「血の巡りを良くする手法の連携活用」VCP-Net研究会

投稿日 2014/08/21

本書は、日本規格協会を中心に各種の手法専門家が集結し、開発戦略策定プロセスと開発実行プロセスの整流化を目指すVCP-Net(価値創生実践知開発ネットワーク)のWG1成果として出版されました。

構成としてはBSC,SWOTから品質管理7つ道具、新7つ道具、QFD、TRIZ、品質工学といった主だった37手法を一定のフォーマットで表現したのち、各々の手法を目的の主語述語のマトリクスで分類したり、手法間の連携を検討したり、果ては新しい手法の必要性や出現可能性にまで言及し、徹底的に手法を「深掘り」しています。

VCP-Netで抽出した300技法の内の37だけを分析した中間報告という扱いになっていますが、料理方法はかなり研究が進んでいるように見受けられ、ものづくり革新ナビのシステム改善にも大いに活用できそうです。

136Pと薄手の装丁ながら、中身の濃い一冊です。