自動機設計実務講座[応用編]

構成

テキスト4冊(5,6,7,8)/テスト4回  テスト形式:Web選択

分野

固有技術 > 機械技術

制作

価格

38,390円 (税抜 34,900円) 1点 在庫あり

商品説明

学習のねらい

生産ラインの効率化・自動化の要求がますます強まり、そのため高性能な自動機の需要が広がっています。信頼性の高い自動機を設計するには、歯車やピン、キー等といった個々の機械要素を理解するだけにとどまらず、自動機を含む生産ライン全体のシステム設計も理解することが、非常に重要になっています。とくに最近では、FMS に対応できる自動機の設計が求められています。本講座は、自動機械の開発・設計に不可欠な機械要素の取付法からはじめ、プロセスを積み重ねるうちに、応用設計ができる設計者になれるようにカリキュラムを組んでいます。

機械要素の取付法から、応用設計まで

学習期間:4 か月

「開講は毎月1日です。希望開講月の前月20日までにお申し込みください。」

対象者・レベル

●研究・開発、設備設計、治工具設計、生産技術、設備保全等に携わっている方 。
●工業高校機械科卒で経験5年または大学機械系卒で経験2年以上の方。
●応用編については、自動機設計の基本がわかる(基礎編修了程度)方。

到達目標

●トルク計算、自動組立機の周辺機器のトラブル対策、ロボット周辺機器をどのようにFMS に対応させるかといった生産ラインへの応用力が身につきます。

動作環境

テストは全てWebを活用しますので、 受講にはインターネット環境が必要となります。
●パソコンOSとブラウザ:
OS(Windows® ):Windows 10
OS( Mac® ): Mac OSX 10.12.6以上
ブラウザ(Windows® ):Edge 最新版、Firefox 最新版、Chrome 最新版
ブラウザ( Mac® ): Safari 最新版、Chrome 最新版

●スマートフォン/タブレット:
推奨しておりません。

内容紹介

1. 応用設計(1 )
カム機構を実際に設計する場合の考え方、計算の手順、設計の方法等を具体例によ り習得する。

1.ゼネバ機構とラチェット機構
2.ピックアンドプレイス・ユニットの設計(1 )
3.ビックアンドプレイス・ユニットの設計(2 )
4. XY テーブルとそのトルク計算

2. 自動組立周辺機器
自動組立の3 要素(移送、供給、組立)の概略と構造を学び、とくに現場に多いトラ ブル事例を例題にその原因を解明し、対策について習得する。

1.シュートの滑り挙動とトラブル対策
2.マガジン、首つりシュート及びエスケープ
3.軸穴挿入問題と最大実体公差方式
4.ハンドの種類、機構学、力学

3. ロボット周辺機器
産業用ロボット周辺機器、特に自動組立ラインに使用する組立ロボットについて習得する。

1.産業用ロボットの概要
2. FMS とロボット周辺機器(1 )
3. FMS とロボット周辺機器(2 )
4. FMS 対応ハンド、供給、エスケープ

4. 応用設計(2 )
自動機の構想例や昇降運動を行わせるとき、水平運動とは異なる運動力学のポイン ト等をヒントに自分で自動機の構想が立てられるような考え方を習得する。

1. 1 回転クラッチ、特殊機構
2.応用設計例
3.昇降ブロックの駆動トルク
4.カウンタウェイトがある昇降ブロックの駆動トルク