FMEAはただ導入するだけでは意味がありません。
本来あるべき姿,DRBFMとの関連や効果的な作成法・活用法,DRでの活かし方など,わかりやすく解説!

セミナー趣旨

未然防止の道具としてFMEAを使っている企業は多く,自動車業界の規格のIATF16949では必須となっています。

顧客からの要求にてFMEAを実施,提出している企業も多いですが,単に顧客対応,IATF16949認証対応で実施し,本来の未然防止には役立っていないのも散見されます。DR(デザインレビュー)の資料として必須としている場合も多いですが,資料に入っているだけでは,未然防止への効果はほとんど無いといっても過言ではないでしょう。FMEAがうまくいかないから,トヨタ流のDRBFMを実施してみたけれど,これまた,うまくいっていない,というのもよく聞きます。

本来の未然防止とは,そして,FMEAのあるべき姿とは,DRBFMとの関連など,基本的なことから,講師の実務経験,そして20年以上のコンサル経験からの多くの事例を交えて解説します。

セミナーのポイント

  • 未然防止において,FMEAの効果的な作成法や活用法を基礎から解説。
  • FMEAと未然防止活動との関連性,本来の未然防止や区分,効率的な実施時期,ロスコスト削減などのポイント。
  • FMEAに関与すべき製品企画,設計開発,試作・製造,生産技術,設備,品質保証に関係する技術者,管理者向けに。
  • 多くの事例を通して,DRでの活用も含めて解説します。

受講対象・レベル

  • 製品企画,設計開発,試作・製造,生産技術,設備,品質保証に関係する技術者,管理者
  • 未然防止を推進したい方
  • これからFMEAをやろうとしている方
  • FMEAやDRBFMをやってはいるけれども,うまくいっていない方
  • 顧客対応やデザインレビューでFMEAに接している方

セミナープログラム

I.FMEAの考え方,未然防止活動とは
1.FMEAとは
2.本来の未然防止とは
3.未然防止の3区分
4.FMEAが上手くいかないのは
5.効率的な未然防止活動の実施時期とは

II.基本的なFMEAの進め方
1.FMEAの前後
2.有効な道具とその使い分け
3.的を射る(重点化実施する)ためには
4.きっかけ(インプット)の明確化のために
5.FMEAの作成

III.FTAの活用こそ大切
1.FMEAとFTA
2.FTAの活用によるFMEAの効率アップ

IV.DRにおけるFMEAとは
1.DRの本来の姿とは
2.DRに対する誤解
3.DRの分類と明確化について
4.DRの効率化による未然防止の有効化

V.事例紹介
・FMEAの重点化事例
・おかしなFMEA事例

◎ 質疑応答

セミナー講師

上條 仁 氏
CS-HK代表・シニアコンサルタント
略歴
1983年,日立製作所入社。パワーデバイスから自動車用半導体の設計開発,品質保証までを担当。ISO9001&ISO/TS16949(現IATF16949)認証対応,全社品質改善活動でQFDなどの普及を推進する。
2002年に退社し,CS-HKを設立。QFD,TRIZ,FMEA/DRBFM,FTA,DR,ISO9001などのコンサルタントとして活動中。

著書
 本気で取り組むFMEA(日刊工業新聞社),
 本当に役立つTRIZ(日刊工業新聞社・共著)

セミナー受講料

43,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:00

受講料

43,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

FMEA   FTA   DR(デザインレビュー)

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43,000円(税込)/人

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FMEA   FTA   DR(デザインレビュー)

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