「アンゾフの成長ベクトル」とは

アンゾフの成長ベクトルとは、事業を成長させるに当たり、市場軸と技術軸を既存と新規に分割して4象限とした時、(1)既存市場の既存技術=市場深耕、(2)既存市場の新規技術=新技術開発、(3)新規市場に既存技術=市場開拓、(4)新規市場に新規技術=多角化と分類する考え方で、1960年代に活躍した米国の経営学者I.アンゾフが、それぞれにおける類型的な戦略を論じました。 (1)が最も低リスクですが、成長の大きさは限定的です。一方の(4)は大きな成長が魅力的なものの、既存事業との関連が低い場合はシナジー効果が得られず、統計的にはほとんど成功例がないと言われます。