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マルチカメラ・センサシステムの設計とキャリブレーションについて
基礎から説明するとともに、教科書や論文などには
書かれることの少ない実装上の勘所を、実例を交え紹介します
セミナー趣旨
画像を用いた3次元形状・運動計測などを行うには、計測器としてのカメラの幾何学的・光学的キャリブレーションを欠かすことができません。また近年ではLiDAR、ToFカメラのように深度情報を直接出力するカメラや全周囲カメラのように透視投影ではないカメラを、またプロジェクタのように映像を投射する機器を組み合わせて使用することも一般的となりました。
本講義ではこのようなマルチカメラ・センサシステムの設計とキャリブレーションについて基礎から説明するとともに、教科書や論文などには明示的に書かれることの少ない実装上の勘所を、実例を交えながら紹介します。
セミナープログラム
1 カメラの幾何学的キャリブレーション
1.1 カメラの投影モデル
1.2 内部パラメータのキャリブレーション
1.3 外部パラメータのキャリブレーション
2 カメラの光学的キャリブレーション
2.1 光学的特性のモデル化
2.2 光学的キャリブレーションの例
3 マルチカメラシステム
3.1 マルチカメラシステムの設計ポイント
3.2 実例
4 その他
4.1 時刻同期
4.2 特殊な環境での撮影
セミナー講師
延原 章平(のぶはら しょうへい)氏
京都大学大学院 情報学研究科 准教授(博士(情報学))
<略歴>
2000年 京都大学 工学部 電気電子工学科 卒業。
2002年 京都大学大学院 情報学研究科 修士課程修了。
2005年 京都大学大学院 情報学研究科 博士後期課程修了。
2005年 京都大学大学院 情報学研究科 特任助手。
2007年 京都大学大学院 情報学研究科 GCOE 助教。
2010年 京都大学大学院 情報学研究科 講師。
2019年 京都大学大学院 情報学研究科 准教授。
現在に至る。
2010年〜2011年 米国CMU客員研究員。
<研究、等>
コンピュータビジョン、特に3次元形状計測に関する研究に従事。
IEEE Workshop on Underwater Vision Best Paper Award、CVPR2012 Best Open Source Code Award 2nd Prize、PSIVT2009 Best Reviewer Award 等を受賞。
セミナー受講料
お1人様受講の場合 46,000円[税別]/1名
1口でお申込の場合 57,000円[税別]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
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