アフターコロナの世界とビジネスの未来予測

(株)ICTソリューション・コンサルティング 代表取締役社長 (株)デジタルイノベーション研究所 代表/クリエーター 冨永 孝

構成・収録時間

DVD: テキストデータ(PDF形式)のCD-ROMつき収録時間 約2時間37分

分野

戦略/マーケティング > 事業戦略

価格

49,500円 (税抜 45,000円) 2点 在庫あり

商品説明

アフターコロナの世界とビジネスの未来予測
-サバイバルためのビジネスを創る(リーンキャンバス2.0)と捨てる、変える-

動作環境
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講師からのコメント

冨永 孝(とみながたかし) 氏

社会変革アーキテクト ビジネスクリエーター 経営コンサルタント/〜2008年 アクセンチュア(株) 統括エグゼクティブパートナー(通信)/2009年〜(株)ICTソリューション・コンサルティング 代表取締役社長(現職)/(株)デジタルイノベーション研究所 代表。

2002年 アクセンチュアグローバルよりQVS大賞受賞(グローバルベストコンサルタント)。長年に渡り、ICT業界(通信/IT/メディア)における各リーディングカンパニーの事業転換戦略、サービス開発、BPR戦略、及び事業構造転換(チェンジマネジメント)を支援。ICT戦略を通じて、各インダストリ(製造/流通/公共等)のイノベーションを支援。従来の業種別事業戦略から、業種横断的バリューチェーン戦略への転換を提言。伝統的なコンサルティングサービスに飽き足らず、イノベーティブなコンサルティングサービス(クロスインダストリ/ICT活用/仮説検証/対話型)の実績と更なるチャレンジ。近年は、総務省/文科省/経産省等への政策提言、及び、経営コンサルティング会社(国内外)/シンクタンクへのコンサルティングを実施。

【主なクライアント】大手通信会社大手IT会社へのコンサルティング、大手コンサルティングファーム、大手シンクタンクへの幹部教育、コンサルティング、政府への政策提言他多数。

内容紹介

2019年に中国武漢で感染が確認された新型コロナウィルスは、瞬く間にアジア、ヨーロッパ、アメリカ、中東、アフリカにまで広がり、WHOによってパンデミック宣言が出されました。

日本でも、翌年3月末から感染が広がり、緊急事態宣言が全国に発令されました。

新型コロナウィルスの影響は、医療、公共衛生、暮らしにとどまらず、インバウンド、飲食、その他小売、さらには自動車をはじめとする製造業のサプライチェーンにまで影響を及ぼし、IMFは日本の今年度経済成長がマイナス5.2%、アメリカはマイナス5.9%、中国は1.2%、ユーロ圏はマイナス7.5%となっています。(2020年4月現在)しかしながら、2021年度の予測は、すべての地域でプラスと予測され(全世界でプラス5.8%)、かなり楽観的な数字となっています。

本当に2021年には全世界がコロナの影響を乗り越え、今までの延長戦で回復するのでしょうか? 私は、NOだと思います。皆様の多くも同感ではないでしょうか?

特に、日本にとっては、コロナの克服だけが課題ではありません。20年以上も続く成長鈍化とデフレ、2020年から始まる世帯数の減少、消費税(2019)による景気低迷、オリンピックの延期による需要の減少、そして、今回のコロナパンデミック(インバウンド、小売、飲食、製造業)。これらの影響を考えるならば、日本だけでなく、2020年は、世界の政治、経済、社会、経営に関して、古い時代の「終わりの始まり」と新しい時代の「始まりの始まり」の分岐点と言えるでしょう。

今回のセミナーでは、コロナ後の世界(アフターコロナ)と今までの世界(ビフォーコロナ)のビジネスを比べることにより
  ●衰退、消滅する産業、企業とは?
  ●成長、拡大する産業、企業とは?
  ●サバイバルに向けた準備とは?
を皆さんと考えたいと思います。

  1. プロローグ
    ・未来予想とは?
    実は、未来はすでに起こっている
  2. 新型コロナウィルスがもたらしたもの
    ・すでに、起きている未来は
    -逆回転が始まりつつある(グローバル、近視眼的合理性、成長志向(豊かさ))
    -従来トレンドの加速(デジタル、生産性向上、課題解決)
    -新たな胎動(リスク、デジタルとリアルの融合、2大プラットフォーム覇権戦争)
  3. アフターコロナの世界を予測する
    ・政治、経済、社会は激変する
    -米中覇権戦争と大きな政府への移行(政治)
    -資本の流れが大きく変わる(新たな投資と緊縮財政の終焉)(経済)
    -ソーシャルディスタンスと安全、生存への移行(社会)
  4. アフターコロナのビジネスを予測する
    ・産業構造は大きく変わり、淘汰、再編が始まる(2020-2023)(産業構造)
      -従来の産業構造(ものの産業)が解体し、課題解決バリューチェーンに移行する
    ・多くの業界が、従来事業の縮小、消滅を余儀無くされる(事業)
      -顧客インテリジェンスを待たない企業は、GPFの下請けに、規制産業(含む公共)の多くは、より効率化が要求される
    ・GAFA/BATHが社会プラットフォームの一端を担う
      -GPFと政府との連携とデータ独占への規制強化(歩み寄り)
    ・従来の企業システム(マネジメント)の解体が始まる(企業)
      -企業のバーチャル化(リモートワークから仮想企業、仮想オフィスへ)
      -企業系列の解体(企業グループの再編と持ち株会社化)
      -リモートワークや副業が、優秀な社員の帰属意識、モチベーションを変え、また、社内における人材評価を一変させる
  5. アフターコロナを生き抜くには
    ・アフターコロナを生き抜くには、従来のビジネスOSを捨てよ
      -創造的破壊の思考を持とう(3D思考:デジタル、デザイン、ディストラクディブ)
      -創造的破壊のフレームワークを持とう(社会課題マップ、トランフォーメーションシナリオ、SDMモデル(需要、供給、マネー)
      -創造的破壊のツールを持とう(断捨離、チェンジマネジメント、リーンキャンバス2.0)
  6. エピローグ
    ・サバイバルするということは
      -先人に学ぶ生き残りの極意