例


6. 今後の展望(まとめ)


■講演中のキーワード
光反応,ケミカルライブラリー合成,自動合成,コンテナファクトリー,連続生産

セミナー講師

塩野義製薬株式会社
研究企画統括室 主幹研究員 工学博士
高山 正己 先生
■経歴
1987年3月 京都大学工学部合成化学科卒業
1989年3月 京都大学大学院工学研究科合成化学専攻修士課程修了
1992年〜1995年 京都大学大学院 工学研究科 受託研究員
1995年 京都大学博士(工学)取得
1994年4月 同社 創薬研究所
2005年4月 同社 創薬研究所 グループ長
2013年4月 現職
■専門および得意な分野・研究
医薬品化学、有機合成化学、フロー合成化学
■本テーマ関連学協会での活動
近畿化学協会、合成化学部会、フロー・マイクロ合成研究会 幹事

セミナー受講料

1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

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  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
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配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料は、印刷物を郵送もしくはメール送付のどちらかを検討中です。
    お申込については4営業日前までのお申込みを推奨します。
    それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
    テキストが郵送となった場合、資料の到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

36,300円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   化学反応・プロセス   ナノマイクロシステム

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医薬品技術   化学反応・プロセス   ナノマイクロシステム

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