【CCSは脱炭素社会のゴールキーパー】
〜有力なCCS事業、水素事業、脱炭素燃料等〜
開催日 2024年 2月 7日(水)
セミナー趣旨
GX推進法が制定され本格的な脱炭素への取組みが始まりました。
この中で、政府は脱炭素目標の達成に向け、分野ごとに今後10年間の二酸化炭素排出削減目標と必要な投資額の目安を設定し、次世代型太陽電池、水素といった新技術を中心に、今後10年で官民合わせて150兆円を超える投資が必要になる見通しとなっています。政府はこれら支援を呼び水に民間投資の活性化を目指す方針です。
このセミナーでは、現在議論が進んでいる分野別の「GX経済移行債」の戦略動向と、今後有力な投資事業の基盤となるCCS事業法(仮)、水素事業法(仮)並びに脱炭素燃料等の我が国の取組を解説します。
セミナープログラム
1.我国のGX投資の方向性
2.CCS事業の動向
・基本的方針
・事業法の骨子
・CCSに関する安全性
3.水素事業の動向
・事業法概要
4.カーボンマネージメントと脱炭素燃料(SAF、合成メタンなど)
5.まとめ
セミナー講師
愛知工業大学 総合技術研究所 教授
経済産業省 カーボンマネジメント小委員会 委員
脱炭素燃料政策小委員会 委員
[元トヨタ自動車(株)]
近藤 元博(こんどう もとひろ) 氏
1987年 トヨタ自動車株式会社。総合企画部長 第1トヨタ企画部長 戦略副社長会事務局 担当部長 他。資源、エネルギー、化学物質、環境管理をはじめとした環境問題並びに生産企画、経営企画、事業企画等事業戦略を担当。2020年 愛知工業大学総合技術研究所 教授。産学連携、地域連携等を通じ、脱炭素社会、資源循環社会の達成に向けて研究開発、教育に取組中。
経済産業省 総合資源エネルギー調査会 委員。脱炭素燃料政策小委員会 カーボンマネージメント小委員会。カーボンニュートラルコンビナート研究会 カーボンリサイクル研究会。内閣官房 国土強靭化推進会議 委員 他。
セミナー受講料
1名につき 33,440円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 2時間1分 テキストデータ(PDFデータ)つき
■セミナーオンデマンドについて
<1>収録動画をVimeoにて配信致します。
<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。
2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
プラグインハイブリッド型水素燃料自動車 水素エネルギー社会(その14)
今回は、プラグインハイブリッド型水素燃料自動車に関して、解説します。 【目次】 1. ホンダ 新型水素燃料自動車(... -
トヨタの水素エネルギー戦略 水素エネルギー社会(その13)
◆水素エネルギー社会 連載目次 1. 燃料電池自動車開発 2. 船舶の次世代エネルギー源 3. 燃料電池自動車開発競争 4. 東レ ~ F... -
振動発電デバイスの特徴と原理、各方式の利点・制約、用途を解説
振動発電デバイスには、圧電方式、静電方式、電磁方式、磁歪方式という4つの主要な方式があります。これらの方式は、振動エネルギーを電気エネ... -