書評検索結果

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「新QC七つ道具の使い方がよーくわかる本」今里健一郎著

投稿日 2014/05/22

新QC七つ道具は提案されて以来40年近くが経過して、あらゆる業務に利用可能であるという認知度は高まっているものの、自分の仕事にどう生かすかがピンと来ない人も多いようです。

本書では各手法の解説に留まらず、手法毎に「営業販売」「事務企画」「設計開発」「技術製造」各部門での実践事例を示すとともに、演習問題で読者に考えさせることで理解を深めようと工夫されています。

個人的な学習だけでなく、企業内教育などで多様な部門の人たちに学習してもらうテキストとしても使えそうです。

「おはなし新QC七つ道具」納谷嘉信著

投稿日 2014/05/09

日本規格協会の「おはなし科学・技術シリーズ」は、純技術から管理技術、科学項目まで分かりやさしい解説書を120冊を揃えており、この欄でもこれまで何冊か紹介しています。

本書はイラストや図表を多用して分かりやすさに工夫はあるものの、7つの各手法をしっかり書き込んでいるほか、7つを組み合わせた事例、全社推進の方法や注意点まで内容が豊富であり、これ一冊ですべてが網羅されていると言って良い程です。

新しいプロジェクトを始める際に、計画立案のために一読されることを勧めます。

「品質管理のためのカイゼン入門」山田秀著

投稿日 2012/12/04

本書は、改善の進め方や役立つ手法をまとめた新書サイズの入門書です。
基本的な考え方から重要事項、デミングサイクルの各ステップの詳細まで
一通りやさしく解説されているので、全くの初心者が第一歩として読むのに
最適でしょう。
手法類もQ7、N7からQFD,タグチメソッド、ワイブル解析まで広範に
扱っていますが、さすがに浅い説明となっており、これだけで実践する事は
難しいでしょう。