FMEA 故障モード影響解析(その1)

 

【目次】

  • 概要・効用・特徴
  • 1. アイテム  ← 今回掲載分
  • 2. 手順
  • 3. 評価
  •  1) 項目別の評価
  •  2) 合否の判定
  • 4. 実施者
  • 5. 誤った事例
  • 6.あとがき

【範囲】 

 今回の連載は、信頼性設計の合否を判定するための「絶対評価 4点法 FMEA」です。

【概要】

 FMEAとは、製品や工程が故障や災害を起こさないように設計されているか否か、信頼性設計の合否を判定する手法・活動です(英名:Failure Mode and Effect Analysis、和名:故障モード影響解析)。

【効用】

  • システム(製品や工程)の故障を少なくするのに役立つ。
  • このページでは、簡便で他人にも説明しやすく、ISO/TS 16949 認証登録に最適な絶対評価 4点法 FMEAを事例を通じて説明します。
  • このFMEAは、当研究所が10年の経験を経て2003年に発表した方式で、現在1,000社以上の企業で実施されています。

【特徴】

 次のような手順を踏みます。最初に(故障ではなく)故障モードを挙げ「その故障モードが起きたらどのような故障や災害が起きるか」とボトムアップに追跡して影響を特定し、影響の深刻さに応じた対策がされているか、信頼性設計の合否を問います。

FMEA

【図の説明】

  • 1) 底部に列挙されている a、b、c ... 等の故障モードごとに「a が起きたら何が起きるか」とボトムアップに故障や災害を追究する。
  • 2) 逆に、上に機能や故障を挙げて「この故障はなぜ起きるか」とトップダウンするのはFTAであって、FMEAだと誤解してはならない。
 

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【フォーマット】

 手順の概略を、次のフォーマットに示します。

FMEA

1. アイテム(品名)

 「アイテム(品名)」とは、FMEA を行おうとする「システムの部分」、言い換えれば、故障モード(後述)が起きる場所のことです。

FMEA

 次に説明する事例では、図の台所のガスバーナーのホースを取り上げるので、アイテムはホースになります。

 次回は、2. 手順から解説を続けます。

 


この記事の著者

鵜沼 崇郎

小学生は「習うより慣れよ」、管理技術は「慣れるより、考えよ」

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