「SLP」とは

TRIZのSLPとは、新しい技術発想が必要なのにどうしても従来発想から抜け出せない時に、賢い小人たち(Smart Little People=SLP)だったらどうするだろうと考える、言わば工学的擬人法です。 例えば防水型の接着を考えると、まず小人たちが水を避けるために「傘をさす」「合羽を着る」「水を汲み出す、吸い出す」「長靴をはく」などと想起し、これを現実の問題に当てはめて技術的アイデアに転換します。 TRIZから発展したUSITにおいても、パーティクル法として同様の発想が使われています。

◆関連解説記事『使えるTRIZ(その1)TRIZの定義と考え』

◆関連セミナー紹介

 


「SLP」のキーワード解説記事

もっと見る
スマート・リトル・ピープル(SLP:頭の中で小人を動かせ)

1.スマート・リトル・ピープルとは  先日読書中に、雑誌のコラムで思いがけない名言を発見しました。一橋大名誉教授の伊丹敬之氏が、論理的思考の要諦は「頭の...

1.スマート・リトル・ピープルとは  先日読書中に、雑誌のコラムで思いがけない名言を発見しました。一橋大名誉教授の伊丹敬之氏が、論理的思考の要諦は「頭の...