匠ナレッジコアとは?(2) KATANAとTAKUMIを合わせると、何が起きるのか?

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匠ナレッジコアとは?(2) KATANAとTAKUMIを合わせると、何が起きるのか?

 

前回までの記事で、KATANA(刀)プロンプトとTAKUMI(匠)プロンプトという、2つの道具を紹介しました。ここで、こんな声が聞こえてきそうです。「2つあるのは分かった。でも、なぜ両方いるの? 1つじゃダメなの?」この素朴な疑問に答えるのが、今回のテーマ「匠ナレッジコア」です。むずかしい言葉は使いません。順番に、ゆっくり見ていきましょう。

匠ナレッジコアとは?(2) KATANAとTAKUMIを合わせると、何が起きるのか?

 

【目次】

    1. 2つの道具を、一言でおさらい

    【KATANA(刀)= 過去の失敗データを、使える知恵に鍛え直す道具】
     たまっているトラブル報告書を、AIが深く掘り下げて「本当の原因」まで磨き上げます。


    【TAKUMI(匠)= ベテランの頭の中を、言葉にして引き出す道具】
    「なんとなく分かる」という体で覚えた知恵を、AIが質問しながら言葉に変えていきます。
    (くわしくは KATANAプロンプトとは? / TAKUMIプロンプトとは? をご覧ください)

     

    2. 現場の悩みは、実は「2種類」ある

    なぜ道具が2つ必要なのか。それは、現場...

    匠ナレッジコアとは?(2) KATANAとTAKUMIを合わせると、何が起きるのか?

     

    前回までの記事で、KATANA(刀)プロンプトとTAKUMI(匠)プロンプトという、2つの道具を紹介しました。ここで、こんな声が聞こえてきそうです。「2つあるのは分かった。でも、なぜ両方いるの? 1つじゃダメなの?」この素朴な疑問に答えるのが、今回のテーマ「匠ナレッジコア」です。むずかしい言葉は使いません。順番に、ゆっくり見ていきましょう。

    匠ナレッジコアとは?(2) KATANAとTAKUMIを合わせると、何が起きるのか?

     

    【目次】

      1. 2つの道具を、一言でおさらい

      【KATANA(刀)= 過去の失敗データを、使える知恵に鍛え直す道具】
       たまっているトラブル報告書を、AIが深く掘り下げて「本当の原因」まで磨き上げます。


      【TAKUMI(匠)= ベテランの頭の中を、言葉にして引き出す道具】
      「なんとなく分かる」という体で覚えた知恵を、AIが質問しながら言葉に変えていきます。
      (くわしくは KATANAプロンプトとは? / TAKUMIプロンプトとは? をご覧ください)

       

      2. 現場の悩みは、実は「2種類」ある

      なぜ道具が2つ必要なのか。それは、現場の困りごとが2種類に分かれるからです。困りごとの種類として、たとえば、次の場面などです。

      【悩みA】・・・記録は「ある」のに、使えていない
        過去のトラブル報告書は山ほどある。でも、似た問題が起きても誰も見返さない。だから、また同じ失敗をくり返す。

       

      【悩みB】・・・そもそも記録が「ない」知恵がある
        田中さんの30年の経験は、どこにも書かれていない。本人も「言葉にできない」と言う。退職と一緒に、消えてしまう。


      この2つは、性質がまったくちがいます。だから、それぞれ専用の道具が必要なのです。

      匠ナレッジコアとは?(2) KATANAとTAKUMIを合わせると、何が起きるのか?

       

      3. 匠ナレッジコアを、一言で言うと?

      KATANAで鍛えた知識とTAKUMIで引き出した知恵を、同じ場所に集めて、誰でも・いつでも使えるようにした仕組み

      〜 いわば、会社の「頭脳」をつくるフレームワークです 〜


      ※この知恵の置き場を、専門用語で「ナレッジDB(RAG)」と呼びます。かんたんに言えば、質問すると答えてくれる、会社の物知り箱です。

       

      4. 「刀(かたな)」のたとえで理解する

      名刀は、2種類の鋼(はがね)を組み合わせて作られます。この構造が、匠ナレッジコアとそっくりなのです。

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      完成すると、現場はこう変わる(具体例)

      言葉だけだとピンと来ないかもしれません。実際の現場で、どんな場面がどう変わるのか。4つの例で見てみましょう。

      匠ナレッジコアとは?(2) KATANAとTAKUMIを合わせると、何が起きるのか?

      匠ナレッジコアとは?(2) KATANAとTAKUMIを合わせると、何が起きるのか?

       

      5. AIは、こんな「形」で答えてくれます

      「AIが答える」と言っても、バラバラの文章では現場で使えません。濱田式では、答えをいつも同じ4点セットでそろえます。これを判断カードと呼びます。

       

      6. まとめると、起きる「3つの変化」

       

      7. 3つの関係を、図でまとめる

       

      KATANAで「過去の失敗データ」を鍛え、TAKUMIで「ベテランの頭の中」を引き出し、同じナレッジDBに統合する。田中さんの30年が、AIに刻み込まれる。

       

      8. 3つの言葉 ひとめでわかる早見表

       

       最後に

      • 品質管理を、属人技から組織標準へ。
      • 経験依存から知能協働へ。
      • 熟練の暗黙知を、全員が使える武器に。


      それが、高崎ものづくり技術研究所の使命です。 濱田(高崎ものづくり技術研究所 代表)

      ◆関連解説記事・・・熟練の暗黙知を全員が使える武器に~濱田式AI品質スタンダード実務編~

       

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      この記事の著者

      濱田 金男

      製造業に従事して50年、新製品開発設計から製造技術、品質管理、海外生産まで、あらゆる業務に従事した経験を基に、現場目線で業務改革・経営改革・意識改革支援に取り組んでいます。

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