■多孔性の結晶性アルミノケイ酸塩:ゼオライトを基礎から丁寧に解説!
■ゼオライトの基礎、結晶構造・組成と物性との関係、物性評価の手法まで学びます
★触媒や吸着材料としてますますの注目・利用が見込まれるゼオライトを徹底解説!
★ゼオライトの結晶構造・組成と物性、触媒特性の向上のための合成法・後処理法をケーススタディを交えて徹底理解!
日時
【Live配信:アーカイブ付き】 2024年6月21日(金) 10:30~16:30
【アーカイブ(見逃し)配信】視聴期間は終了翌日から7日間を予定
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
★アーカイブ配信のみの受講もOKです。
セミナー趣旨
習得できる知識
・ゼオライトの結晶構造・組成と物性との関係の基礎知識
・ゼオライト合成の基礎知識
・ゼオライト触媒の機能を高める処理方法のノウハウ
・調製したゼオライト触媒のキャラクタリゼーションの手法
セミナープログラム
1.1 ゼオライトの結晶構造の多様性
1.2 ゼオライトの細孔径による分類
1.3 ゼオライトの組成による分類
2.ゼオライトの合成法
2.1 水熱合成法
2.2 構造規定剤(structure-directing agent)の役割
2.3 種結晶の役割
2.4 FAU型ゼオライトを原料とするゼオライト合成
2.5 合成混合物の水の量の影響:HF添加法を例に
2.6 dry-gel conversion法:ゼオライトベータを例に
3.ゼオライトの後処理(ポスト処理)法
3.1 ポスト処理の種類
3.2 アルカリ処理:脱ケイ素とメソ孔の形成
3.3 酸処理:脱アルミニウム
3.4 スチーミング:「Si migration」
3.5 骨格元素の置換
4.ゼオライトの物性評価
4.1 X線回折
4.2 窒素吸着等温線・アルゴン吸着等温線
4.3 水蒸気吸着等温線
4.4 固体NMR(1) 29Si MAS NMR
4.5 固体NMR(2) 27Al MAS NMR
4.6 その他の評価方法:電子顕微鏡、NH3-TPD、赤外分光など
□質疑応答□
セミナー講師
【経歴】
2003年 早稲田大学理工学部 助手(在学中兼任)
2004年 早稲田大学大学院理工学研究科応用化学専攻博士後期課程 修了
2005年 東京工業大学 資源化学研究所 JST博士研究員
2007年 東京工業大学 資源化学研究所 助手(2007年4月、助教に改称)
2009年 横浜国立大学 学際プロジェクト研究センター 特任教員(助教)
2012年 横浜国立大学 大学院工学研究院機能の創生部門 准教授
2013-2014年 JSPS「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」派遣研究員(兼任)、渡航先:ENSICAEN(フランス)
2016-2020年 JSTさきがけ「革新的触媒の科学と創製」研究員(兼任)
現在に至る
【受賞】
●平成23年度 石油学会奨励賞(コスモ石油賞)「MCM-22およびベータゼオライト触媒の合成・高性能化に関する研究」
●平成27年度 触媒学会奨励賞「ゼオライト微細構造の変換による触媒の高機能化」
●第5回新化学技術研究奨励賞「Core-shell構造からなる超高選択性を発現するゼオライト触媒の創製」
●2020年度 日本吸着学会奨励賞「規則性多孔質材料の親疎水制御による高機能化」
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-mail案内登録価格 39,820円 )
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
受講、配布資料などについて
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
≫ テストミーティングはこちら
アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 視聴期間は終了翌日から7日間を予定しています。
- S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
- セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。
(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ) - 動画視聴・インターネット環境をご確認ください。
- 以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
- セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
≫ 視聴環境 ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】
配布資料
PDFテキスト(印刷可・編集不可)
その他注意事項
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。
前に見たセミナー
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
化学成分の分析:金属材料基礎講座(その141) 元素の成分分析とは
◆ 化学成分の分析 化学成分の分析では主に試料中の元素(炭素、鉄など)の成分(含有量、不純物量など)を分析します。化学成分の分析には... -
ICDD、ハナワルト法:金属材料基礎講座(その140)
【目次】 1. ICDD(国際回折データセンター) XRDの物質同定のためには基準となる材料の回折データが必要です。X線回折図形の... -
-